浴衣に下着は必要?下着・インナーの選び方とおすすめアイテムを紹介します

浴衣に下着は必要?
下着・インナーの選び方と
おすすめアイテムを紹介します

夏のお祭りや花火大会、気分を盛り上げるために浴衣で出かけたいという方も多いですよね。浴衣や帯はセットになったものがありますが、下着はどうしたらいいのでしょうか。浴衣の下に着る下着の種類と、適切な選び方について解説します。

目次

公開日 : 2024.5.10

更新日 : 2024.5.10

1. 浴衣の下には何を着る?

浴衣のインナーに着用するのは、ショーツはひびきにくいTバッグがおすすめ、ブラジャーを着用する場合は和装専用のものがベストです。和装ではなるべく体の凹凸をなだらかにしたほうが着崩れしにくいため、和装ブラジャーは胸を立体的に支える洋服用のブラジャーとは違い、膨らみを抑える形状になっています。また、和装用の肌着もあります。

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浴衣の下に下着は必要ないと言われる理由

浴衣は、もともとは湯上がりに着る衣服でした。お風呂から出てそのまま着たり、寝間着(パジャマ)として身に着けるものだったため、浴衣のときには下着は着用しないのが一般的だったのです。
ですが、それは室内着としての話。現代では主に外出着として着られるため、浴衣の下に何も身に着けないというわけにはいきません。適切な下着の上から浴衣を着ることがおすすめです。

浴衣の下に下着・インナーを着けることで得られる効果

浴衣の下に下着やインナーを着用するのは、透けや汗染みを防止するためです。夏に着用するための服である浴衣は、それほど厚手の生地では作られていないため、肌着をつけないと透けてしまう可能性があります。特に色の薄い浴衣は体のラインや下着の色が透けやすく、だらしなく見えてしまうので要注意です。
一枚で着たほうが涼しく感じられるイメージですが、浴衣の生地は汗をきちんと吸わなかったり、汗をかくとべたべたと肌にまとわりついてしまうことがあります。肌着が汗を吸ってくれればそのような状態も防げて、かえって涼しく着られるのです。

2. 浴衣の下着・インナー選びのポイント

浴衣の下着やインナーを選ぶ際のポイントをご紹介します。

和装専用下着を選ぶのが好ましい

和装には和装ブラジャーと和装肌着があります。和装ブラジャーは胸の凹凸をなだらかにするものです。肌襦袢という肌着には一体型とセパレートタイプがあり、下半身に身に着けるものは裾よけと呼ばれます。浴衣スリップというワンピース型のものが、さっとかぶるだけでいいので、浴衣初心者にはおすすめです。
浴衣や着物に最適な形状をしているので、毎年浴衣を着るのであれば専用のものを用意しておくのがおすすめです。和装下着は、主に呉服店などの着物専門店や古着屋、浴衣を販売する展示場、最近ではネット通販などで手に入ります。浴衣を着るシーズンであれば、チェーンの衣料品店でも販売していることもあります。
お手入れは、洗濯表示に従って洗いましょう。紐やレースなどのついた肌襦袢は絡まったり痛むのを避けるため、洗濯機で洗う場合はネットに入れることをおすすめします。その際、汗などがしみついた裏側を表に返してネットに入れましょう。

浴衣の下着・インナーとして普通の下着でも代用できる?

専用の下着を買うほど頻繁には浴衣を着ない、というときは、洋服用の下着で代用することも可能です。上はキャミソールやタンクトップでも良いのですが、脇汗が気になる場合は半袖の夏用肌着もおすすめです。気を付けたいのは、浴衣は首の後ろ(衣紋)を抜いて着用するので、首が詰まったタイプの肌着は襟元から見えてしまうことです。首は大きくあいたものを選ぶといいでしょう。
下半身も、パンツの色やラインが透けることを避けるため、肌着は身に着けることをおすすめします。汗をかくと浴衣が足にまとわりつき裾さばきが悪くなるので、それを防止する意味もあります。ペチコートやペチパンツでいいのですが、ぴったりと肌に沿う形になるので、肌触りがいいものや吸収速乾のものを選ぶと着心地が良くなります。

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3.【アイテム別】普段使いOK!浴衣の下着・インナーとしておすすめのアイテム

洋服用の下着で代用する場合の、下着・インナーのおすすめアイテムをご紹介します。

長めの丈 のタンクトップスリップは和洋兼用で活用できます。浴衣は腰回りに布が重なり、汗をかきやすいので吸収速乾生地で肌触りのいいものを選びましょう。こちらはブラックとベージュのセットとなっているので、浴衣に合わせて透けにくい色を着用してください。

  • ペチパンツも、浴衣の肌着としておすすめです。その際、キャミソールやタンクトップと合わせて着用しましょう。パンツタイプのものは暑そうな印象もありますが、内腿の汗も吸ってくれるため、スカートタイプよりも快適に過ごせるという利点があります。

  • 和装では、身体の凹凸が大きいと着崩れしやすくなるので、バストアップさせるような洋服用のブラジャーは基本的には適していません。和装用でない普通のブラジャーを着用する場合は、スポーツブラやナイトブラなどのノンワイヤーのブラを選びましょう。浴衣の下でごわつくホック等がないものや、カップが取り外しできるものが最適です。

  • 浴衣のときはお腹周りに布を重ねて着ることになるので、そのインナーはなるべく肌触りのいいものを選びたいものですね。コットン素材なら肌に優しく、快適に着用できます。ナイトブラは身体に優しくフィットして、浴衣の下でごわつかないところもポイントです。

  • まるで履いているのを忘れるほど軽い着心地のショーツは、脚口ゴムフリーでアウターにラインが響きにくいため、浴衣下に着用するのにも最適です。浴衣は腰回りに幅の広い帯を巻くので、股上は浅いものがトイレのときには着脱しやすくなります。

  • 帯などで窮屈になりがちな浴衣を着る際のインナーは、できるだけノーストレスで快適な着心地のものを選びたいところ。綿混の高ストレッチ素材を使用したこちらのショーツは、ゴムを使わず締めつけ感が少ないのがうれしいポイントです。ラインも響きにくく、足さばきもよいので、浴衣でも動きやすく快適に過ごせます。

    4. まとめ

    浴衣の時の下着選び、初めて着るときにはわからないことだらけですよね。もちろん専用のものがベストですが、洋服用の下着とも兼用できるのなら浴衣を着るハードルも下がるのではないでしょうか。快適に過ごせる下着を選んで、浴衣でのお出かけを楽しんでくださいね!

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    執筆者:鷹見えりか
    フリーライター。出版社、編集プロダクションを経てフリーランスに。主にファッション、トラベル、グルメなどの分野で執筆。趣味はカフェ巡りと観劇。

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