女性のセミフォーマルを徹底解説!正装・フォーマルな服装のルールやマナー

女性のセミフォーマルを徹底解説!

正装・フォーマルな服装の
ルールやマナー

指定されたドレスコードがフォーマルだと「きちんとした服装だな。」とイメージできても「セミフォーマル」と指定されると「どんな服装?」と悩んでしまいませんか。シーン別・季節別に「セミフォーマル」の押さえておきたいポイントとコーデを紹介します。

目次

公開日 : 2021.9.2

更新日 : 2024.2.21

1. 女性の「セミフォーマル」・「フォーマル」・「カジュアルフォーマル」の違い

「セミフォーマル」とは、そもそもどんな服装をあらわすのでしょうか。「フォーマル」との違いや、他のドレスコードとどう区別したらいいのかを押さえておきましょう。

「セミフォーマル」はゲスト最高峰のドレスコード

場所や時間、場面にふさわしい服装選びの基準となるドレスコードは7種あり、「セミフォーマル(準礼装)」は2番目に格式高いドレスコードです。
全体としては2番目でも、結婚式やパーティー、入学式や卒業式などにゲストとして参加する場合の最もあらたまった服装となります。

ゲストとして最もかしこまった装いのセミフォーマルは、トレンドや個性を楽しむよりも、無地のドレスなど上品で落ち着いたコーディネートを意識しましょう。

  • 「フォーマル」は主催者側の格式高いドレスコード

    「セミフォーマル」がゲスト最高峰のドレスコードなのに対して、「フォーマル(礼装)」は公式な式典や晩餐会やパーティーの主催者側がする最も格式が高いドレスコードです。冠婚葬祭で主催者や親族が着用する服装も「フォーマル」になります。一般的に「正装」というと「フォーマル」を指し、ひとつ下の「セミフォーマル」は「準正装」になります。
    いずれも最も格式の高いドレスコードとなり、主催者側かゲスト側か、という違いがあるだけです。

    カジュアルフォーマル・スマートカジュアルとの違い

    最近は正式なドレスコードではありませんが、「カジュアルフォーマル」というコードも登場し、フォーマルも時代とともに変化してカジュアル化しているようです。また、ドレスコードには「スマートカジュアル」という7番目・一番下の格式のドレスコードも存在します。こちらは、堅苦しくはないけれどきちんと見える洗練された服装となります。レストランでの食事会や学校行事などに参加する場合の、普段着よりも少しだけドレスアップしたきれいめのスタイルで、フォーマルとカジュアルの中間の服装ととらえるとよいでしょう。

    フォーマルに「セミ」がつくことでだいぶカジュアルに気崩しても大丈夫だと勘違いされる方もいるようですが、セミフォーマルはゲスト側の最高峰の格式高い服装となり、カジュアルフォーマル・スマートカジュアルとは全く異なります。カジュアル化が進んだ時代だからと言って、あまりにもマナーを守らない服装は、場から浮くどころか主催者に対して失礼にあたることもありますので、どのようなお式や会なのか、どのような人が集まるのか、会場はどこなのかをしっかり考えて服装を選ぶようにしましょう。

  • スマートカジュアルについて知りたい方はこちら>>
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    2. 準正装・セミフォーマルのルールとマナー

    「セミフォーマル」は参加者側の最高峰のドレスコードなので、トレンドや個性よりも上品でエレガントな装いを意識することが大切です。また、「フォーマル・セミフォーマル」は昼と夜で服装が異なるのも特徴です。はじめに、気をつけたい「セミフォーマル」コーデのポイントについて紹介します。

    ポイント①ドレスの色・柄・素材

    フォーマルシーンでは色数が多いほどカジュアルな印象を与えるので多色づかいやプリント柄は控えましょう。ただし、オールブラックコーデは不祝儀を連想させ、またオールホワイトコーデは花嫁さんと同じ色になるので結婚式や披露宴では避けましょう。
    柄を取り入れるなら、レースやジャガード織りなどドレスと同色の織り柄の入った素材がおすすめです。織り柄でも、セミフォーマルを着用する場ではヒョウ柄やアニマル柄は殺生をイメージするので避けたい柄です。
    素材は、昼間は儀式、夜はパーティーととらえると正解をイメージしやすいです。昼のセミフォーマルは、光沢感を抑えた素材のドレスやアクセサリーで厳かに、夜は光沢感のある素材で華やかさを演出しましょう。

