敷布団の選び方|機能や素材から選ぶコツ

敷布団の選び方|機能や素材から選ぶコツ
敷布団を選ぶときは、「機能」と「中材(敷布団の中身の素材)」に注目してみましょう。
機能面では、「ダニやムレを抑えたい」「自宅で洗濯したい」等、様々な要望にこたえてくれる項目があるので、ぜひチェックを。
さらに中材は、素材によって「保温性」「湿気の逃がしやすさ」「へたりにくさ」「弾力性」などに得意・不得意があります。特徴をご紹介しますので、見比べて選んでくださいね。
ご自身のライフスタイルにかなった敷布団を見つけて、快眠を手に入れましょう。

敷布団の選び方
機能から選ぶ

ご自身の環境にあわせて、
優先したい機能を決めて
選びましょう。
敷布団の機能面には、汗っかきさんにも嬉しい「ムレにくさ」や、「寝心地をととのえる」「清潔さを保つ」「へたりにくい」など、お布団にほしい!と思う項目がそろっています。
まずはいちばん気になる項目から見てみましょう。
敷布団

ムレにくい

人は一晩寝ている間に、コップ1杯分の汗をかくと言われています。
吸放湿性に優れた敷布団を選ぶと、ムレを軽減してくれます。
特に、汗をかく量が多い方には、吸汗速乾機能付きや羊毛素材の敷布団がおすすめです。
ムレにくい
吸汗速乾機能付き
吸汗速乾機能付き
羊毛素材
羊毛素材

寝心地(寝姿勢)

一般的に、理想的な寝姿勢は立ったままの状態といわれています。
立ち姿勢は背骨がゆるやかなS字カーブを描きます。この状態を寝ている間も維持できると理想的。
そのため、適度な弾力と身体のS字カーブに沿って体圧分散してくれる敷布団を選ぶことが大切です。
体圧分散機能付き
体圧分散機能付き

清潔性

敷布団は寝汗を吸収して湿度が上がりやすく、それにともないダニや菌なども発生しやすくなります。
より清潔な状態を保つには、防ダニ・抗菌・防臭(消臭)効果などがあるものがおすすめです。
防ダニ機能付き
防ダニ機能付き
抗菌・防臭機能付き
抗菌・防臭機能付き
自宅でお手入れをしたい方は、洗える敷布団やカバー付きがおすすめです。

耐久性

毎日、全体重がかかる敷布団。どうしても使っていくうちにへたりが出てきます。
ある程度は時間がたつと避けられませんが、耐久性に優れた芯材を使用しているものや、厚みのあるものを選んでいただくと、比較的長持ちします。
芯材にウレタン素材や耐久性の高い固わたを使っているもの、または厚み8㎝以上のボリュームタイプがおすすめです。
ウレタン素材
ウレタン素材
固わた素材
固わた素材
ボリュームタイプ
ボリュームタイプ

敷布団の選び方
素材の特徴から選ぶ

中材として使われる素材は、
「合成繊維」「羊毛」「ウレタン」
「綿」など。
それぞれの素材の長所と短所を、
豆知識をそえてご紹介します。
軽くてほこりの出にくい「合成繊維」、保温力に優れる「羊毛」、クッション性の高い「ウレタン」、ふかふか弾力がある「綿」。
保温性・吸放湿性・耐久性・寝心地など、迷ったときはご自身が重視したいポイントに着目して選んでくださいね。
敷布団の選び方 素材の特徴から選ぶ
敷布団の選び方 素材の特徴から選ぶ
※1 中空わた(ストロー形状など)は保温機能が高く〇になります。
※2 機能を付加することで〇になります。
※3 特殊な形や穴を空けるなど、加工をすることで〇になります。
合成繊維
合成繊維 素材自体は天然繊維に比べ、軽量でほこりが出にくいのが特長です。反面、保温・吸放湿には劣ります。
ただし最近では、繊維をストロー状にした中空ポリエステルわたが主流で、空気をため込むことで優れた保温性を発揮したり、特殊な形状や機能を加工することで、抗菌・防臭・消臭・防ダニなど、洗いにくい敷布団の弱点を補うものが出ています。そのほかにも吸湿発熱、調湿機能わたなど、機能面のバリエーションが豊富です。
羊毛(ウール) 保温性、吸放湿性、弾力性に優れ、敷布団に良く使われる素材です。快適でへたりにくいですが、一度へたると回復しにくいという欠点も。
天然繊維なので、長持ちさせるためには、こまめな天日干しが必要です。
繊維の表面がウロコ状で独特のちぢれ(クリンプ)をもち、この形状が優れた保温性、吸放湿性、弾力性を生み出します。最近は、羊毛と合成繊維と混ぜた「羊毛混」として使われることも多くなっています。
ウレタン ウレタンは弾力性に富み、軽量なものが多い素材です。クッション性に特徴があり、寝心地を重視する方におすすめです。吸放湿性にはやや欠けるため、お手入れに陰干しをすることが大切です。
優れた反発性の高弾性(高反発)や、ゆっくり沈み込み体圧を分散してくれる低反発、凸凹したプロファイルタイプ、穴空き、体形に沿うよう開発された特殊形状など、寝心地を追求した構造が取り入れられています。
綿(コットン) 綿はふんわりと弾力性があり、保温性、吸湿性の高い素材です。一方で放湿性はやや劣り、長持ちさせるためには、こまめな天日干しが必要です。耐久性は約3~5年といわれていますが、敷布団のボリュームが低下してきたら買い替えをご検討ください。
合成繊維わたが開発される前によく使用された素材で、昔は布団屋さんでよく打ち直し(職人の技術で新品のような状態にわたを蘇らせること)が行われていました。

敷布団の選び方
サイズから選ぶ

1人用からご家族で使えるファミリーサイズまで、サイズを豊富に取り揃えております。
お求めのサイズで商品をお探しください。
シングル
シングル
セミダブル
セミダブル
クイーン~5人用
クイーン~5人用

敷布団の選び方
カラーから選ぶ

お部屋の雰囲気やお好みにあわせてカラーをお選びいただけます。