タオルの臭い・黒ずみを予防!タオルの洗い方・干し方・収納方法のコツ

タオルの臭い・黒ずみを予防!タオルの洗い方・干し方・収納方法のコツ

「タオルって洗うのが難しい…」
「ふわふわを保つにはどうしたらいいの?」
そう思う方もいるのではないでしょうか。
実は、タオルの洗い方にはいくつかのコツがあり、
それを知るだけで洗うたびにふんわりとした仕上がりを

保つことができます。
本ページでは、タオルを傷めずに
ふわふわの質感を保つ洗い方のポイントや注意点、
乾燥や収納方法について詳しくご紹介していきます。

タオル お手入れのコツ

Before you start using it タオルを使い始める前に

タオルを使い始める前に

新品のタオルは、ご使用前に一度洗ってからお使いください。

新しいタオルは洗わずそのまま使い始めたい!という方もいらっしゃるかもしれませんが、タオルは製造過程において、「糊」が施されていたり、綿から出た「くず(毛羽)」がタオルに付着している場合もあります。
そのため、ご使用前に洗濯をすることで、こういった汚れを除き、タオル本来の吸水性を取り戻すことができます

How to wash タオルの洗い方

  • Point 01

    たっぷりのお水で洗う

    タオルを洗うときは、洗濯機にたっぷり水を入れて、ゆったりと洗うのがおすすめです。
    水が少ないとタオルの中の汚れや毛羽(けば)が落ちにくくなり、肌ざわりが悪くなることもあります。
    たっぷりの水を使って、タオルが自由に動ける環境で洗うことで、ふんわりと仕上がります。

    たっぷりのお水で洗う
  • Point 02

    柔軟剤の使用はできるだけ
    控える

    柔軟剤を使うとタオルが柔らかくなるイメージがあるかもしれませんが、実は吸水性が落ちる原因になることも。

    Point 03

    塩素系漂白剤や蛍光洗剤の
    入った洗剤は避ける


    塩素系漂白剤や蛍光剤入りの洗剤はタオルの色をくすませたり、繊維を傷めてしまうため、使用を避けることが大切です。
    タオルを長く快適に使い続けるためにもぜひ意識してみてください。

    塩素系漂白剤や蛍光洗剤の入った洗剤は避ける
  • Point 04

    ネットに入れて洗濯する

    無撚糸などのタオルは毛羽が抜けやすいです。
    他の洗濯物を汚さないためにネットに入れて洗濯してください。
    また濃色のものは多少色落ちする可能性があるため、白物と一緒に洗わないでください。

    塩素系漂白剤や蛍光洗剤の入った洗剤は避ける

How to dry タオルの干し方

  • Point 01

    干すときは「パタパタ」と
    大きく振る

    タオルをふんわり仕上げるには、両手で広げて上下に20~30回振ることが大切です。
    これで脱水時にくっついたパイル(毛)が立ち上がり、空気を含んでふわふわに。
    さらに、干すときはタオルの四方を引っ張って形を整えると、縮みや変形を防げます。

    干すときは「パタパタ」と大きく振る
  • Point 02

    直射日光を避け、風通しが
    いいところで干す

    天日干しは気持ちがいいですが、長時間タオルに直射日光を当てると、生地が傷んでゴワゴワになることがあります。タオルの柔らかさを保つためにも、直射日光は避け、風通しのいい場所で干しましょう。
    そうすることで、空気をたっぷり含んで、ふんわりと仕上がります。
    また、乾くのが早いと菌の繁殖が防げて、嫌なニオイもつきにくくなります。
    室内干しの場合は、衣類乾燥機や扇風機、エアコンを使って空気を循環させ、早めに乾かすと効果的です。
    脱水後はすぐに干すように心がけてください。

    直射日光を避け、風通しがいいところで干す

How are stored タオルの収納方法

  • Point 01

    立て収納がおすすめ

    立て収納をオススメします。
    タオルを上下に重ねてしまうと、下になったタオルは上のタオルの圧力で潰れてしまいます。
    また、上のタオルばかりが使われて、下のタオルはなかなか出番が回ってこないということにもなりがちです。
    丸めたタオルも畳んだタオルも、立てて収納することで圧力を分散させ、ふわふわ感が維持できるほか、全てのタオルをローテーションで使うことができますよ。

    立て収納をオススメします。

When to buy new タオルの買い替え時期

  • Point 01

    パイルの飛び出し・ゴワつき・
    変色がサイン

    タオルは洗濯や使用を繰り返すうちに、次第に繊維が傷んでパイルがやせていきます。そのため、同じタオルを使用し続けると、吸水性が劣ってくるとともに、肌触りもゴワゴワになります。
    使用頻度や洗い方などにもよりますが、パイルが飛び出してきたり、糸切れが目立ってきたり、変色してきたら、交換することをご検討ください。
    年に数回、タオルを総入れ替えするタイミングを作っておくのも良いですね!