    ポイント②靴や小物

    ハイヒールや華奢なピンヒールサンダルを履きこなすのは素敵ですが、セミフォーマルの場には不正解です。3cm~7cm程度のヒールのプレーンパンプスが正解です。
    パンプスの素材は、革製に比べてバッグと同素材の布製のほうが格上ですが革製でも不正解ではありません。
    素足同様にカラーストッキングやタイツもカジュアルな印象を与えるので不正解です。ヌードカラーのストッキングを着用しましょう。
    大きなバッグはビジネスやカジュアル感が増すので不正解です。クラッチバックなどの小さいバッグを選ぶと、フォーマル感が増します。サブバックを使うときには、フォーマル用のものにしましょう。

    続いて、昼と夜とで気を付けたいポイントを紹介します。

    昼のセミフォーマル

    昼のセミフォーマルは、セミアフタヌーンドレスやワンピースが最適です。

    気をつけたいのは、露出と素材です。

    露出:肩や背中、胸元といった肌の露出を控えた上品な装いにしましょう。ノースリーブには、ストールやショール、ボレロなどを羽織り肌の露出部分を少なくしましょう。スカート丈は膝下が好ましく、ストッキングはマストです。

    素材:素材は光るものや輝くものは避け、シルクやレースなどの上質素材を選びましょう。

    色:色は落ち着いた色の無地が格調高くおすすめです。

    装飾:アクセサリーは輝くものは避け、ヘアメイクも上品な印象にまとめましょう。

  • 夜のセミフォーマル

    夜のセミフォーマルは、セミイブニングドレスやカクテルドレスが最適です。

    露出:ノースリーブかノーカラーのいずれかで、肩や背中の露出は控えましょう。スカート丈は、膝下からロング丈までOKです。

    タイプ:パンツスタイルやブラウスとスカートのコーディネートスタイルも夜のセミフォーマルでは楽しめますが、カジュアルな印象にならないように注意しましょう。

    素材:素材は、照明に映える光沢感のあるシルキー素材やラメを織り込んだ高級感ある素材がおすすめです。

    装飾:アクセサリーは、宝石やメタリックなど光るタイプをあわせて華やかさを演出しましょう。

  • スーツのセミフォーマルコーデはOKなのか

    セミフォーマルのドレスコードは、パーティーから式典まで幅広いシーンで指定されます。

    昼のセミフォーマルでは、セミアフタヌーンドレスだけでなくフォーマルスーツもTPOに合わせて着分けることができます。ビジネス色のないドレッシーで華やかなアンサンブルやセットアップスーツもおすすめです。コサージュやブローチを取り入れ、アクセサリーや小物でエレガントな着こなしにしましょう。

  • 3. 結婚式・披露宴での準正装・セミフォーマル(ワンピース・セットアップ)

    結婚式・披露宴は、ゲストのことを考えて休前日か祝前日の午前~午後、もしくは休日の午前~午後に開催されることが多いようです。セミフォーマルの昼の時間帯(朝から夕方17時~18時ごろ)に当たる場合、女性はセミアフタヌーンドレスがおすすめです。セミアフタヌーンドレスは昼間のドレスではありますが、17時~18時以降の夜の時間帯の結婚式・披露宴に着用しても問題ありません。

    セミアフタヌーンドレスは、光沢感のない同色無地のワンピースドレスです。背中や胸元の露出が控えめで、丈はひざ~ミディ丈の短すぎないもの、袖は3分袖かそれよりも長い袖丈の上品なデザインを選びましょう。

