冷風機・冷風扇とは？良く冷えるためのコツを徹底解説

冷風機・冷風扇とは？
良く冷えるためのコツを徹底解説

冷風機と冷風扇、どちらも冷やした空気を送ることで涼をとることを目的としたものです。この2つの違いは、冷やした空気を出す仕組みにあり、それぞれメリットとデメリットもあります。冷風機と冷風扇の違いに知っておくべき知識を説明します。

公開日 : 2024.5.29

更新日 : 2024.5.29

1. 冷風機・冷風扇とは？

冷風機や冷風扇は、暑い季節に部屋の温度を下げるためのもので、冷たい風を送る際に水を使うか、使わないかという部分が大きな違いとして挙げられます。

冷風機(スポットクーラ—)とは

冷風機とは、熱交換器を搭載したクーラーの小型版になり、吸い込んだ空気にある熱を追い出して、冷たい空気を排出します。部屋全体の気温を下げることにおいては、クーラーよりも効果は低いため、クーラーの「冷えすぎ」を防ぐこともできます。

冷風扇(冷風扇風機)とは

一般的に水を使用して暑い空気を冷やし、冷たい風を吹き出す機能を持っています。しかし冷風を送る際、水を使用するため、室内の湿度を上げてしまう可能性があります。結果として、じめじめとした不快さを感じる要因になることもあります。

2. クーラーとの違いは？

冷風扇は水を使って空気を冷やし、涼しい風を送り、一方クーラーは冷媒を使って空気を冷やし、室内の温度を下げます。水を使うか使わないかという点が、冷風扇とクーラーとの大きな違いになります。
冷風機は部分的や広い範囲を冷やすことができませんが、クーラーは部屋全体を冷やすことができる点が大きな違いです。これは冷風扇にも通ずることです。

3. 電気代について解説

冷風機と冷風扇では、1時間単位の電気代が大きく異なります。冷風扇は1時間あたり約1.2円であり、一方で冷風機は1時間あたり約10円になることがあります。これは、冷風機が冷やす範囲や機能の差異からくる消費電力の大きな違いが原因です。冷風機は冷風扇よりも冷やす範囲が広く、機能が豊富であるために、より多くの電力を消費します。一方で、冷風扇はより省エネでシンプルな構造のため、消費電力が比較的低く抑えられています。

4. 冷風機・冷風扇のメリット・デメリットとは？

冷風機と冷風扇を購入する際に抑えておきたいそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

冷風機のメリット・デメリット

【メリット】

・　排熱がなく、工事が不要なため、容易に設置できる。
・　クーラーよりも電気代が安く、経済的。
・　クーラーよりも穏やかに部屋の気温を下げてくれる。

【デメリット】

・　部屋全体の気温を効果的に下げるのが難しい。
・　クーラーよりも冷却効果が劣るため、真夏の使用には不向き。

冷風扇のメリット・デメリット

【メリット】

・　本体価格と電気代が安い。
・　扇風機よりも涼しく、クーラーよりも優しい冷え方をする。
・　気軽に持ち運びが可能。

【デメリット】

・　機能的に必要な水をタンクに入れる手間がある。
・　風自体は涼しいものの、部屋の湿度が上がって不快に感じることがある。
・　動作音がうるさい。

上でご紹介した通り、それぞれに良し悪しがあります。自分に必要なものは何かを見定め、冷風機・冷風扇を選ぶようにしましょう。

5. 冷風機・冷風扇を使い、よく冷やすためには？

冷風機では、消費電力が大きいほど冷却効果が高まります。また、除湿機能のあるモデルを選ぶと、湿度を下げつつ涼しい風を得られため、購入される際は、以上の点を注意して見てみてください。
冷風扇では、水と氷を入れることでより冷たい風を送ることができます。また保冷剤を入れられるモデルを選ぶと、より効果的に水を冷やして送風される風も冷たくなります。

6. 効果を最大化するには？他のアイテムと併用がお勧め

併用するのにおすすめ【便利グッズ編】

水で凍る2時間ヒンヤリ※！冷蔵庫などでも簡単に凍結するクールネックリングです。
冷凍庫は約15分、冷蔵庫や冷水などは約20分で簡単に凍結！（メーカー調べ）すぐに冷えるので、急な外出時にもぴったり。冷たすぎず心地よい温度で、おうちや外出先でも快適温度をキープします。クールネックリングを着けながら冷たい風を受けることでより快適に過ごすことができます。
※温度環境が28℃以下の場合は自然凍結します。

併用するのにおすすめ【寝具編】

冷風機・冷風扇と併用することで涼しく感じることができるものとして寝具があげられます。ひんやりと気持ちの良い片面と、サラッとふわふわした触り心地が癖になる片面の両面を使うことができるリバーシブル敷きパッドです。使用時期に合わせて、二つの面のどちらを使うかお選びいただけるため、春から秋までの長い期間使用することができます。ひんやりと暑い日々を快適にし、その後もお使いいただけるおすすめの敷きパッドです。

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併用するのにおすすめ【ルームウェア編】

冷風機や冷風扇をより涼しく感じるために、ルームウェアの存在は欠かせません。
ゆったりシルエットを採用し、裾幅などに余裕のあるこのルームウェアは通気性も良く、涼しい風をよく通してくれます。また、さらっとした綿混の天竺素材で作られているため、肌触りがよく、快適な夏の日々を過ごすことができます。

7. まとめ

冷風機と冷風扇、使用用途は同じものの、機能的には大きく違う部分があります。夏を快適に過ごすアイテムとして、自分自身に必要なものはどちらかを把握しておかないと予想と違う効果でがっかりすることがあります。自分自身に合った手段を選び、暑い日々を乗り切りましょう。

＃＃ライタープロフィール
MASA
通販インテリア関連のディレクターを担当。趣味はゴルフと登山。

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