狭い部屋のベッドの配置は?一人暮らしにおすすめの実例付き

狭い部屋のベッドの配置は?一人暮らしにおすすめの実例付き

一人暮らしの限られたスペースの部屋では、ベッドの配置する場所はとても重要なポイントです。置き方によって部屋を広く見せたり、部屋の仕切り代わりにしたり、さまざまな活用方法があります。そこで今回はベッドを使った部屋のレイアウトについて、事例と併せながら具体的に解説していきます。

目次

公開日 : 2022.12.27

更新日 : 2023.12.25

1. 狭い部屋のベッドの配置の仕方

同じサイズのベッドでも、配置の仕方によってお部屋の見え方は大きく変わります。狭い部屋を広く見せたり、効率的に使える配置を考えてみましょう。

ベッドを縦において部屋を区切ってみる

壁側に置く場合は、ヘッドボードが手前側になるよう配置することで、部屋の仕切り代わりにすることが可能です。睡眠環境と日中の生活スペースを区切るようにすれば、狭い部屋でもメリハリのある空間を作れます。ベッドフレームと家具の色を揃えることで、統一感のある見せ方にすることができますよ。

ベッドと部屋のテイストが揃っている場合、ヘッドボードを奥側にすることで、部屋の統一感を出してスタイリッシュにまとめることもできます。ローテーブルとテレビの配置に工夫すれば、ベッドをソファー代わりに使うことも可能。それぞれの家具の木の色や、カーテンやベッド周りのファブリックの色を統一することで、圧迫感を出さないレイアウトが叶います。

横において広く使ってみる

こちらのレイアウトでは、光がよく入る窓際にベッドを配置。細長い部屋では、ベッドを奥側に配置することで、狭い部屋でも手前を日中の生活スペースとして確保し、ソファーやテーブル、テレビなどの家具を置くことができます。入口から部屋に入るとベランダまで視界を遮るものがないため、開放感も感じられますね。
注意点としては、窓とベッドの距離間です。ベランダへの通路がふさがってしまうと、洗濯物を干す際など外へ出にくくなってしまいます。基本的に約50cmの空間を空けておけば、歩きやすいとされているので、通路やベッドと窓の距離を設けることで、より快適に過ごせます。

こちらも、ベッドを部屋の窓際に配置しています。窓際にベッドを置く際は、背の低いロータイプのベッドを置くと、窓からの採光を遮ることなく、部屋全体を明るくしてくれます。
また、収納棚をベッドと生活スペースの間に置くことで、仕切りとして活用。収納棚が簡易的な間仕切りとなることで、寝る場所と生活する場所が区切られているように見せることができます。仕切りのない狭い部屋でも、工夫次第で睡眠環境と生活スペースを分けて暮らせるアイデアです。

2. ベッドによって違う、狭い部屋の使い方

一人暮らしの狭い部屋は、限られたスペースを有効活用したいものですね。ベッドのタイプ別に、どう配置し、どのように使えばいいかをご紹介します。

折りたたみベッドで更に空間を有効活用する

狭い部屋でも日中の生活スペースを広く確保したい方には、折りたたみベッドがおすすめです。使わないときは収納しておけるので、一人暮らしの限られたスペースを有効に使えるのが大きなメリットです。コンパクトにできることで、掃除や模様替え、引っ越しの際の移動も楽に行えます。
悩みがちな配置も、移動が簡単な折り畳みベッドならとりあえず置いてみて、気に入らなければ変えることも楽々です。
また、折り畳み機能があれば、布団干しの時間が取れないときや天気の悪い日が続いても、簡単に室内干しができて、布団を衛生的に保てます。

リーズナブルで、ベッド下収納できる「脚付きマットレス」が高コスパ

場所を取らないベッドで、もうひとつおすすめのタイプが「脚付きマットレス」。こちらは「マットレスの大きさ=ベッドの大きさ」になっているため、ベッドフレームを置くより省スペースで置くことができます。
また、部屋が狭いとベッド以外の家具を置くスペースが限られてしまうため、ベッド下を収納スペースとして活用すると整理整頓に役立ちますよね。脚付きマットレスもある程度の高さがあるタイプなら、ベッド下にカラーボックスなどをしまっておくことが可能です。

ローベッドで部屋を広く見せる

狭い部屋でもできるだけ広く使いたい、空間を広く確保したいという場合は、高さのある家具を置かないようにします。
ロースタイルのベッドは、一般的なベッドより低く設計されているため、マットレスを乗せても高くなりすぎず、ベッドの圧迫感を軽減して部屋をスッキリした印象にしてくれますよ。棚とベッドを対面の壁際に配置すれば、空間をより広く見せられます。
ただし、ローベッドは通常のベッドに比べて通気性が劣るため、すのこ仕様のものやスチールパイプ製でマットレスの下がメッシュ状になっているものなどを使うことで、湿気対策に有効です。コンパクトな部屋でもベッドの主張を抑えられて、おしゃれな部屋作りに一役買ってくれます。