    オケージョンドレスも結婚式・披露宴でのセミフォーマルに適した服装です。オケージョンとは英語で「機会」や「行事」などという意味があり、特別な日にふさわしい服装を指します。繊細な総レースのワンピースとジレがセットになったオケージョンドレスは、クールな印象でこなれ感があり、周りと差をつけたい方におすすめ。デコルテから袖にかけてと裾部分がシアーデザインになっているので、ワンピース1枚で着てもエレガントです。

  • 最近は結婚式・披露宴にパンツドレスで出席する女性も増えてきました。パンツはスカートよりもカジュアルな装いになりますが、セミフォーマルの指定がある場合、上下の色と素材が揃ったセットアップや、上下がつながったオールインワンならパンツドレスを着用しても問題ありません。ワンピースドレスと同様に肌の露出が控えめで、光沢感のない上品なデザインを選びましょう。

    ワイドパンツスタイルでこなれた着こなしが完成するオケージョンドレスです。重ね着風デザインのレースブラウスは、袖スリットが程よい抜け感を演出。ワイドパンツは右サイドのみレースをあしらったアンシンメトリーなデザインが、さり気なく個性を引き立たせます。

  • 中心ラインに同色のレースを使用したドレッシーなワンピースドレスは、結婚式・披露宴でのセミフォーマルにぴったりです。黒のドレスには、明るいカラーのバッグとパンプスを合わせて華やかさを添えましょう。

  • 格式ある式場で行われる結婚式でも落ち着いた印象を与えるワンピースです。控えめにあしらわれたレースが上品で、年齢を問わず着られます。

  • 肌なじみのよいモーブピンクのワンピースドレスもおすすめ。控えめで上品なイメージが、フォーマルなシーンで目立ちすぎず好印象です。はしごレース切替えの総レースなど、こだわりのディティールデザインでさり気なく華やかさをアピールしましょう。

  • 膝丈ドレスでもフォーマルな服装としてOKです。ただし、膝丈の場合は肩や背中が開いていないドレスがおすすめです。

  • 4. ビジネス関連の式典・パーティーでの準正装・セミフォーマル(スーツもOK)

    ビジネス関連の式典・パーティーの場合、女性のセミフォーマルは結婚式・披露宴の服装よりも少しだけビジネス色を意識しましょう。なぜなら、招待客の大半がビジネス関係のお客様だからです。式典を主催する会社の社風や会場の格式も加味して、ジャケットとワンピーススタイルなど少しだけ堅さのある服装を心がけましょう。

    ツイード調ジャケットはビジネス関連の式典にぴったりです。華やかエレガントでコーディネートを格上げしてくれます。式典ではワイドパンツをあわせるとさらにセレモニースタイルにまとまります。いつものオフィスではテーパードパンツを合わせるなど普段使いもできます。

  • ジャケット
  • パンツ
  • ジレがのセットアップスーツも華やかです。セレモニーならライトなカラーが映えます。セットアップで使うだけでなく、単品でも着回ししやすいのでオフィスコーデのワードローブにぴったり。式典ではいつもの大きな通勤バッグではなく、小さめのバッグとヒールを合わせるようにしましょう。

  • ノーカラージャケットと裾スリットの入ったテーパードパンツ、ビックカラーブラウスの3点がセットになったスーツドレス。オールブラックですがデザイン性が高く、かっちりしすぎていないので、ビジネス関連のセミフォーマルにぴったり。パンプスではなく、あえてローファーを合わせてマニッシュにまとめると、スーツの雰囲気に合ったかっこよさが光るコーデに。

    どうしてもダークな色のセットアップしかない場合、インナーのブラウスを明るい色と大きなリボンタイで華やかに彩るとよいでしょう。

  • 5. 入学式・卒業式・謝恩会での準正装・セミフォーマル

    お子さんの入学式・卒業式では、女性はセミフォーマルドレスやフォーマルスーツ、アンサンブルなどが一般的です。謝恩会は卒業式と同じ日に開催されるなら、ジャケットの脱ぎ着で変化がつけられるワンピース×ジャケットスタイル、別の日にレストランやホテルで開催されるならセミフォーマルドレスやセミアフタヌーンドレスがおすすめです。

