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睡眠の質を上げるパジャマの
おすすめを紹介します
睡眠の質をよくすることは、日中の活動を効率よくするためにも大切です。熱がこもって蒸れたりすると寝苦しく、同じ時間寝ていても疲れが取れないなどマイナスになってしまいます。質の高い睡眠を得るために必要なパジャマの選び方をご紹介します。
目次
公開日 : 2024.5.10
更新日 : 2024.5.10
素材やタイプによって快適性も異なってくるパジャマ。どういうものが睡眠の質をあげてくれるのか、選び方を解説します。
睡眠の質を上げるには、寝ている間に快適さが保たれることが重要です。肌触りがいいことはもちろん、蒸れたり、熱がこもると寝苦しくなってしまうので、吸湿性や放湿性に優れた素材のパジャマを選びましょう。
綿や麻、シルクなどのほか、レーヨンも吸放湿性に優れた素材で、さらりとした着心地で快適に眠ることができます。
夏などの暑い季節は、吸放湿性に優れた素材であることはもちろん重要。リネンのようなシャリ感や、肌触りのいい綿は特に夏におすすめです。さらにサッカー生地やワッフル生地などのでこぼこした生地のものであれば肌離れがよく、べたべたと肌にまとわりつくもともありません。
冬場は保温性に優れた素材のパジャマを選びましょう。フリースを着用する方も多いと思いますが、ポリエステルやアクリル素材のものは吸湿性が低いことが多く、蒸れやすいので注意が必要です。綿素材の編み生地や裏起毛のスエット生地であれば、湿気を吸うだけでなく程よい保温性もありおすすめです。
パジャマには、上下がセパレートとなったタイプワンピースタイプがあります。セパレートタイプが一般的で、デザインも様々なものが出ています。着やすいのは前開きタイプで、腕が上がりにくいときや授乳をする女性にもおすすめです。サッと着たいときには、ボタンなどがなくすぽっとかぶれるタイプもあります。
ワンピースタイプはウエストの締め付けがなくゆったりと着られるのが特徴で、女性らしいデザインのものも多くあります。ただし、ワンピースタイプは下半身が冷えやすいので、腰回りを冷やさないようインナーで工夫しましょう。
色も心に影響するもので、パジャマを選ぶ際に大事なポイントとなります。
心を落ち着かせ、リラックス効果があると言われる青は、就寝時に最適な色でパジャマにも多く採用されています。緑も同様に心をほぐし、リフレッシュさせてくれる色なので就寝時にぴったりです。優しいピンクや清潔感のある白は穏やかな心をもたらし、ポジティブになりたいなら優しいイエローもおすすめです。
睡眠の質を上げる、おすすめのパジャマを春夏・秋冬それぞれご紹介します。
Tシャツにも使われるような程よい伸縮性とさらっとした手触りが特徴の天竺素材を使用した半袖パジャマ。通気性に優れた綿100%の生地は蒸れにくいので、夏の暑い時期でも快適に眠れます。前開き仕様で着脱もスムーズ。ウエストにはゴム取り換え口がつき、自分好みにゴムの調整や交換ができます。
七分袖のトップスとロング丈ボトムで春先から秋口まで、ロングシーズン着られるパジャマ。襟なしデザインで首元がすっきりとし、夏も涼しく着られます。綿100%の布帛素材は肌離れが良いため、汗をかく季節の就寝時に活躍します。
クーラーをきかせている部屋では、夏でも半袖よりも長袖のパジャマが欲しくなることもありますね。薄手の長袖なら冷房よけになるだけでなく、初夏から涼しくなってくる季節まで、長く着用できます。ブルー系の色合いでリラックスタイムにぴったり。
接触冷感の生地は、お風呂上りの火照った体にもひんやり心地いい肌触り。汗もサッと吸収して素早く乾くので、暑い夜の不快感も軽減してくれます。トップスはゆったりシルエットにサイドスリット入りで、通気性が良くなっています。
