喪服 通販|お通夜・お葬式用の服装選びとマナー

更新日:2024年2月22日 | 公開日:2018年6月21日

お通夜・お葬式用の服装選びとマナー

思いがけず訪れる悲しみの儀にあわてないよう、
 大人の女性のたしなみとして1着は用意しておきたいブラックフォーマル。
 悲しみの場だからこそ、失礼のないきちんとしたスタイルを心がけたいもの。
 お通夜・お葬式の服装マナーや持ち物についてご紹介します。

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喪服選びのポイント

ITEM

喪服を服装から選ぶ

喪服は格式によって【正喪服】【準喪服】【略喪服(略式)】の3種類に分けられます。

正喪服

最も格式の高い喪服です。葬儀や告別式などの席で喪主と親族など主催する側の人が着用するものです。近年は、喪主や陣族など招く立場の方も、次にあげる【準喪服】を着用されることが増えています。

準喪服

一般的に喪服と言えばこの準喪服を指します。お葬式や法事などの弔事で最も多く着用されます。一般参列者としてお葬式やお通夜に伺う際に準喪服を選びましょう。

喪服アンサンブル・喪服ワンピース

流行に左右されずオールシーズン使えるジャケットとワンピースは、喪服として着用される最もオーソドックスなアイテム。飽きがこないので長く使えます。正式な喪服を初めて買う方のファーストフォーマルにもオススメです。
ワンピースの丈は膝が隠れるものを選びましょう。
暑い時期はワンピースのみで着用することもできます。

喪服パンツスーツ

「喪服にパンツスーツってOKなの?」と不安になられる方もおられるかと思います。
正式な喪服としては濃い黒地のワンピースかスーツ・アンサンブルの着用が望ましいとされていますが、パンツスーツを着用してはいけないというルールがある訳ではありません。略喪服としては問題ありません。
弔事以外のシーンでも着回せるものが多いのもメリットです。

喪服スカートスーツ

ワンピースが苦手という方におすすめです。また、ブラウスをハレの日向けの白ブラウスなどに替ることで入学式や卒業式などの学校行事にも着回しできるのもポイントです。

略喪服(略式)

喪主側から「平服」を指定された場合や、お通夜など急な訃報に「急いで駆けつける」場合に着用する、準喪服より格下の喪服です。黒や濃紺などのダークカラーで控えめなワンピースやスーツなどが該当します。

レディーススーツ

家族葬やお別れ会など、簡略化された葬儀も近年増加しています。喪主側から「平服」を指定された場合でも、普段着での訪問はNGです。落ち着いたカラーのスーツを用意しておくと、通勤はもちろん入学式や卒業式など学校行事にも着回しできるので重宝します。

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喪服を年代から選ぶ

20代女性にオススメの喪服

社会人になるタイミングで、初めて喪服を購入されるという方も多いはず。
いわゆる「ファーストフォーマル」として購入されるなら高額な喪服でなくてもよいでしょう。
漆黒カラーでもお手頃価格なコチラのアンサンブル(ジャケット+ワンピース)がオススメです。
オールシーズン対応で、シンプルでありながら、きちんと感を演出してくれます。
前開き仕様で、お化粧崩れをカバーしてくれます。

30代女性にオススメの喪服

30代で購入するなら40代も見据えたデザインを選ぶのがオススメです。体型が少しずつ変化していく方も多いので少しゆとりのあるサイズ感で選んでおくと安心です。
また、お手伝いを頼まれることも多いこの年代は動きやすく疲れづらい着心地も考慮したいところ。多種多様なお呼ばれがある30代女性には、慶弔両用でも通用するデザインがおすすめです。

40代女性にオススメの喪服

若い頃に購入した喪服だと、デザインが古くなっていたり体型の変化などで合わなくなっていたり‥。このタイミングで買い替える女性も多いよう。
また、年齢が上がってくるにつれて弔事の席に参列する機会も増えてきます。
スッキリとしたノーカラージャケットとレース切替のワンピースで上品な印象に。式典への出席が多い40代の女性におすすめです。

50代女性にオススメの喪服

50代はご両親や祖父母を見送る機会も増えてくる世代になります。
高級感や品格を意識して選ぶことが大切です。黒色の濃さやジャケット・ワンピースの丈には気を付けましょう。
上品で落ち着いた印象を与えてくれる長めの丈で着脱も楽な前開き仕様のコチラのタイプがおすすめです。

60代以上女性にオススメの喪服

60代になると喪主・喪主の妻・遺族になる可能性も高くなり、周囲の視線もより気になるところです。
着用頻度も増えてくるため、上質で長く美しく着られる喪服を選びましょう。
また、この世代になると足腰が悪くなってきたというお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
動きやすさを考慮して、こちらのような上品でストレッチ性のあるパンツスーツがおすすめです。

RECOMMEND ITEM

喪服以外に必要なアイテム

お通夜・お葬式の
マナー
Q&A

  • お通夜も喪服を着るのですか?