    卒業式での女性のセミフォーマルは、ネイビーやブラック、グレーといったダークカラーが一般的です。全身を暗くして重たくならないように、インナーやパンプスは明るい色を合わせましょう。
    レイヤードスタイルになるブラウスも一緒のセットアップだとスーツスタイルでもこなれ感がありおしゃれです。普段使いしやすいパンツ・ブラウスなので着回しできるのもいいところ。

  • 入学式はお祝いの場であるとともに新しい出会いの場でもあるので、初対面の人に好印象を与える服装を意識しましょう。アイボリーやベージュなど明るい色のジャケットを羽織ったスタイルは顔映りがよく、他のママさんや先生方とあいさつを交わすときにも印象をパッと華やかにしてくれます。
    ノーカラージャケットとシンプルなワンピースのセットアップは式典だけでなく、保護者会やお食事会にも使いまわしのきくデザイン。コロンとしたフォルムなので体型カバー力もあるところも嬉しいポイントです。式典ではコサージュやネックレスをプラスして華やかさを出すのもお忘れなく。

  • スリットデザインのジャケットとフレアパンツ、透け感のあるネイビーブラウスの3点で、スタイリッシュな着こなしが完成するフォーマルスーツ。入学式、卒業式どちらにもふさわしく、上品な印象を与えられる服装です。ブラウスは前後2WAYで結べるリボンデザインになっているので、卒業式はバック結びでシンプルに、入学式は顔回りで結んで華やかに仕上げるのがおすすめ。卒業式と同日に開催される謝恩会で、表情を変えたい時にも重宝します。

  • 保護者・親族として式典に列席する際にふさわしいセミフォーマルドレスです。パールのネックレスやコサージュなどのアクセサリーで上品な華やかさを加えましょう。

  • 6. 昼間に行われるパーティー・二次会などでおすすめの準正装・セミフォーマル

    昼間のパーティーや二次会でセミフォーマルのドレスコードがある場合、女性はセミアフタヌーンドレスやパンツドレスなどが一般的です。華美になりすぎないようにアクセサリーはパールを合わせ、清楚で上品なコーディネートを心がけましょう。

    繊細なシフォン素材を使用したボレロ付きのオケージョンドレス。程よい透け感や袖のギャザー、黒い縁取りのパイピングなど、ディティールにこだわったデザインが女性らしい美しさを表現してくれます。黒のパンプスを合わせるだけで、コーデが華やかに決まる1枚です。

  • 袖口のレースとカフスが高級感を醸し出すオケージョンドレスです。デコルテのシアー感や、立ち姿をきれいに魅せるマーメイドシルエットもおしゃれ。1枚で着映える計算されたデザインなので、白のクラッチバッグと足を細見えさせる斜めカットのパンプスで上品にまとめるのがおすすめです。

  • パーティーでも昼間のセミフォーマルは、肌の露出を押さえるのがマストです。レースやプリーツなどエレガントなデザインと、雰囲気のある上品の色がおしゃれな印象を与え、パーティーや二次会の雰囲気にぴったりです。袖や裾の透け感がエレガントな印象を高めてくれる、総レースのワンピースドレス。ラベンダーカラーなら柔らかい印象になり、可憐に着こなせます。レースは美しい縦の流れを表現するダイヤ柄なので、スタイルアップも叶います。胸元にはパールのアクセサリー、足元は白のパンプスで上品にまとめましょう。

    高級感のある総レースのセミアフタヌーンドレス。中心ラインと両サイドの2種類のレース使いと絶妙な裏地配色が、着るだけでこなれた着こなしに格上げします。格式あるフォーマルな席でも、自分らしさを表現したいという人におすすめの一着です。

  • 肌の露出を押さえるのに、ジャケットやボレロを活用するのも良いです。

  • 7. 夜に行われるディナーショー・パーティーなどでおすすめの準正装・セミフォーマル

    夜に行われるディナーショーやパーティーの場合は、ノースリーブなどで適度に肌の露出があるものもよしとされています。ただし、肩や背中がむき出しになるものや、身体のラインが出やすい薄手のドレスなどは避けましょう。

