ジレコーデ・ベストコーデ|おしゃれな着こなし術を大紹介

ジレ・ベスト

ジレコーデ・ベストコーデ
おしゃれな着こなし術を大紹介!

ジレやベストは、身近なファッションとして目にする機会が増え、気にはなっているけれど取り入れ方がイマイチわからない…。そんな人も多いのではないでしょうか。
手持ち服にプラスするだけでコーデを今っぽく格上げしてくれるジレもベストも、高感度なオシャレ女子に大注目のアイテムです。
そこで今回は、ジレとベストの魅力やおしゃれな着こなし術を徹底解説します。

目次

公開日 : 2022.12.23

更新日 : 2026.5.13

1. ベスト・ジレとは? ベストとジレの違い

ベスト・ジレとはどんなアイテムなのか。起源やデザインの特徴、ベストとジレの違いなどについて解説します。

ベストとは?

ベストとは、シャツなどの上に重ねて着る「袖のない中衣」のことを指します。ヨーロッパで17世紀ごろに登場した当初は袖があり、18世紀後半ごろに袖がなくなったとされています。
当時はベストが見えるように上着の前を開けて着こなすスタイルだったため、派手な色彩や装飾が施されるようになりました。日本では「チョッキ」と呼ぶこともありますが、ファッション業界ではベストやジレの呼び方が主流です。

最近のベストはデザインが豊富で、ボタンを開けて着るもの、閉めてトップスのように着るもの、そもそもボタンのタイプなど様々。
こちらのベストはポコポコ素材が特徴の春から夏に着回しができるデザイン。
いつものコーデにプラスすることで、カジュアルコーデから大人っぽいコーデまで楽しめます。

ジレとは?

ジレの語源は、フランス語で「中衣」を意味する「Gilet」に由来します。もともとはスーツのインナーとして使われていて、ジャケットの下に着る丈の短いものをジレと呼んでいました。
いまは一般的にジレというと、袖のない前開きのアウターを指すことが多く、身幅のゆったりしたデザインが主流になっています。

衿が付いたタイプと衿のないノーカラータイプがあり、ウールやニット、キルティングなど素材のバリエーションが豊富です。
こちらのジレはふんわりとしたペプラムデザインで、お尻まですっぽり隠せるので体型カバーにもおすすめです。

  • ジレの着丈は?

    ジレはスーツの中衣として発展したため、もともとは丈が短めのアイテムが主流でした。けれども最近は、腰回りくらいのショート丈やヒップラインが隠れるくらいのミドル丈、ひざ下くらいのロング丈から、くるぶしあたりまであるスーパーロング丈まで多く出揃っています。
    ジレの着丈に明確な定義はなく、基本的に袖なしの前開きのものは着丈が違ってもジレと呼ばれます。

    ジャケット感覚でさっと羽織れて、体型カバーも叶うミドル丈のジレ。ひざ下まであるロング丈のジレは、手軽にIラインシルエットが作れてスタイルアップ効果が狙えます。

  • ジレとベストの違い

    ベストの語源は英語の「Vest」に由来します。前開きのものをジレと呼ぶことが多いのに対して、ベストは前開きタイプと頭から被って着るプルオーバータイプがあり、デザインの種類も豊富です。
    一方、ジレはベストに比べて過度な装飾のないシンプルなものが多く、合わせる相手を選ばすにさらっと着られることも現在のブームを巻き起こしている理由のひとつになっています。
    ベストとジレに明確な違いはなく、ファッション用語としては同じ意味で使われることがほとんどです。

    プルオーバータイプのベスト。カジュアルなものからフォーマルなものまで種類が豊富なベストに対して、ジレはどんなコーデにも合わせやすいシンプルなデザインが特徴です。

  • 2. ベスト・ジレに合わせるもの、着こなしポイント

    ジレは前開きかつ長めのものが多く、ベストは前開きかつ短めのものと、閉じたものの2種類があります。それぞれ、スタイリングのポイントを見ていきましょう。

    ポイント①:ベスト・ジレに合わせるアイテム・下に着るもの

    ベストもジレも、もともとは中衣としてジャケットの下に着るのが基本でしたが、現在は何を合わせてもかまいません。カジュアルやきれいめ、インフォーマルなどさまざまなコーデに使えて、どんなアイテムとも合わせやすいのが魅力です。
    相性のいい定番のシャツやニットと合わせれば、シンプルながらもアクセントの効いた着こなしに。きれいめな白のブラウスと合わせれば、お呼ばれや食事会など様々なシーンで使えるフォーマルなコーディネートが完成します。

