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家の中でどこよりも安らぐ空間にしたいのがベッドルーム。
心も身体も休まるように、できるだけ余計なモノを少なく、おしゃれにしたい…と思う一方で、衣類収納や本棚、加湿器、テレビ、プロジェクター等々、生活スタイルによっては置きたいものが増えていきがちなお部屋でもあります。
ご自身やご家族にとっての、理想の寝室を思い浮かべながら、見た目も居心地にも納得のいくお部屋づくりをしていきましょう。
[ 寝室 ]
Point
寝室のインテリアは、天然木など温かみのある素材や、圧迫感のない高さ・デザインを意識して選ぶことで、おしゃれさだけでない、ゆったりと居心地の良いお部屋にすることができます。
色使いは、心を穏やかにしてくれる落ち着いた色調をメインにするとよいでしょう。家具を茶色や白といった、床・壁紙と調和する色で統一し、ベッドカバー・カーテンなどを、彩度の低いブルーやグリーン、ベージュなどでまとめると全体がマッチするのでオススメです。また、アクセントクロスなどで鮮やかな色を取り入れたい場合は、眠るときに目に入らないよう、ベッドの頭側の壁で使うのがポイントです。
さらに、部屋の雰囲気をぐっとグレードアップさせてくれるのが照明です。光の色はぜひ温かみのある電球色(オレンジ)を選んでみてください。フロアライトなどを壁や床に向けて、反射するやわらかい光を楽しむ間接照明も寝室にはぴったりですよ。
背の低いローベッドで圧迫感がなく部屋に広がりを感じさせるコーディネート。落ち着いた色使いと、ベッドから足を下した瞬間のフカッとしたラグの踏み心地にも癒されます。
Point
お部屋の間取り・生活動線にあわせた家具のレイアウトで、ゆったりと開放感のある空間を目指しましょう。
まずベッドを置く場合は、窓からの冷気や陽光が当たる位置に枕元がこないこと。収納の出し入れや人の通り道を邪魔しないこと。この2点を満たす配置がよいでしょう。
また、棚などの収納家具は、高さをおさえ広く見えるように工夫しましょう。高さをおさえると圧迫感を軽減するだけでなく、地震対策にもなるので、とくに寝室ではオススメです。
そして、置きたいモノが増えがちな寝室では、収納が整理整頓されていることも大事です。クローゼットや押入れ、ベッド下など、目に見えないスペースには収納ケースなどを配置して、収納力をアップさせましょう。
ちなみに風水では、じつは北枕がもっとも吉とされています。最終候補で迷ったときは参考にしてもいいですね。
Point
ぐっすりとよく眠るためには、一晩中肌に触れている寝具の快適さも重要です。
とくに夏と冬は、寝具の機能性にこだわりましょう。
夏は、触れた瞬間ひんやりとした心地よさをあたえてくれる「接触冷感」素材がオススメ。エアコンでの冷えすぎや省エネが気になる方も、接触冷感の敷きパッドやタオルケットを活用することで、設定温度を少し上げることができます。
冬は、じんわりとした温かさを感じさせてくれる「吸湿発熱」素材がオススメです。布団に入ってもしばらく寒い、足の冷たさで目が覚める…とお悩みの方は、ぜひ吸湿発熱の掛布団や敷きパッドをお試しください。きっと朝まで気持ちよく眠れますよ。
冬にオススメ
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