【結婚挨拶・両家顔合わせ】女性におすすめの服装とマナーも押さえて印象アップ!

【結婚挨拶・両家顔合わせ】

女性におすすめの服装と
マナーも押さえて印象アップ!

結婚までの様々なイベントの中で、結婚の意思が固まった二人にとって「結婚挨拶」や「両家顔合わせ」は、緊張度の高いイベントなのではないでしょうか。この2つのイベントの緊張を和らげ、リラックスして迎えるために気をつけたいマナーや装いについて解説します。

目次

公開日 : 2021.8.5

更新日 : 2024.1.23

1.そもそも「結婚挨拶」と「両家顔合わせ」とは?違いは?

「結婚挨拶」も「両家顔合わせ」も、結婚までの大事なステップ。2つの違いを踏まえ、それぞれにふさわしい服装で大切な日を迎えましょう。

結婚挨拶

結婚の意思を二人で固めたら、親に結婚の報告をする「結婚挨拶」は、なるべく早く行いましょう。挨拶を行う場所は、一般的にはそれぞれの実家です。

「結婚挨拶」で相手の親と初めて会う方も、既に相手の親と面識のある方も、結婚を認めてもらうためのケジメの場面です。好印象を与える服装で挨拶を行いましょう。

清潔で清楚な印象を与えるフォーマル度の高いワンピースやスーツ、ブラウスとスカートスタイルがおすすめです。パンツスタイルはNGではありませんが、カジュアルな印象が強くなったり、ビジネスっぽい印象になったりしないようにエレガントで上品なパンツスタイルにしましょう。詳しくは後ほど説明します。

結婚挨拶の手土産

挨拶に行く際の服装同様に手土産選びも悩みますよね。
相手の両親に喜ばれて好印象を与えられる手土産を選びましょう。
安価なものは、挨拶の時間を作ってくれたご両親に失礼にあたったり、反対に高価なものはご両親に気を使わせたりしてしまうので、3,000円~5,000円程度のものが良いでしょう。熨斗紙(のしがみ)は不要です。
手土産にする品は、個包装されていて家族みんなで分けられる日持ちのするお菓子などがおすすめです。
事前に相手のご家族の好みや人数を確認して選んだり、縁起の良いものを選んだりすると良いでしょう。

両家顔合わせ

最近では、二人の結婚により両家が親族として結ばれることを祝って贈り物を納め合う「結納」に変わって、「両家顔合わせ」を行うカップルが多いようです。
「両家顔合わせ」は、「結納」に比べて儀式的な堅苦しさが無く、二人とそれぞれの親が親睦を深めるための食事会です。

一般的には、結婚式の3~6カ月前に開催し、新郎が「両家顔合わせ」の進行を行います。それぞれの親を紹介し、良好な関係を築けるようにしましょう。会場は、落ち着いて会話を楽しめるように雰囲気の良いレストランや料亭などの個室や、挙式予定のホテルやレストランでも良いでしょう。服装は、食事会場のドレスコードに合ったものにしましょう。服装に迷ったら、フォーマル感のあるワンピースやスーツがおすすめです。

両家の服装の格を揃えられるように結婚をする本人を通して、ご両親に伝えておくと良いでしょう。顔合わせの主役は結婚をする本人たちなので、ご両親の服装は結婚をする二人よりも格上な服装や華やかな服装は避けましょう。また、ご両親の服装の格も揃えるようにしましょう。

2.「結婚挨拶」にふさわしい女性のマナー、服装のポイント

いくらマナーがきちんとしていても、だらしない服装だと好印象を与えるのが難しくなってしまうことも。相手の親に好印象を与えるマナーや服装選びのポイントを押さえましょう。

結婚挨拶時のマナー

結婚を考え、付き合っている人がいること、結婚の挨拶を行いたいことを親に事前に伝え、親の都合の良い日程を選んで「結婚挨拶」を行うようにしましょう。当日の会話に困らないように、相手の親の好みや趣味などを聞いておきましょう。手土産を準備する際も、好みがわかっていれば選びやすくなります。また、親からの質問にも答えられるように、あらかじめ二人で答えを準備しておくと良いでしょう。

