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2024/11/1
光熱費の値上がりが続く中、冬のエアコンの温度をどれくらいにしたらいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
寒いのを我慢して電気代を節約するか、暖かさを重視して電気代に目をつぶるか究極の2択なんて思わずに、快適さと電気代のバランスを取ってくださいね。
環境省では、快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すために、室温を夏季28℃、冬季20℃とすることを推奨しています(設定温度ではありません)。
それに合わせて、エアコンの設定温度も20℃から22℃ほどが理想といえるでしょう。
室内を暖かすぎず寒すぎない環境にすることで、室内外の気温差を少なくし、エアコンの効率的な運転が可能となるためです。
寒がりな方はもう少し高い温度に設定したいと思われるかもしれませんが、過度な暖房使用は電気代の増加にも繋がりますので注意が必要です。
また、高すぎる設定温度では、乾燥や頭痛などの健康被害を引き起こすリスクがあります。
特に冬場は乾燥が問題となりやすいので、過度な暖房に頼らず、加湿器などを利用して適切な湿度を保つことも有効です。
20℃から22℃の設定温度だと、寒いと感じる方も少なくはないでしょう。
しかし、上記にあげたように、電気代の増加や健康への影響も懸念されるため、以下の方法を使って推奨される設定温度を保つことを意識してみてください。
・エアコンの風向きを上向きにする
暖かい空気が天井付近に溜まるのを防ぎ、室内全体を均一に暖めることができます。
・エアコンの自動運転機能を活用する
エアコンが自動的に運転モードや風量を調整し、効率的な運転が可能になります。
・室内の断熱性を高める
窓に断熱シートを貼ったり、遮熱カーテンを使ったりすることで、室内の暖かさを保持しやすくなります。
厚めのラグを使用して、床から底冷えを軽減するのも有効です。
・サーキュレーターや扇風機を併用する
お部屋の空気を効率よく循環させて、天井付近の溜まりがちな暖かい空気を均一にできます。
・暖かい部屋着を着る
レッグウォーマーや暖かいルームウエアを着ることで、エアコンの設定温度を低く設定しても快適に過ごすことができます。
・暖かいインテリアを活用する
吸湿発熱機能などのある冬用の寝具やラグなどを使うのもおすすめです。
設定温度を低めに保てるわけではないですが、エアコンの電気代が気になる方にはさらにこんな方法もおすすめです。
・室外機の周りを清潔に保つ
落ち葉やゴミが室外機の周りに溜まっている場合、それがフィンを詰まらせ、空気の通り道を遮断してしまいます。
・エアコンのタイマー機能を活用する
外出時の切り忘れなど、無駄な稼働を防ぐことができます。
・フィルターを定期的清掃する
フィルターが汚れていると、エアコンの効率が低下し、その結果として電気代が増加する可能性があります。
エアコンの設定温度も20℃から22℃ほどが理想といえるでしょう。