3秒でさっと着られるワンピースタイプは、ゴムの締め付けがないのでリラックス感も抜群。吸湿性に優れ、軽やかな綿混の天竺素材なので、真夏まで着用できます。フレンチスリーブなので、暑い季節にぴったりです。
3秒ルームワンピース2枚組 (綿混・フレンチ袖)
暖かい季節にはさらりとした肌触りが心地よく、寒くなってくると適度な保温性があり、年間通して着用できるのがダブルガーゼのパジャマです。洗濯の回数を重ねるにつれてふんわりと柔らかくなるのがダブルガーゼ生地が特徴です。
同じダブルガーゼでも、ボタンなしのかぶりタイプはさっと着られて首元もスッキリ。ラウンドデザインの裾は、後ろが長めで腰も暖かく保ちます。暖房をかけて暑くなった部屋でも、熱もこもりにくく体温調整してくれるダブルガーゼ生地は重宝します。
綿100%ダブルガーゼルームウェア上下セット
柔らかな触り心地のスムース素材は程よい厚みによる保温効果があり、肌寒い春や秋はもちろん、冬場でも温かく着られます。綿100%を使用し、通気性や吸水性といった機能性はもちろん、肌触りの良さも快適な睡眠をサポートしてくれます。
綿100%やわらかスムースシャツパジャマ
肌に当たる内側がパイル状で程よい肉厚感があるパジャマは、夜が涼しい季節から活躍するアイテム。ゆったりめのサイズ感や肩落ちの仕様で、リラックスして過ごせます。袖口がリブ仕様で、袖口から冷気が入りにくいのも冬にはポイント高し。
綿100%裏毛ベーシックルームウェア上下セット
ダンボールニットは繊維の間に空気を含むため保温性に優れた素材。程よい厚みがある割に軽い生地でストレッチ性もあるため、寝るときにもストレスフリーです。ビッグトレーナー風のゆったりしたラインで、腰回りまでカバーしてくれます。
洗濯の頻度など、パジャマを長持ちさせるコツをご紹介します。
パジャマといっても素材により洗濯の仕方は様々です。シルク素材などは洗濯機で洗えないこともあるため、必ず洗濯表示を確認しましょう。綿100%のガーゼ生地は洗っているうちに肌触りがよくなりますが、乾燥機にかけると縮みやすかったり、レーヨンのように水に弱くおしゃれ着用洗剤が必要となる生地もあります。伸びやすい生地のものは洗濯ネットを使いましょう。また、一度着用して翌日着まわす場合、クローゼットにはしまわず、ハンガーにかけて湿気を取ることをおすすめします。
肌触りが悪くなったり、生地がよれて着心地の悪くなったパジャマを着用しつづけると、寝る時の快適性が損なわれてしまいます。睡眠の質を上げるためには、買い替え時も見極めることも肝心です。
家の中だけで着るパジャマは汚れていないように見えても、就寝時にかいた汗や皮脂が付着するので、何日も放っておくと雑菌が繁殖します。ただし、大人の場合は子どもほど汗をかかないので、毎日洗う必要はありません。毎日洗うと生地がすぐにへたってしまうので、週1~3回を目安に洗濯するのが一般的です。
着用頻度にもよりますが、一般的にパジャマの寿命は2~3年程度と言われます。ですが、着心地が悪くなってきた場合はそれにかかわらず買い替えを検討することをおすすめします。
生地がくたびれてきたと感じたら、買い替えのサインです。雑菌が繁殖して黄色い汗染みができたり、嫌なにおいが取れなくなったパジャマは清潔感もなく、寝る時もリラックスできないので、そうなれば新しいものに取り換えましょう。
睡眠は長さだけでなく、その質も大切な要素。就寝時の快適度が睡眠の質を大きく左右します。パジャマは肌触りなどの着心地はもちろん、色や好みのデザインにも注目し、質の高い睡眠をとることができるものを選びましょう。
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執筆者:鷹見えりか
フリーライター。出版社、編集プロダクションを経てフリーランスに。主にファッション、トラベル、グルメなどの分野で執筆。趣味はカフェ巡りと観劇。
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