結婚挨拶では約束時間に遅刻するのはマナー違反。コートを着ている季節ならコートを脱ぎ、玄関のチャイムを鳴らす前に身だしなみを整えましょう。玄関での挨拶は、緊張する場面でもありますが、玄関のドアを閉めてから笑顔で行いましょう。部屋に案内されたら着席する前に手土産を渡し、着席を促されてから座るのが一般的なマナーです。着席したら、相手から自分を紹介してもらい、再度挨拶をしましょう。結婚の報告をするのは、どちらの親にも男性からするようにしましょう。結婚挨拶の所要時間は1時間から2時間程度で終えるようにし、お礼を伝えてから退席しましょう。帰宅後に、電話でお礼を伝えると、より丁寧さが伝わり好印象を与えます。

結婚挨拶時の好印象を与える服装

結婚挨拶時に、まず、相手の親に見られるのが、表情と服装です。相手の親に好印象を与える服装のポイントを押さえましょう。

おしゃれよりも身だしなみを整えましょう

身だしなみを整えることを意識しましょう。結婚挨拶の場では、派手なヘアスタイルやメイク・ネイルは不向きです。また、香水のつけすぎや素足もマナー違反にあたります。おしゃれは自分が楽しむもので、身だしなみは相手のために整えるものです。これから家族になる相手の事を思って、おしゃれや派手さは控え、身だしなみを整えた服装で結婚挨拶を行いましょう。

「清潔感」を意識した服装

既に相手の親と面識があっても、結婚挨拶では清楚で清潔感がある服装にしましょう。肌の露出が少なくフォーマル感のあるワンピースやスカートスーツ、スカートとブラウスの組み合わせがおすすめです。スカートでもミニスカートやタイトスカートは椅子に座ったりお辞儀をしたりする場面に不向きです。スカートは膝頭が隠れる長さのフレアスカートがおすすめです。色は、パステルカラーやベージュなどが優しく上品な印象を与えます。

3.「両家顔合わせ」で失敗しない女性のマナー、服装のポイント

二人とそれぞれの親が親睦を深めるための食事会である「両家顔合わせ」では、どの様なことに気をつければよいのでしょう。マナーと服装で押さえておきたいポイントをお伝えします。

両家顔合わせ時で失敗しない女性のマナー

お互いの親へ結婚挨拶を済ませたら「両家顔合わせ」の準備を行いましょう。それぞれの親の予定を確認し日程と場所を決めます。日本ではお祝い事は昼間に行うのが一般的ということもあり、「両家顔合わせ」の食事会は、昼間に行うことがほとんどです。メニューは、「両家顔合わせ」用のメニューの利用や、お店に「両家顔合わせ」であることを事前に伝えておくとスムーズです。緊張を和らげるためとはいえ、お酒の飲みすぎは控えましょう。会話を楽しみ、両家の親睦を深めることが目的の食事会では、政治や宗教、自慢話をするのはマナー違反です。支払いは折半にするのか、結納金代わりに男性が支払うのか、手土産の有無など、事前に親の意向を聞き二人で決めておくようにしましょう。「両家顔合わせ」から帰宅後、それぞれが互いの親にお礼の電話をするのも好感度アップのマナーです。

印象アップの服装のコツ

ドレスコードを両家で合わせておく

「両家顔合わせ」を行う会場のドレスコードにそった服装が基本ですが、両家でドレスコードをそろえましょう。「結婚挨拶」時同様、清潔感のある身だしなみと露出が控えめでフォーマル度の高いワンピースやスーツといった服装がおすすめです。

ドレスコードについて詳しく知りたい方はこちら>>

母親の服装はスーツやワンピースが一般的

お母様は、「両家顔合わせ」の主役である娘や息子よりも目立つ服装や格上のドレスコードにならないようにしましょう。結婚する子どもがパステルカラーなどの優しく明るい色のワンピースやネクタイを着用するなら、母としての服装はその色を引き立てるダークカラーのスーツやワンピース、セットアップスタイルがおすすめです。子どもの学校行事に参加した時のような、上品で控えめな服装をイメージすると選びやすいでしょう。

父親の服装はスーツかジャケットスタイルで

父親としての服装はダークカラーのスーツが一般的です。しかしネクタイは、堅苦しくならないように新郎のみ着用をする家族も多く見られます。ノーネクタイとする際は、白または淡色のシャツをコーディネートして清潔感やきちんと感のあるジャケットスタイルにするのがおすすめです。

4.「結婚挨拶」でのおすすめの服装は「ワンピース」「フレアスカート」「きれいめパンツ」

清楚で清潔感ある印象とともに、女性らしさも兼ね備える服装を具体的に提案します。
アクセサリーは控えめにし、ロングヘアの方なら、ハーフアップやアップスタイルにすると清楚さが増します。

