一人暮らし向け、ヴィンテージインテリア実例紹介

一人暮らし向け、ヴィンテージインテリア実例紹介

「由緒ある、古くて価値のある」「年代もの」という意味の「ヴィンテージ」。そんな長い時間を経て深い味わいを持ったヴィンテージ独特の雰囲気に憧れる方も多いのではないでしょうか。今回は、一人暮らしの部屋にヴィンテージインテリアを取り入れるコツについてご紹介します。

目次

1.いろいろなヴィンテージスタイルのお部屋

「ヴィンテージ」といっても、そのスタイルはさまざまで、それぞれが個性的な特徴を持っています。今回ご紹介するのは、「アメリカンヴィンテージ」「ナチュラルヴィンテージ」「北欧ヴィンテージ」の3つのインテリアスタイルです。

2.「アメリカンヴィンテージ」なお部屋の特徴

「アメリカンヴィンテージ」のなかでも近年注目が集まっているのが、ニューヨークの倉庫街をイメージした「ブルックリンスタイル」です。「黒」を基調として、茶色やグレー、シルバーなどのナチュラルカラーとモノトーンカラーをアクセントに加えたイメージです。小物は整然とし過ぎているよりも、観葉植物やテイストを揃えた雑貨を並べ、少し雑多な感じを出すのもアメリカンヴィンテージを演出するポイントとなります。

2-1.「アメリカンヴィンテージ」な部屋をコーデするためのポイント

ここでは男前な武骨さが特徴でもある、アメリカンヴィンテージの部屋欠かせないキーアイテムを具体的に見ていきましょう。

レザーソファー

ソファーは部屋の印象を大きく左右するアイテム。脚部やフレームに天然木やブラックスチールを使用しているものを選ぶことで、アメリカンヴィンテージの雰囲気を作ることができます。

アイアンラック

ブラックスチール製の棚や衣類ラックを取り入れると、インダストリアルな空間に近づけることができます。ハンガーや照明などの小物もお揃いの素材にすると、さらに統一感が出せます。

黒板塗料のインテリア

整然とし過ぎているよりも、黒板ボードなどの小物を使って雑多な雰囲気を作ることが程よい抜け感を演出するコツです。

2-2. ワンルームで「アメリカンヴィンテージ」な家具を

アメリカンヴィンテージな部屋に近づける、おすすめ家具をご紹介します。これから揃える方は参考にしてみてください。

①レトロなレザー調のアイテム「レトロヴィンテージ風の合皮スチールソファー」

上質感を追求した合皮ならではのリッチ感を楽しめる、レトロなソファーです。アメリカンテイストにぴったりなスチール素材でスタイリッシュなデザインが特徴。また、表地は合皮レザーのため、サッと拭けてお手入れも簡単です。黒色はより男前な武骨さを、茶色は柔らかさを演出できるのでお好みで選びましょう。

②味のある木目とスチールの組み合わせ「スチールフリーラック」

アメリカンヴィンテージインテリアに必須のブラックスチールは、ラックなどの大きめの家具でしっかり取り入れておきたいところ。そこでおすすめなのが、味のある木目とスチールがおしゃれなこちらの多目的ラックです。棚板は約11.5cmで高さ調節ができるので、リビングやキッチン・書斎など、あらゆるシーンに合わせて活用できます。

③収納上手、天板のブラックガラスがおしゃれな「リビングテーブル」

ヴィンテージ風の木目とブラックガラスの組み合わせが重厚感のあるリビングテーブル。引き出し付きで収納力も抜群なので、一人暮らしの限られたスペースを有効活用できる機能性にも優れています。部屋の印象を一気にアメリカンヴィンテージらしく変えてくれますよ。

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3. 「ナチュラルヴィンテージ」とは?

「ナチュラルヴィンテージ」は、シンプルな内装をベースに、木や麻など素材の風合いを生かしたインテリアスタイルです。例えるなら、どこか温かみのあるカフェのようなイメージ。素材とカラーリング調和が意識されて落ち着いた部屋は、ゆっくりと心を整える時間が過ごせそうですね。

3-1. 「ナチュラルヴィンテージ」なお部屋を作るためのコツ

まずは、白を基調とした部屋の内装に、パステルカラーのペイント家具と素朴な風合いの木製家具を半々くらいの割合で取り入れるとバランスが取れます。また、自然を感じさせる観葉植物や自然素材の小物を取り入れるのも大切なポイントです。

かご

シンプルな部屋をキープするには、ティッシュやリモコンなどの日用品をかごに収納することで見映えもよく室内がスッキリとまとまります。自然素材のものがより部屋のテイストにマッチします。