    軽やかなシフォン素材とプリント柄の組み合わせが、こなれた着こなしを叶えてくれるオケージョンドレス。フォーマルな場に本来プリント柄は控えた方が無難ですが、プリント柄と同系色のシフォン素材で派手さを抑えた上品なドレスなら、夜のパーティーにふさわしい華やかさが演出できます。

  • 夜、室内で行われるディナーショーやパーティーでは照明を受けてキラキラと輝く素材やアクセサリーを使った装いがおすすめです。セットアップパンツスーツはドレスのようなエレガントな印象を与えます。黒の装いには明るい色のバッグや靴を合わせると華やかさが増します。

  • 夜のセミフォーマルはパンツドレスもおすすめ。夜は昼よりもフォーマル度が下がるため、パンツドレスが着こなしやすくなります。スカートよりカジュアルな要素が強いスタイルになりますが、ドレッシーで華やかなパーティー向けのデザインなら問題ありません。ワイドパンツのシルエットが体型をカバーしつつこなれた印象に。トップスは細やかなレースなので、透け過ぎずドレッシーにまとめてくれます。

  • アシメトリーなカラードレスも華やかなドレススタイルになります。靴やアクセサリーなどを光る素材にすることでさらに夜を演出してくれます。

  • 8. 春夏におすすめの準正装・セミフォーマルの装いやアイテム

    肌の露出を控えるセミフォーマル。暑さが増す頃のセミフォーマルウェアは、シフォンやレースなど涼し気な素材があしらわれた素材がおすすめです。
    また、ウエストや首元が絞られていないデザインならドレスの中で体が泳ぐので、風が通り体温がこもらず涼しく着こなせるのでおすすめです。

    存在感のある刺しゅうチュールと裏地の絶妙な色合いが、セミフォーマルにふさわしい華やかさを演出してくれるオケージョンドレスです。Vネックで風が通りやすく、首から縦に伸びるラインがシルエットをきれいに見せてくれるとともに、コーデにメリハリを与えてアクセサリーなしでも美しく着映えます。

  • レースとサテンの切替が、スタイリッシュな印象を与えるオケージョンドレス。袖スリット入りで涼しく着こなせ、こなれ感のあるグレーの配色がクールな雰囲気を醸し出します。スタンドカラーからつながる縦のラインやウエスト切替などアクセントが効いたデザインなので、小ぶりのバッグとアンクルストラップパンプスを合わせるだけで格調高いコーデが完成します。

  • フロントのレースプリーツ切替えが上品なワンピースドレス。ウエストの絞りがなくストンと落ちるデザインなので、肌に張り付かず風も通って涼しく過ごせます。Vネックで顔回りがすっきり見え、Iラインを強調する配色パイピングでスタイルアップが叶うのもおすすめポイント。パイピングの色と小物の色を揃えると、シックで大人っぽい印象に仕上がりますよ。

  • 暑さが増してくる時期は、涼し気な印象を与えるシンプルなダークブルーのドレスがおすすめです。ドレスがシンプルな分、羽織りを追加して華やかにまとめましょう。また、冷房対策としても羽織りがあると便利です。シフォン素材のカーディガンならおしゃれでエレガントにコーデを仕上げることができます。

  • 刺繍レースが優美なワンピースは、見た目にも涼し気な印象です。サイドのプリーツデザインが風になびき、さわやかです。レースのシューズは、見た目の涼しさとフォーマルさを兼ね備えているのでおすすめです。

  • ドレス
  • 春夏のセミフォーマルにおすすめの靴・バッグ・アクセサリー

    パーティーバッグは季節を問わず明るめのカラーのものがあると、手軽に抜け感が出せるのでおすすめです。また、クラッチバッグ、ショルダーバッグ、ハンドバッグの3WAYなら、「立食」「着席」「半立食」のどの形式のパーティーでも使えて便利です。

  • 靴はヌードベージュやグレージュなどのヌーディカラーが、抜け感があっておすすめです。特に春夏は、足元が明るいと涼し気にも見えます。ヒールにグリッターをあしらったパンプスも肌に近いベージュカラーやレースデザインであれば、悪目立ちもしません。