結婚挨拶におすすめ「ワンピース」

清楚な女性らしさを演出するのにピッタリな服装は、ワンピースです。ドレッシーな色やデザインでも、カットソー素材や小花柄といったディティールが、品良くドレスダウンしてくれます。彼のご実家に結婚挨拶に行く緊張度の高いシーンでも気負いなく着られておすすめです。

結婚の挨拶などのかしこまった場はもちろんオフィスでも使えるレイヤード風ワンピース。ぽこぽことした素材感のジャガードカットソーにレーストップスを重ねたデザインで、ほどよく広がりの出るフレアな裾が女性らしい華やかな印象を与えます。ジャケットを羽織れば、よりきちんと感の出るコーデにまとまりますよ。

  • パール調アクセのついた、カットソーワンピースを使ったコーデ。結婚挨拶の場で着用すべきフォーマル感のある服装は、ニットやダウンなどのカジュアルアイテムをコーデに取り入れにくいため、冬場はどうしても寒くなりがち。こちらのワンピースなら、しっかり肉厚で裏起毛のカットソー生地を使用しているので、フォーマルでも温かく過ごせます。襟元のパール調ビジューが上品なイメージを演出してくれるので、アクセなしでも1枚で着こなしが決まります。

  • 地味過ぎず華やか過ぎない小花柄のワンピースなら、1枚で上品にまとまります。小顔見えするスキッパー衿と足首が見える丈感が適度な露出となり、大人っぽい印象に。裏地はついていないので、長袖でもオールシーズン活用できます。

    ベージュのワンピースは、やさし気で穏やかな印象を与えます。ウエストのドロストでサイズを調整できるのでゆったりめに着たい・きちんと感をだしたいなど雰囲気調整もできます。ワンピースはふんわりしたフレアラインや程よくギャザーが入ったものなど、体のラインを拾いすぎないものが品よく着られてベターです。

  • ウエストが絞られたワンピースの方がきちんと感はアップしますが、絞られてないタイプでも縦ラインが強調されたデザインだとカジュアル感が軽減されます。縦ラインのパイピングがシャープさをだしてくれ、プリーツデザインも動作をしなやかに見せてくれて印象UPです。

  • 結婚挨拶におすすめ座った時にも膝頭が隠れる長さの「フレアスカート」

    膝頭が隠れるフレアスカートは、椅子やソファーに座ってもボディラインを気にすることなく動作ができるので、エレガントに振る舞えます。

    洗練された大人の女性を演出できる主役級の花柄スカートなら、シンプルなシャツやきれいめのリブニットを合わせるだけで、上品にきまります。結婚の挨拶というお祝い事なら、華やかが花柄を使ったアイテムがさらに花嫁の女性らしさ、可愛らしさを引き立たせてくれるでしょう。ダークカラーのスカートでトーンを抑える場合は、トップスにベージュやホワイトの明るめカラーを持ってくれば、顔色もパッと明るい印象に。

  • スカート
  • トップス
  • 広がり過ぎないきれいな落ち感が印象的なフレアスカートと、清潔感のあるレース袖ブラウスを合わせたコーデ。スカートはほどよく肉厚な素材なので、秋冬のフォーマルシーンに最適です。スカートがシンプルな分、トップスは華やかな印象を与える明るめカラーのシャツや、バルーン袖のアイテムなど、デザイン性のあるアイテムを合わせるのが◎。バックなどの小物もトップスと色を合わせることでまとまりよく仕上がります。

  • スカート
  • トップス
  • 秋冬シーズンなら優し気なニットスカートもおすすめ。プリーツデザインのニットスカートはしなやかさも演出してくれます。パイピングデザインのカーディガンニットを合わせるとセットアップのようなきちんと感もプラス。オフィスのような堅苦しさはなく女性らしいきれいめコーディネートになります。

  • スカート
  • カーディガン
  • 清楚な雰囲気を演出するミディ丈のフレアスカート。白のブラウスと黒のスカートの組み合わせはしっかりした印象を与えますが、トップスもボトムスも女性らしいデザインなので、堅苦しくなりすぎません。挨拶時は着脱しやすいパンプスの方がよいです。

  • スカート
  • トップス
  • 花柄のスカートは女性らしさ・華やかさ・上品さで好印象に見えます。爽やかな明るめカラーで統一するとより一層女性らしさが引き立ちます。