    合わせる相手を限定しないので、いつものコーデにプラスワンするだけで雰囲気をガラリと変えられたり、おしゃれに鮮度アップできたりするのが最大のメリット。ベスト・ジレを取り入れることで、着こなしの幅は無限大に広がります。

    ポイント②:ジレはIラインを意識

    ジレをおしゃれに着こなすなら、全身がスッキリして見えるIラインを意識しましょう。ロングのタイトスカートやストレートパンツなどを合わせれば、簡単にIラインシルエットが作れます。
    また、タックデザインのあるパンツや、タイトスカートと同じ直線的なラインのナロースカートなどもIラインが作りやすいアイテムです。

    総柄のストレートパンツとのコンビですっきり仕上げたコーデ。縦長のシルエットが作りやすいタックデザインのパンツは、落ち感のある素材でボリュームが出すぎないのでIラインが強調されて、スタイルよく見せることができます。

  • ポイント③:ベストはデザイン次第で着こなしポイントが変わる

    同じベストでも、丈感やデザインによって着こなしは無限大。ショート丈なら、ボトムスはワイドパンツやフレアスカートなどボリュームのあるものが合わせやすいです。逆にロング丈なら、テーパードパンツやタイトスカートなどでIラインを意識するとスッキリまとまります。

    また、ベストは素材によっても雰囲気がガラリと変わります。
    ニットはざっくり編まれたものなら、シャツやデニムと合わせてカジュアルに。細かく編まれたハイゲージニットなら、きれいめのブラウスやフェミンなスカートと合わせて女性らしく着こなせます。
    ツイードはオフィスに馴染みやすく、ベーシックカラーのトップスやボトムスと合わせればフォーマルなシーンにも使えます。ファーはベスト自体にボリュームが出やすい分、ハイゲージニットなどのコンパクトなトップスを選ぶのがポイントです。

    ニットベスト

    ニットベストを春夏に着るなら、涼しく着こなせるものがおすすめ。写真のような透かし編みのニットベストなら、キャミソールやTシャツとレイヤードを作ることで抜け感が出てスッキリした印象に。
    ボトムスはリブスカートを合わせてきれいめカジュアルスタイルに。

  • ツイードベスト

    ツイードベストはコーデにプラスワンするだけで、大人っぽく上品な着こなしが叶います。写真のようにデニムを合わせたコーデも、ツイードベストをプラスすることできれいめカジュアルなコーデに。
    ワンピースと合わせれば、即きれいめなオフィススタイルが完成します。

    ファーベスト

    ボリュームのあるファーベストは、着るだけでコーディネートが華やかになるアイテムです。シンプルな白のハイネックとも好相性。
    ボトムスはストンと落ちる綺麗めなシルエットのものを選ぶと、子どもっぽくならずに着こなせます。

    3. 春夏のベストコーデ

    コーデがシンプルになりがちな春夏こそベストの出番。
    透かし編みニットのベストなど、この時季らしい素材を選んで、コーデをおしゃれに味付けしましょう。

    春夏にぴったりなセットアップアイテム

    ON/OFFいろいろなスタイリングが楽しめるのが、ベストジャケットとワイドパンツのセットアップ。セレモニーシーンには、上品なきれい見えブラウスと合わせるとフォーマルなシーンで活躍するコーディネートが完成します。
    カジュアルなロゴTシャツと合わせた大人カジュアルコーデもおすすめです。

  • 夏にぴったりな爽やかカラーベスト

    風が通って涼しい透かし編みベストは、夏におすすめのアイテム。白のTシャツとロングスカートのカジュアルコーデにプラスワンするだけで、着こなしに爽やかに見えます。
    ベスト以外はシンプルなカラーでまとめ、ボリューム感のあるボトムスと合わせると好バランスです。

    ロングシーズン着まわせるニットベスト

    ロングシーズン着こなせるベストは着回し力抜群のアイテム。黒のインナートップスにニットベストを合わせることで、きれいめなカジュアルコーデに。
    デニムワイドパンツを合わせても、もたついた印象にならずにきれいにまとまります。