  • 昼のセミフォーマルのアクセサリーは小ぶりでシンプルなものがベター。特に結婚式では、花嫁さんと被ってしまう白や花飾りなどは避けましょう。ただし、白でもパールならOK。この場合も上品で控えめなデザインを選びましょう。

    9. 秋冬におすすめの準正装・セミフォーマルの装いやアイテム

    寒さが増してくる頃は、ベロアやジャガード織などの地厚な生地がおすすめです。Aラインなどのゆるやかシルエットのドレスなら寒さ対策の為にインナーを着ても響きません。
    寒いからと言ってファーを用いるのは殺生を連想させることにつながり、セミフォーマルの装いの場では好ましくないので気をつけましょう。

    ジャガード生地のショート丈ジャケットはロング丈のオケージョンドレスと相性がよく、秋冬のセミフォーマルな装いにおすすめです。寒さ対策としてだけではなく、1点投入するだけでコーデのアクセントになり、視線を上に集めてスタイルアップ効果が狙えます。

  • ジャケット
  • ワンピース
  • 秋冬のセミフォーマルにぴったりの地厚なジャガード織の生地のドレスワンピース。立体的なふくれジャガードなので、ゴージャス感もバッチリです。ひざ見えをカバーする安心の丈感や、こなれ感を演出してくれるボリューム袖など、シンプルデザインながらこだわりが満載。アンクルストラップのついた淡いブルーの靴を合わせて、スッキリ上品に着こなしましょう。

    こちらも地厚なジャガード織の生地のドレスワンピースですが、ロング丈のジャケットとのアンサンブルなので、まだコートまでは必要ない秋口の結婚式などにおすすめ。ワンピース袖は透け感のある素材で女性らしく、ジャケットを脱いだ1枚のスタイルもしっかり映えます。秋冬に明るいカラーのドレスは華やかさが増しますし、周りと差もついてGOODです。

    ベロア生地を贅沢に使用したワンピースドレス。高級感があり見ためにも暖かいベロア生地は、冬ならではの季節感あふれる素材です。セミフォーマルに柄物はNGですが、プリント柄ではなく、こちらのように生地に直接柄を織り込んだデザインなら着用してもOK。写真映えもよく、大勢のゲストが集まるパーティーでさり気なく個性が発揮できます。

    秋冬のセミフォーマルにおすすめの靴・バッグ・アクセサリー

    秋冬らしいこっくりとしたカラーや地厚な生地のドレスには、シンプルデザインのバッグが主張しすぎず、全体のバランスが整いやすいです。フォーマルな場はもちろん、食事会や記念日、お呼ばれしたときの服装などにも合わせやすく、幅広いシーンに使えます。

  • 秋冬のドレスには、シンプルな黒のパンプスが合わせやすく無難です。シンプルデザインでも、アンクルストラップ、甲ストラップ、プレーンではける3WAYタイプのパンプスなら、どんなスタイルにも馴染みます。毎日の通勤や休日のおでかけにも、その日の気分やコーデに合わせて使い分けできるのがうれしいですね。

  • フォーマルな場面で最も使いやすいパールのネックレスは、季節を問わず1つ持っておくと便利です。こちらは8㎜のノーマルサイズと、5㎜のベビーサイズの2タイプから選べ、ロングなので1連、2連としての使い方があり、首元を華やかに彩ってくれますよ。

  • 10. まとめ

    セミフォーマルのドレスコードは意外と着る機会が多くあります。昼と夜のドレスコードの違いは、昼は儀式で夜はパーティーと捉えれば難しくありません。
    TOPにあった上品で上質なセミフォーマルウェアで式典やパーティーを楽しみましょう。

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    ##監修者プロフィール
    川島 彩子
    カラーコーディネーター。インポートブランドのショップスタッフ時、人によって「似合う色」「デザイン」があることを知り、ファッションやインテリアの「色」について専門的に学ぶ。現在は、カラーコーディネーター育成の他、企業や地方自治体主催のカラーセミナーなどを精力的に行っている。

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