    パイルの飛び出し・ゴワつき・変色がサイン

Towels QandA 知らないと損!タオルのQ&A

知ってるとタオルをさらに
快適に使える豆知識を
タオルのプロがQ&Aで教えます!

  • Q 01

    タオルを洗う洗剤で
    おすすめはありますか?

    A.

    タオルを洗うときは
    弱アルカリ性洗剤
    がおすすめです!

    弱アルカリ性洗剤
    これは、汗や皮脂の汚れをしっかり落とし、タオルを清潔に保ってくれるためです。
    洗剤には、「中性洗剤」や「粉末洗剤」「液体洗剤」「ジェルボール洗剤」などがありますが、タオルには、日常の汚れを落としやすい弱アルカリ性の粉末か液体洗剤が向いています。
    洗濯したいものの特徴に合わせて、洗剤の機能に注意しながら上手に使い分けていただければと思います。
  • Q 02

    タオルの表面に黒い汚れが…!
    どうすればキレイになりますか?

    A.

    浸け置き洗いを試してみましょう!
    それでもひどい黒ずみが取れない
    ときは、新しいタオルに交換を。

    タオルの表面に黒い汚れが…!どうすればキレイになりますか?
    タオルは、普通の洗剤ではすべての汚れを落としきれない場合があり、残った汚れが黒ずみとして現れることがあります。
    まず、汚れが気になるタオルを洗剤液に浸けて一定時間置くと、汚れが落ちやすくなります。
    また、煮沸消毒も効果的で、お湯で煮ることでカビや菌を殺菌できます。
    それでも黒ずみが取れないときは、新しいタオルへの交換も検討しましょう。
  • Q 03

    室内干しでも
    臭くならない方法はありますか?

    A.

    洗濯後はすぐに干しましょう!

    洗濯後はすぐに干しましょう!
    タオルが臭くなるのは、部屋干ししているからではなく、乾くのに時間がかかり、においの原因菌が増えるからです。
    だからこそ、洗濯後すぐに干すことが大切です。
    濡れたまま放置すると菌が繁殖しやすいので、洗濯機やカゴに放置せず、早めに干しましょう。
    部屋干しする場合は、換気や空気の流れがポイントです。
    窓を開けたり、サーキュレーターや除湿機を使い、空気を動かしてタオルを早く乾かす工夫をすると良いでしょう。
  • Q 04

    洗濯したのに、タオルが臭う・・・
    どうすればよいですか?

    A.

    においが気になる時は
    アイロンのスチームを
    あてると効果的です!

    洗濯したのに、タオルが臭う・・・どうすればよいですか?
    においの原因となる菌は高温に弱いため、アイロンのスチームをタオルにあてると、菌を殺菌できます。
    スチームをあてるときは、タオルから1cm程度離して使いましょう。
    その後、もう一度タオルを洗濯すると、菌やその排泄物が洗い流され、においがしっかり取れます。
    手軽な方法で、清潔なタオルを保てるのでぜひ試してみてください!
  • Q 05

    乾燥機で乾かす際のメリット・デメリットを
    教えてください。

    A.

    フワフワに仕上がる一方で
    縮みの原因にもなります!

    乾燥機で乾かす際のメリット・デメリットを教えてください。
    乾燥機を使うと、タオルが早く乾き、ふわふわに仕上がるのがメリットです。
    高温で乾かすため、においの原因となる菌やダニを退治でき、タオルも衛生的になります。
    しかし、乾燥機にはデメリットもあります。まず、縮みの原因になることです。
    また、乾燥中にタオルが激しく回されるため、繊維が傷みやすくなることも。
    乾燥機を使う際は、これらの点に注意しながら、ふわふわを楽しみましょう。

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