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すのこベッドのおすすめ9選!
通気性に優れカビにも強いヒノキも人気
すのこベッドは通気性が良く、高温多湿の日本にピッタリなベッドです。シンプルなものから折りたたみ・高さ調節ができるものまで幅広い種類があるので、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、すのこベッドのメリット・デメリットのほか、素材別の特徴を解説しながらおすすめのアイテムをピックアップしているのでぜひ参考にしてみてください。
目次
公開日 : 2022.12.27
更新日 : 2025.06.06
すのこベッドには、以下のようなメリットがあります。すのこベッドはどんなところが良いのか、詳しくみていきましょう。
すのこベッドの一番の特長は、通気性が良い点にあります。
人は、寝ている間にコップ1~2杯分の汗をかいているといわれています。布団と床の間に空気の通り道がないと、湿気が溜まりやすくなり、カビが発生する原因となってしまいます。
すのこベッドを使うことで、布団と床の間・板の間を空気が通るため、湿気や熱気が溜まりにくく、カビ対策やニオイの発生抑制に効果的です。
また、土台に使用される木材は、檜(ひのき)や桐(きり)などの調湿性の高い木材が使用されていることが多く、湿気のたまりやすい寝具を守ってくれます。
すのこベッドは、通常のベッドに比べて構造やデザインがシンプルなものが多く、値段もリーズナブルな傾向にあります。
機能性や素材によってピンキリではありますが、安いものだと1万円以下で購入できるのもすのこベッドの魅力のひとつです。中でも、杉は日本を代表する木材で比較的安価に仕入れられるため、価格を抑えたい方にはおすすめの素材です。
すのこベッドは、シンプルな構造が多くパーツが少ないため、組み立てが簡単にできるというメリットもあります。とくに桐はとても軽い素材なので、強い力を必要としません。
脚の付いていない折りたたみ式や丸めるだけのマットタイプ、はめ込むだけのジョイントタイプなら組み立て不要で、届いたらすぐに使うことができますよ。
すのこベッドはメリットが多い反面、以下のようなデメリットもあります。
通気性の良さが特長のすのこベッドですが、冬には布団にこもった熱を逃がしてしまうため、寒く感じてしまうことも。
床暖房を使っている場合は問題ありませんが、床からの冷気を少しでも遮れるように厚めのマットレスを使ったり、ラグやカーペットを敷いたりして寒さ対策を行いましょう。
ただ、冬でも湿気は溜まるため、結露防止に役立つという点ではメリットに変わりはありません。
すのこベッドには、マットレスの使用を想定して作られたものと敷布団が使えるものとで、作りに違いがあります。購入する際に、どちらで使用するのかを決めておくと失敗を避けることができます。
ただし、敷布団用のすのこベッドでも、薄手の敷布団だとすのこの硬さで寝心地が悪く感じることもあります。少し厚手の布団を使うか、マットレスを敷くなどで対策しましょう。
すのこベッドはさまざまな種類があり、材質や形などによって特長が異なります。それぞれの特長を知り、自分にぴったりなすのこベッドを選びましょう。
すのこベッドの材質には、主に檜・桐・杉・パイン材の4つがあります。
檜は防虫・防腐性に優れ、檜風呂に代表されるように水・湿度にも強い素材です。「ヒノキチオール」という、リラックス効果のある癒しの香りも特徴です。
桐は、自然の調湿機能を有しており、熱が伝わりにくい性質があるので、夏は涼しく冬はあたたかく過ごせます。
杉は国内で多く植林されており、成長も早いため入手しやすく比較的リーズナブルに購入することができます。
パイン材は柔らかく心地よい肌ざわりが特徴です。「フィトンチッド」と呼ばれる針葉樹特有の香りが、快適な睡眠環境をサポートしてくれます。
一般的に、杉やパイン材は、檜や杉に比べて低価格なものが多い傾向です。
すのこベッドは大きく分けて、折りたたみ可能なタイプ、高さ調節が可能な多機能ベッドタイプ、ヘッドレスタイプの3つのタイプがあります。
折りたたみ可能なタイプ
通気性の良いすのこベッドを使っていても、布団やマットレスは定期的にメンテナンスをして清潔に保っておきたいですよね。折りたたみタイプのすのこベッドなら、布団をかけて干すことができるため、布団のカビも予防できます。
また、折りたたみタイプなら、使わないときは収納しておくことも可能なので、一人暮らしの限られたスペースを有効に使えるものうれしいですね。コンパクトにできることで、掃除や模様替え、引っ越しの際の移動も楽に行えます。
高さ調節が可能な多機能ベッドタイプ
すのこベッドで高さが調整できると、ベッド下が有効活用できます。
すのこベッドを使うなら、組み立てが簡単なメリットを生かして、高さが調整できるタイプを選ぶのもおすすめです。収納するものに合わせて高さが変えられ、高さを下げることでローベッドとしても使用できます。
また、多機能ベッドタイプで頭側の位置に棚やコンセントが付いているなどヘッドボードに利便性があると、時計やメガネが置けたり、スマホを充電しながら就寝できたりしてとても便利です。