  • きちんと感のあるきれいめ「パンツ」

    結婚の挨拶はスカートスタイルが一般的とされていますが、清潔感のある上品なパンツスタイルならOKです。ダメージジーンズなどのボーイッシュでカジュアルなパンツやビジネス色の強いパンツスーツは避けた方が良いでしょう。センタープレス入りのパンツやワイドパンツといったきれいめなパンツに、清潔感を与える白やパステルカラーのブラウスなどのトップスをコーディネートすると、エレガントなパンツスタイルに仕上がるのでおすすめです。

    ハリ感のあるストレッチワイドパンツと、清潔感のあるオフホワイトのシャツのツイード調のジャケットを合わせた、かっこかわいいシックなコーデ。モノトーンでまとめて落ち着いた大人の女性を演出しつつ、ツイード調のジャケットでエレガントな装いにまとめています。小物はあえて控えめにすると、ごちゃつきを回避して洗練された印象に。

  • パンツ
  • ジャケット
  • センタープレスのはいったきれいめテーパードパンツなら、オンオフどちらでも使えるので、結婚の挨拶にもぴったりなアイテム。シワになりにくい素材なので、長時間座っていてもシワを気にせず着用できます。ダークカラーのパンツなら、トップスは爽やかにホワイトかパステルカラーのブラウスやきれいめニットでまとめましょう。華奢なデザインのネックレスで首元に華やかさをプラスして。

  • 清潔感のある白のテーパードパンツに、パステルカラーのブラウスを合わせた爽やかコーデ。結婚の挨拶に派手なカラーパンツはNGですが、白なら清楚な美しさが引き立ちGOOD。上品で華やかなフレアスリーブのトップスとも好相性です。淡いトーン同士の組み合わせでシンプルになりすぎないように、胸元のアクセサリーは忘れずに。

  • ブラウス
  • パンツ
  • シルエットにゆとりのあるセミワイドパンツは、エレガントで上品な印象を与えます。とろみのある素材は、立ったり座ったりの動作をしても膝裏に皺ができにくいのも嬉しいポイント。パステルカラーの淡色は、優しくフェミニンな印象を演出してくれます。

  • 5.「両家顔合わせ」で女性(新婦)におすすめの服装

    結婚をする二人と、それぞれの両親の服装の格を揃えることがポイントです。カジュアルな「両家顔合わせ」であってもきちんと見えるキレイめな服装を心がけましょう。

    高級ホテルやレストランでの顔合わせならフォーマル感のある「ワンピース」

    高級ホテルやレストランで多いドレスコードは、「スマートカジュアル」や「スマートエレガンス」など。女性(新婦)は、友人の結婚式に出席するようなフォーマル感のあるワンピースがベターです。立体感のある袖のチュールレースが可愛いベージュのワンピースは、ソフトで親しみやすいイメージが好印象。バッグと靴を黒で引き締めると、きちんと感もアップします。

  • 表面感のあるカットジャガード生地を贅沢に使用した、エレガントなプリーツワンピースドレス。「両家顔合わせ」では、女性は主張の強いカラーは避けて、肌なじみのいい穏やかな明るい色を選びましょう。くすみグリーンは、落ち着いた大人の雰囲気が好印象です。

  • フェミニン派なら、袖プリーツと身頃の総レースで可愛いポイントを詰め込んだ、モーブピンクの愛されドレスはいかが。小物はあえてベージュなど明るい色を合わせて、甘さときれいさを併せ持つモーブピンクの雰囲気を引き立てれば、相手の親に好印象を持たれること間違いなしです。

  • さまざまなシーンで着まわせるアンサンブルワンピースは、堅苦しくなりすぎずにきちんとした印象を相手に与えることができる服装です。特にドレスコードがセミフォーマルな会場での顔合わせに適します。アクセサリーはパールなどの上品で控えめなものにし、ヘアスタイルは清潔感のあるハーフアップやまとめ髪にすると、会場の雰囲気にもよく合い、好印象を与えるでしょう。

  • ドレスコードなしなら、きちんと見えて清潔感のある「ワンピース」

    着るだけで上品見えを叶える、エレガントなモカ色のカジュアルワンピース。女性らしいしなやかさを演出するバイアスフレアシルエットや、スタイルをすらりと華奢見えさせる少し高めのウエスト切替えなど、きれい見えの要素がいっぱい。ドレスコードなしのホテルやレストランでの顔合わせにぴったりです。

  • ドレスコードなしの場合は、きちんと見えるカジュアルなワンピースがおすすめ。やや光沢感のあるなめらかな素材のワンピースなら高級感があり、フォーマル感が演出できます。襟元のリボンが顔回りを明るく華やかに見せ、スカート部分のプリーツデザインが清楚な雰囲気を高めてくれます。

