ファッション通販のニッセンです
トイレの壁紙の失敗しない選び方!アクセントクロスに簡単な壁紙シートはいかが?
リフォームするほどではないけれど、少しだけ部屋のイメージを変えたいと思うことはありませんか? そんなときに活躍するのが、「アクセントクロス」です。アクセントクロスとは、部屋の一部に色・柄ものの壁紙を取り入れて、内装にアクセントを与えることです。印象的な色・柄が少し入るだけで、空間には大きな変化を与えることができます。今回は、トイレスペースに限定して、よくある失敗談を踏まえながら、どのようにしたらアクセントクロスを使っておしゃれなトイレ空間にできるのかを解説していきます。
目次
トイレの壁紙に関する失敗例の1つに、「アクセントクロスに飽きてしまった」というものがあります。アクセントクロスの貼り方次第で防ぐことができるので、以下2つのポイントを意識して取り入れてみましょう。
常に見える位置に貼らない
一日に何度も使用するうえに限られたスペースのトイレでは、目のいく場所は大体限られてきますよね。そのため、便座に座ったときの正面位置にアクセントクロスを取り入れたり、アクセントクロスを大きく目立つように配置したりしてしまうと、差し色となるはずの壁紙を常に見ていることになり、早く飽きてしまう原因になります。アクセントクロスは、扉を開けて入るときに目に入る正面や、ふとした時に見える天井などに、ポイントとなるよう取り入れることをおすすめします。
配色比率を意識しよう!
お部屋を彩るインテリアを選んだり、配置したりするときには、プロも意識している「配色の黄金比率」というものを取り入れるとよいでしょう。「ベースカラー70%」「メインカラー25%」「アクセントカラー5%」の割合で、3色でまとめると、色同士がけんかすることなく、すっきりと洗練された空間作りができます。トイレの壁紙以外にも応用できるので、押さえておきたいポイントです。
トイレのアクセントクロスを選ぶときの失敗談には、色・柄がイメージと違った、よく考えずに貼ってしまい、トイレの印象悪くなってしまったなどの失敗も多くあるようです。そうした失敗には、以下3つのポイントを意識して、アクセントクロスを選ぶようにしましょう。
色・柄
カタログなどに載っている、小さなサンプル画像だけを見て選ぶのは要注意。画像で見たときは素敵だったが、「大きい面積になったときにしつこく感じる」「貼ってみたら印象が違う」ということはよく起こります。そこでおすすめなのが、サンプルの取り寄せです。色・柄だけではなく、素材の質感もチェックできますよ。
貼る位置
アクセントクロスを貼ったトイレを実際に使い始めてみると、「反対側に貼ればよかった」「天井にも貼った方がバランスが取れた」というケースも多く見られます。こちらも取り寄せたサンプルを壁や天井に当ててみることで、仕上がりのイメージを掴むことができます。
機能性
意外と見落としがちなのが機能面。トイレは、壁につくニオイのケアなどが必要なため、いざお手入れしようとなった際に、「水拭きができない素材だった」「凸凹が大きく、汚れが落としにくい」などといった不便さに気付くこともありえます。汚れやすい場所だからこそ、衛生的に保つためのお手入れのしやすさも確認しておきたいですね。
壁紙シートとは、シールのように貼るだけで、壁紙のアレンジができる便利なアイテム。さまざまな色・柄があり、手軽に部屋の雰囲気を変えることができます。簡単にはがせるため、賃貸住宅の部屋でも使用しやすいのもメリット。また、レンガ調や木目など、本物に近い素材感が再現されているものも多く、バリエーションも豊富です。トイレスペースには、水回りに適した耐水性、防カビ、抗菌性に優れたものを選べば、お手入れも簡単に行えます。
便利な壁紙シートですが、デメリットがあることも把握しておきたいところ。まず挙げられるのは、やはり貼りやすいとはいってもプロが貼るクオリティには劣ってしまうという点。そこで初めて使う方や慣れていない方は、無地の壁紙を選ぶようにするのがおすすめです。柄合わせの必要がなくなるので、ズレが気になりにくくなります。また、コンセント回りなど、切込みが必要な箇所は難しいところ部分でもあるので、説明動画を見たり、失敗しても大丈夫なように少し余分にシートを用意したりしておきましょう。