ヘッドレスタイプ
すのこベッドでヘッドボードがないと、部屋全体を広く見せることができます。
ヘッドレスタイプのすのこベッドはシンプルでコンパクトに見えるため、空間が広く感じます。ベッド下に収納性があり、ヘッドボードがない分置き場所を選ばないのも魅力です。ヘッドボードとマットレスの間にほこりが溜まらないため、アレルギーのある方にもおすすめです。
すのこベッドの上には人だけでなくマットレスや寝具が乗るため、耐荷重には注意が必要です。
例えばマットレスと寝具の重さを約25㎏とすると、体重60㎏の人なら85㎏以上の耐荷重が必要です。一般的なすのこベッドの耐荷重は100㎏前後なので、選ぶ際は90㎏以上の耐荷重を目安に考えると安心でしょう。耐荷重が大きいときしみ音も軽減されるため、寝返りを打ったときのきしみ音が気になる方は、なるべく耐荷重の大きいすのこベッドを選ぶのがおすすめです。
居住空間や好みに合わせて選べる、おすすめのすのこベッドをご紹介します。
湿気に強い、桐素材のすのこベッドです。二つ折りにできるので、布団を干したり、使わないときはコンパクトに収納したりして部屋のスペースを有効活用できます。ロータイプなので圧迫感もなく、視界を遮らないのでお部屋が広く見えますよ。
桐すのこベッド(二つ折り式)
日本の檜素材を使った、ロール式のすのこベッドです。厚みは約2.5cm、収納時で直径約25cmととても小さく収納することができます。軽量で持ち運びにも便利ですね。
組み立ての必要もないので、届いたらすぐに使えます。また、床に触れる箇所にはクッション材が付いているため、フローリングの床でも傷つきにくいです。
ひのきすのこベッド(ロール式)
裏面に床を傷つけにくい樹脂製の極厚クッションが付いた、折りたたみタイプのすのこベッド。立てるだけでいつでも手軽に布団の部屋干しができるので、花粉症の人や忙しくて布団が干せない人におすすめです。奥行約65㎝なので、使わないときには押し入れにぴったり収納でき、来客用としても重宝します。
極厚クッション付き桐すのこベッド(三つ折り式)
こちらはパレットタイプのモデルです。布団下に敷いてすのこベッドにするのはもちろん、パレットを分解して個別にし、押入れ収納の湿気対策用に敷くなど、幅広い形で使うことができます。使わないときには重ねて収納して置けるので、来客用に用意しておくのもいいですね。
【日本製】簡単にジョイントできるパレットすのこ8枚セット
座面をスライドさせるとソファーからベッドになる、2WAYタイプのすのこベッド。昼はくつろぎのスペースとして部屋が広く使え、限られた空間を有効活用したい人におすすめです。マットレスは二つ折り式で、ソファー使用時には半分が背面のクッションになり座り心地もバツグン。
桐材を贅沢に使用したヘッドレスタイプのすのこベッド。マットレスあり・なしどちらでも使用でき、圧迫感が少なく空間にさりげなく溶け込みます。ベッド下は約31㎝の高さがあり、衣装ケースや収納ボックスもラクラク収まるのも高ポイント。脚裏はフェルト付きですべりにくく、床も傷つけません。
ヘッドレスタイプのすのこベッド。4隅の角に面取り加工を施してあり、人や寝具を傷つけにくいデザインです。圧迫感が少なく足をのばすようにくつろげるロータイプ、ソファーに近い座り心地のミドルタイプ、ベッド下にたっぷりの収納スペースが確保できるハイタイプの3段階に高さが変えられます。耐荷重約200㎏の頑丈設計なので、大人2人でも安心して使用できます。
高さが変えられる天然木パイン材すのこベッド
高さ調節が可能なタイプのすのこベッドなら、脚部の取り付け・取り外しで好みの高さにして使うことができます。
こちらのアイテムは、ハイ・ミドル・ローと3段階の高さ調節が行えます。ハイタイプにすれば、ベッド下に収納スペースの確保が可能。枕元にはコンセントを搭載した宮棚がついているので、スマホを充電したり、小物を置いたりするのに便利です。
多機能な棚付き天然木すのこベッド(コンセント・高さ調節付き)
高さ調整ができ、なおかつ便利な棚が付いた多機能タイプのすのこベッド。2口コンセント付きなので、枕元でスマホとタブレットの2台が充電できます。すのこの間隔が狭くしっかり支えるので、マットレスなしで手持ちの布団を直に敷いても使えて経済的。高さは収納する物やシーンに合わせて、ボルトで高・中・低の3段階に調整できます。
天然木パイン材高さが変えられる棚付きベッド
すのこベッドには、さまざまなデザイン・素材・機能があります。それぞれ寝心地や使い勝手が違うので、ご自身の部屋のスペースやライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
お気に入りのすのこベッドを見つけて、快適な睡眠環境を整える参考になれば幸いです。
##ライタープロフィール
MAKO+
女性向け電子雑誌にて記事編集&ライティングを担当。ファッションからインテリア、旅系まで幅広いジャンルで執筆。Googleマップで世界中を旅行するのが最近の楽しみ。
2025/7/20更新