    急な通夜や不幸を聞いて駆け付ける場合は、喪服を着用せず地味な平服で訪れることもあります。しかし最近は、急でない場合は喪服を着用することが一般的になっています。

  • 普通の黒のスーツではダメですか?

    喪服の生地は、一般的な黒の服とは素材が異なり、黒の色合いの深さも異なります。急な弔問や通夜などで着用する「略喪服」であれば、一般的な黒のジャケットやスーツでも可とされていますが、大人の女性のたしなみとして1着は正式な喪服を用意しておきましょう。

  • 和装は遺族だけが着るものですか?

    和装(着物の喪服)は通夜や葬儀の際に誰もが着るものではありません。一般的に遺族といわれる喪主・家族・親族が紋の入った黒喪服を着用します。弔問側は、遺族よりも格の高い喪服でないほうがよいとされていますので、和装は着用しないことがほとんどです。

  • 何歳から喪服を着るのですか?

    葬儀では故人を偲ぶ気持ちを表すため、大人も子供も葬儀にふさわしい服装で参列することがマナーとされています。学生の場合は学校制服が正式礼服とされているため、制服での出席で構いません。制服の無い小さいお子様の場合は、控えめな色(黒やネイビー、濃いグレーなど)で華美でない格好を心掛けましょう。大学生になると大人と同様の喪服が望ましいです。しかし喪服がなければ、お通夜に関しては落ち着いた色合いのスーツやリクルートスーツでもかまわないとされるケースが多いようです。

  • どのようなバックが適切ですか?

    バッグは布製の黒がベストですが、艶の無いシンプルなデザインも問題ありません。ただし、殺傷を連想させる動物ものはNGです。また、金具もついていないものを使用するのが正式です。
    形は、手提げタイプかセカンドバッグタイプが一般的です。ショルダーバッグはなるべく避けたいですが、やむを得ない場合は肩ひもをバッグにしまい、肩にかけずに手に持つなどの工夫を。持ち物が入りきらない場合は、黒のフォーマル用サブバッグを用意しましょう。

  • 靴選びのマナーはありますか?

    靴は飾りがないシンプルな黒のパンプスを選びましょう。つま先に丸みがあるトゥでヒールは5cm以内が良いでしょう。光沢感のある素材やサンダル、ミュール、ブーツはNGです。

  • アクセサリーは付けても大丈夫ですか?

    アクセサリーはネックレスとイヤリング程度に。小振りのパールが一般的ですが、黒真珠やオニキスなども着用可能です。「不幸が重なる」意味の二連は避けて一連のものを選びましょう。

  • ストッキングは?

    基本的には黒のストッキングを選びましょう。網タイツやラメが入ったものは避けましょう。

  • タイツはOKですか?

    カジュアルな印象のある黒タイツは本来望ましくないとされていますが、季節や地域によっては履いて参列する人も少なくありません。

  • ヘアメイクで気をつける点はありますか?

    髪型はスッキリと。装飾品は避け、シンプルに小さくまとめましょう。メイクはベージュ系などで色を抑え、清潔感のある印象を心掛けましょう。ネイルは透明やベージュ以外は落としていくのが基本。落とせない場合はベージュのネイルチップをつけたり黒の手袋で隠しましょう。

  • 香典のマナーを教えてください

    香典袋もさまざまでありますが、包む金額に合ったものを選ぶのがポイントです。表書きや水挽など印刷されたものが一般的に使用されますが、個人の宗教によっても異なります。宗教がわからない時は「御霊前」を選びましょう。

  • <御霊前>
    一般的な香典(どの宗教でも使用可能)。
    一般的には水引が印刷されたものを使用します。

  • <水引きがあるもの>
    水引がかかった香典袋は、3万円程度の金額を包む時に使用しましょう。

  • <御佛前>
    四十九日以降の法事などでの香典に使用します。浄土真宗では葬儀でも可能。

  • <お花料>
    水引がなく、御花料/お花料と印刷されたものはキリスト教式の葬儀で使用します。

  • <その他>
    ・御玉串料:神式の香典
    ・御布施:葬儀・法要で僧侶、御寺への御礼
    ・寸志:葬儀・法要の心づけ

香典に包む金額

お香の代わりにお金を包むという意味もあり、3000~5000円程度が一般的です。古いお札を使うとよくいわれますが、霊前に供えるものですからきれいなお札を心がけましょう。
ただし新札では、亡くなる事を予測して事前に準備していたように印象づけ、失礼にあたります。新札を使う場合は、折り目をつけて入れましょう。

香典の包み方

裏側は下を折ってから上の折りをかぶせます。
水引が印刷されているものは、水引がきちんと見えるように折れば間違いありません。中袋裏面左側に、住所・名前・金額を記入します。

袱紗(ふくさ)

香典は通夜または告別式の受付に出すか、霊前に供えます。むき出しのまま持参せず、「大切に持参いたしました」という礼儀から、「袱紗(ふくさ)」に包んで持って行くのがマナーとされています。この時の袱紗の色は、緑色・藍(青)色・鼠色を使用しましょう。紫色はお祝いとの兼用が可能です。 ない場合は、小さな風呂敷やハンカチで代用してもかまいません。