  • 「パンツ」ならエレガントで上品なスタイルを意識

    両家顔合わせの席では清楚で女性らしいコーディネートが一般的です。ですが、普段はカジュアルやマニッシュな装いが多く、エレガントな装いに慣れていないという方も多いかもしれません。ロングベストとワイドパンツのセットアップは、インナー次第でエレガントにもカジュアルにも着回せます。両家顔合わせの席では、柔らかな素材のブラウスをコーディネートして、トレンドを押さえつつ上品でマニッシュな着こなしにするのがおすすめです。ベージュなどの穏やかな色をチョイスすると好印象です。

  • カジュアルな両家顔合わせならパンツスタイルもOKですが、カジュアルすぎるパンツスタイルは控えましょう。エレガントなドレープが出る柔らか素材やレースなどの優美な素材が使われているセットアップスーツがおすすめです。
    ワイドパンツもエレガントで上品な印象になりフォーマルな場にあいます。カジュアルな場ではないのでウエストインする、絞られているタイプにするなど引き締めポイントをつくると好印象に。

  • パンツはスカートよりもカジュアル度が高くなるので、カジュアルダウンしすぎないように上品なデザインをセレクトしましょう。レースのボレロとイレヘムデザインのトップスがよりエレガントな印象を与えてくれます。髪はまとめることでフォーマル感をUPすることもできます。

  • 6.「両家顔合わせ」で母親におすすめの服装

    子どもが主役となるハレの日。お母様は何を着たらよいのかと迷ってしまいますよね。おすすめのコーデを紹介します。

    お母様は、主役であるお嬢様より控えめな服装を心がけましょう。お嬢様がパステルカラーなどの明るい色の服装なら、その色を引き立てるダークカラーのスーツやワンピース、ジャケットスタイルがおすすめです。お嬢様の学校行事に参加した時のような上品で控えめな服装をイメージしていただくと選びやすいでしょう。
    サテン生地のブラウスなら、ドレスコードなしのホテルやレストランでの「両家顔合わせ」におすすめです。浅いVネックのブラウスなので、顔周りがつまってみえず明るい印象に。シンプルなデザインのスカートと合わせれば、主役の二人を引き立てつつ、お母様を上品に見せてくれますよ。

  • トップス
  • スカート
  • ドレスコードありの場合は、ジャケットスタイルがベターです。とはいえ、フォーマルスーツほど堅苦しくしたくないという場合は、ワンピースやスカートにジャケットを羽織ったスタイルもOK。シルバーグレーのテーラードジャケットと黒のワンピースなどでシックにまとめ、アクセサリーで華やかさをプラスしましょう。

  • 両家顔合わせの主役であるお子様を引き立てるシンプルなワンピース。ダークカラーのワンピースにはベージュなどの明るい色の靴やバッグをコーディネートすると、上品な印象をまわりに与え、顔合わせの場にふさわしいドレッシーな装いとなります。肌寒い時期には、ワンピースと同色かベージュなどの淡色のジャケットやカーディガンがあると安心です。シンプルなデザインで上品な輝きのアクセサリーを加えるとお母様の優しい華やかさをさらに引き出してくれるでしょう。

  • カジュアルな場での両家顔合わせでは、お母様のパンツスタイルもOKです。ビジネス色の強いパンツスタイルは避け、エレガントさを意識したコーディネートにすると良いでしょう。落ち感のある柔らかな素材のワイドパンツや華やかなファンシーツイードのノーカラージュケットといった上品で優しい印象を与えるアイテムが適します。インナーやジャケットなど顔の近くに使うアイテムを明るい色から選んで、穏やかで優しい印象のコーディネートにするのがおすすめです。

  • 7.まとめ:新しい生活を迎える節目の日は、上品さを意識しましょう

    「結婚挨拶」「両家顔合わせ」といった緊張度の高い日は、自分の家族や相手家族への感謝を込めた身だしなみや装いで楽しみましょう。装いに華やかさを添えるのは笑顔です。節目の日を思い出深くするマナーに合った服装を見つけましょう。

    ドレスコードについて詳しく知りたい方はこちら>>

    スマートカジュアルについて知りたい方はこちら>>

    ##監修者プロフィール
    川島 彩子
    カラーコーディネーター。インポートブランドのショップスタッフ時、人によって「似合う色」「デザイン」があることを知り、ファッションやインテリアの「色」について専門的に学ぶ。現在は、カラーコーディネーター育成の他、企業や地方自治体主催のカラーセミナーなどを精力的に行っている。

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