壁紙シートは、「貼ってはがせること」が大きなメリットです。そのため、賃貸住宅でも気軽に好みの壁紙に模様替えすることが可能です。ただし、長い間貼ったままにしておくと、糊が壁に残ってしまうこともあるので注意が必要です。使用前に部屋の壁の素材を確認するほか、小さい範囲で試し貼りしてみることをおすすめします。また、壁紙シートは家具や小物に貼って使用する方法もあるので、アレンジの幅も広がりますね。さらに、表面がツルツルしている樹脂製などは、サッと水拭きするだけで汚れがきれいになる優れものです。
具体的に壁紙シートの選び方・貼り方のコツについて、4つの点に絞って紹介します。
色…色の特徴を生かす
色には、わたしたちに寒暖を感じさせるように、それぞれが持つ性質によってあらゆる心理効果を及ぼします。色が持つイメージをトイレのアクセントカラーにも上手く取り入れてみましょう。
例えば、森や草木を連想させる緑は、爽やかさを感じさせるほか、長時間見ていても目が疲れにくい心理作用が働きます。青は、白と配色することで、清潔感や爽やかさを強調します。ほかにも消化器官の働きを促す効果があるといわれているオレンジや、自己主張せず周りの色を引き立てるグレーなど、色の違いもちろん、濃淡によっても見る人に与える印象は変わるため、こうした色が与えるイメージをヒントに選んでみるのもよいでしょう。
柄…大柄すぎるのは気を付けて
トイレのスペースは、どうしても狭くなりがちです。今より広く見せたい場合は、小さな柄の壁紙クロスを使うことで、トイレに奥行きを与える効果が期待できます。一方で、大きな柄の連続するものだと、圧迫感が強くなりがちに。大きな柄は、ワンポイント程度に取り入れるようにしましょう。
アクセントクロスは「正面」に貼って
トイレにアクセントカラーの壁紙を取り入れる場合は、扉を開けた正面に取り入れるのがおすすめです。入った瞬間に目に入るところなので、トイレの第一印象に大きく左右します。また、全面同色にするより、一面だけにアクセントを持ってくることで、前述した配色比に近づけることもできますよ。
機能面へのこだわりも大切
トイレは汚れやすい環境であることを考慮すると、白は避けたいカラーです。しかし、清潔感や洗練されたオシャレ空間にするために、白を使いたいという方も多いはず。そこで、おすすめなのが、ベージュやアイボリーなどのシンプルで優しい色味や、淡いグレーなどの穏やかな色味の壁紙。白よりも汚れが目立ちにくくなり、理想の空間に寄せることができますよ。
どのようなトイレ空間にしたいか、少しずつイメージは湧いてきましたか? ここでは人気のアクセントクロスを、仕上がりの雰囲気とともにご紹介します。
流行の素材感でお部屋がモデルルームのようになるリアルな凹凸加工が特徴の壁紙シート。
貼って剥がせるので賃貸でも安心して使えます。
自由にカットでき、壁紙の上から簡単に模様替えできます。
汚れたらサッと拭くだけなので、お手入れラクラク。
貼ってはがせる壁紙シート シンプルタイル【日本製】 雑貨
明るい青と濃いめの青、グレイッシュな青みカラーの3色から選べるアクセントクロスです。単色でシンプルでありながらも、立体感のある素材感が、上品で深みのある印象を与えます。壁紙のベースカラーや雑貨とのカラーリングによっても、クール・さわやか・都会的などの異なる空間を演出できますよ。
貼ってはがせる壁紙シート アクセントカラー【日本製】 雑貨
今回ご紹介した配色の比率やカラーイメージは、キッチンやリビング、玄関のアクセントクロスにも活用することができます。トイレのコンパクトなスペースで壁紙シートを使ってみれば、少し広いキッチンや玄関も少し慣れた手つきで作業を進められるかと思います。アクセントクロスを上手く取り入れながら、理想の空間を自分で作っていけばよりお家への愛着も湧いてきそうですね。
##ライタープロフィール
MAKO+
女性向け電子雑誌にて記事編集&ライティングを担当。ファッションからインテリア、旅系まで幅広いジャンルで執筆。Googleマップで世界中を旅行するのが最近の楽しみ。
公開日 : 2023.02.08
更新日 : 2023.02.08
2025/1/25更新