ロフトベッドで空間を増やす

ベッド下の空間を最大限有効活用できるロフトベッド。実際、使い勝手はどうなの? と思う方も多いのではないでしょうか。
ロフトベッドは素材、高さ、機能など、さまざまな種類があります。部屋の雰囲気や目的によって適切なものを選ぶことが大切です。また、はしごタイプと階段タイプの2種類がありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。はしごのメリットは、省スペースで設置できることですが、上り下りの安定感は階段タイプの方があります。また、階段タイプであれば、足場のスペースに、観葉植物や小物を置いてインテリアを置くスペースにも。一方ではしごに比べて、階段部分のスペースが必要になるので、部屋とベッドの寸法はしっかりチェックしておきましょう。

【関連記事】一人暮らしにおすすめ!おしゃれなロフトベッド5選。ワンルームに置くメリットデメリットも>>

3. やっぱり部屋にベッドを置かないでみる

ソファーとベッドどちらも欲しいけれど、一人暮らしのワンルームには置くスペースがない!という場合に便利なのが、一台で二役をこなしてくれるソファーベッドです。
ソファーベッドは、一台で二つの役割を果たすため、スペースをかなり抑えることができます。一人暮らしの間取りは大体6~10畳が多いので、限られた空間を有効に活用が可能。
さらに、ソファーとベッドを別々で買うより費用を節約できるので、その分他の家具にこだわったり、インテリア雑貨を揃えたりできますね。
さまざまなバリエーションがあるので、より詳しく知りたい方は下記URLよりご覧ください。

【関連記事】おしゃれなソファーベッド|一人暮らしにおすすめな商品8選!失敗しない選び方>>

それでもやっぱりベッドを置きたい!という方には、次の項目でおすすめベッドをご紹介します。

4. 狭い部屋におすすめのベッド5選!

空間を有効活用できる、収納力があるなど、狭い部屋でも活躍するベッドをご紹介します。

高さが選べる天然木脚 ロフトベッド

床面積は変えられなくても、ロフトベッドで高さを有効活用すれば一人暮らしの部屋でも空間に余裕を持たせられます。メインの構造がパイプ製で支柱は天然木のロフトベッドは、機能性とおしゃれが両立するいいとこどり。高さ183㎝のロフトタイプにしてベッド下にデスクを置いて仕事や勉強スペースを確保、ミドルタイプにして収納に特化するなど、お好みの使い方に合わせた高さが選べます。
お部屋を立体的に活用したいなら、ロフトベッドがおすすめです。

棚・コンセント付き収納ベッド

寝具と収納としての機能を兼ね備えた収納付きベッドは、一人暮らしの狭い部屋の収納力をアップしてくれます。枕元の宮棚も奥行き13.5㎝あり、小説や目覚まし時計、ちょっとした小物を置くにも便利です。コンセントも2口ついているので、寝ている間の充電も安心。ナチュラルな木目調のデザインが落ち着いた雰囲気を演出するだけでなく、角の継ぎ目や金具の取り付けなども丁寧に仕上げ、見えないところにもこだわった品質です。

棚・コンセント付きシンプルパイプベッド

スチールパイプと木目模様の組み合わせがインテリアに馴染みやすいパイプベッドは、お部屋のテイストを選びません。ベッド下も約21.2㎝の高さがあり、狭い部屋でも収納に活用できます。ベッドボードには小物を置く棚が備わり、2口あるコンセントは1500Wまで対応可能でスマホの充電も問題なし。一人暮らしの部屋にぴったりのシンプルかつ機能的なベッドです。

脚付きポケットコイルマットレスベッド

マットレスに足が付いたシンプルな脚付きマットレスベッドは、省スペースを求める一人暮らしの部屋にはぴったり。マットレスの快適性が気になるところですが、コイルは振動が伝わりにくい独立構造のため寝心地がよく、耐久性と通気性にも優れています。また、ベッド内部も隙間から風を通して蒸れを防ぐ、すのこ構造で、快適性がアップ。ぬくもりを感じる天然木の足は、強度にすぐれているだけでなく、使うほどに味わいが増すパイン材です。サイズ展開も豊富で、セミシングルからダブルまで、体型やライフスタイルに合わせて選べます。

棚・コンセント・照明付きデザインローベッド

狭い部屋でも開放感のあるレイアウトにしたいときにおすすめのロータイプのフロアベッド。
直線的なデザインがスマートな印象な一方で、木目調のパターンが温かみを感じさせます。シンプルながら、上下に二段ある棚にはLED照明とスライド式のコンセントがついて機能的。ローベッドは通気性が心配ですが、すのこ仕様のため湿気がこもりにくくなっています。

5. まとめ:狭い部屋にもベッドを快適に置くコツ!

狭い部屋だと、ベッドをレイアウトすることは難しいと思ってしまいがちですよね。しかし、ベッドの選び方や配置の工夫次第で、狭い部屋でもベッドを置いておしゃれで快適な空間にすることができます。
さまざまなタイプのベッドがあるので、ご自身のライフスタイルに合ったものを見つけて、理想の部屋作りを叶えましょう。

##ライタープロフィール
MAKO+
女性向け電子雑誌にて記事編集&ライティングを担当。ファッションからインテリア、旅系まで幅広いジャンルで執筆。Googleマップで世界中を旅行するのが最近の楽しみ。

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