ドライフラワーや観葉植物

シンプルさが特徴ですが、遊び心を取り入れないと味気ない印象に。そんなときは、観葉植物やドライフラワーを飾ることで、華やかさも加わりより洗練された雰囲気に仕上がります。

3-2. 一人暮らしに「ナチュラルヴィンテージ」な家具

④ナチュラル感を演出「バスケットボックス」

テーブル周りの小物を整理するのにぴったりな、ウォーターヒヤシンス製のバスケットボックス。天然素材ならではの風合いが、ナチュラルヴィンテージ感を演出してくれます。

⑤観葉植物の代わりに「フェイクグリーン」

飾るだけで一気に室内がナチュラルテイストになる観葉植物。こちらは人工植物のため、水やりは不要で枯れることもなくお手入れも不要。バランスを見ながら壁やラック、窓辺などにたくさん取り入れましょう。

⑥カフェのような食器棚を「シンプルキッチンボード【幅85.5cm】」

シンプルなデザインがナチュラルヴィンテージな部屋にもマッチする食器棚です。ごちゃごちゃしがちなキッチンツールもおしゃれに収納することで、生活感を出さずにカフェのようなインテリアにまとまります。

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4. 「北欧ヴィンテージ」とは?

1950~70年代頃に作られたスカンジナビアンデザインの家具を取り入れた、温かみのある部屋が印象的な「北欧ヴィンテージ」。スカンジナビアンデザインの特徴は、シンプルかつ機能的あること。長く飽きのこないデザインで、どことなく懐かしさを感じるレトロな雰囲気が漂います。

4-1. 「北欧ヴィンテージ」インテリアのコーデのコツ

シンプルながらも木のぬくもり溢れる「北欧ヴィンテージ」らしい部屋作りのコツをご紹介します。

北欧ヴィンテージ家具、北欧ブランド家具

北欧の家具は、シンプルで長く使えるものをベースに作られているものが多く、使うほどに味わいが出るような木製が基本です。見た目だけではなく「一つのものを長く使う」という北欧の考え方も参考にしたいところですね。

北欧雑貨

北欧デザインには自然を愛する思想から、植物や動物をモチーフにしたものが多く見られます。そのようなファブリックや置物をインテリアに取り入れてみると、より北欧ヴィンテージの雰囲気を演出できます。

4-2. 「北欧ヴィンテージ」な家具

ここでは、北欧ヴィンテージインテリアを演出するのに最適な家具やアイテムをご紹介します。洗練されたデザインの家具は、飽きがこず長く使えること間違いなしです。

⑦北欧風の「あたたかみのあるブラウンカラーのテレビ台」

こちらは北欧ヴィンテージインテリアにもぴったりな、深みのあるブラウンカラーが特徴のテレビ台。角をとった丸みのある形もかわいらしく、幅約80cmとコンパクトで狭い部屋にもスッキリ置けるから一人暮らしの方にもおすすめです。

⑧シンプルながらアクセントになる「イームズシェルチェア」

北欧ヴィンテージインテリアを演出するなら、ミッドセンチュリーモダンの先駆けとなったイームズシェルチェアは、ダイニングチェアに取り入れたいアイテム。360度あらゆる角度から見ても美しく完成されたデザインは、置くだけで人を惹きつける魅力があります。プラスチックにありがちな安っぽいツヤを抑え、自然光によるグラデーションが魅力のチェアに仕上げています。

⑨ざっくりとした風合いのブルーが空間の雰囲気を演出「カーテン&遮像・遮熱レース4枚セット」

北欧ヴィンテージ感をグッと演出してくれる、天然素材のようなざっくりとした風合いのカーテンです。カーテンは部屋の雰囲気を演出する重要なファブリック。クッションやベッドとのカラーリングを合わせるとより統一感が出ます。

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5. まとめ:ヴィンテージなインテリアに囲まれた素敵な一人暮らしを

一人暮らしは、自分のお気に入りのインテリアに囲まれた暮らしが叶う絶好の機会です。限られたスペースだからこそ統一感を出しやすいというメリットも。難しいように感じるヴィンテージインテリアも、基本となる色や素材を押さえておくことで、これから揃える家具も的を絞って選ぶことができます。どんな部屋にしたいのか具体的なイメージを膨らませておきたいですね。
一度でヴィンテージインテリアを完成できなくとも、少しずつ時間をかけてお気に入りの部屋へと育てていけたらOK。好きなものに囲まれた生活は、心の充足感を満たしてくれ、より良い暮らしへとつながることでしょう。

##ライタープロフィール
MAKO+
女性向け電子雑誌にて記事編集&ライティングを担当。ファッションからインテリア、旅系まで幅広いジャンルで執筆。Googleマップで世界中を旅行するのが最近の楽しみ。

公開日 : 2023.02.08

更新日 : 2023.02.08

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