  • プラスオンで着映えるニュアンスボタンベスト

    ニュアンスボタンが着映えを叶える、大人のニットベスト。写真のようなふんわりとしたロングスカートとのレイヤードスタイルでは、甘さを抑えて上品に見せる効果も。夏らしくさわやかな、ブラウンとベージュの組み合わせも今っぽくて新鮮です。

    真夏はタンクトップとあわせても涼しく決まる

    シャツ・Tシャツだけでなく、タンクトップだけでもベストはOK。こちらのふわふわとしたフェザーベストはトレンド感を与えられるます。
    ワンピース・パンツ・スカートにもあわせられる最強の着回しアイテムです。

  • ジレ
  • 4. 春夏のジレコーデ

    春夏のコーデにジレを取り入れるなら、コーデ全体が重たくなりすぎないように、レースなどの透け感のある素材をセレクトするのがおすすめです。
    また、Tシャツなどのカジュアルコーデでも、ジレをプラスすることで大人っぽくカチッと感のある着こなしが叶います。

    カジュアルコーデを大人っぽく格上げ

    ハイネックカットソーとハイウエストのデニムパンツのカジュアルコーデも、ジレをプラスするだけでカチっとした大人の表情になります。ジレとデニムのシルエットでIラインが強調されスタイルアップに。
    スモーキーなカラーに黒のジレを合わせることで、引き締め効果も発揮しています。

  • Tシャツ+ジレで夏のオフィスカジュアル

    ジレを使えば、Tシャツの上から羽織るだけで簡単にオフィスカジュアルが作れます。ジャケットの代わりにお仕事感が出せて、袖がないので涼しく過ごせるのもポイントです。
    ボトムスはジレと同素材のものを選べば、きちんと感がよりアップします。

  • クールな印象のロングジレで大人っぽく

    クールな印象を与える黒のロングジレを使ったコーデ。こちらのジレは、長すぎないひざ丈でコーディネートがしやすいのがポイント。
    ボトムスやインナーなど、お手持ちのアイテムを上手に組み合わせることで、コーディネートの幅がさらに広がります。

    ペプラムジレにふんわりブラウスをイン

    ジレを使ったコーデは、かっちりとした印象になりがちですが、ペプラムデザインのジレは、コーデにかわいらしさを与えられるアイテムです。
    ブラウスにブルーカラーを取り入れることで、より柔らかな印象のコーデに仕上がりますよ。

    甘い白ワンピにジレでマニッシュな味付け

    ペプラムジレのセットアップに、レースシアートップスを合わせたワントーンコーデ。パンツはすっきり見えのやや細めストレートシルエットで、センターシーム仕様で着やせ効果も◎シアー感のあるトップスなどトレンドアイテムは、こなれ感のあるコーデに仕上がります。

    5. ジレ・ベストのセットアップコーデ

    ジレを初めて取り入れるなら、コーデに悩まずにスタイリングが決まるセットアップもおすすめです。特にジレとパンツのセットアップなら、クールでスタイリッシュなコーデが着るだけで即完成します。
    同素材で統一感が出せて、それぞれ単品で着てもかっこよく着こなせます。

    抜け感を与えるライトグレーのセットアップ

    体型カバーを意識したゆったりとしたシルエットジレと、コクーンパンツのセットアップ。ライトグレーのセットアップなら、きっちりとした印象を与えながら抜け感をプラスできるのでおすすめ。
    黒のトップスやシューズでコーデをまとめるのも◎

  • バッグ
  • 周りと差がつくダブルのテーラードベスト

    コンパクトな丈感のベストとワイドパンツのセットアップ。伸びのいいきれいめカットソー素材なので、着るだけできちんとした上品な印象を与えます。
    パンツのセンタープレスがこなれ感を演出。黒Tシャツと黒のパンプスを合わせることでフォーマル感がアップします。

  • シャープに着られるVネック&ボタンレスのロングジレ

    すっきりした深めのVネックとボタンレスでシャープな印象を与えるベスト。同素材のストレートパンツとベロアのシアートップスを合わせると、女性らしいコーディネートが完成します。
    Tシャツやハイゲージのリブニットをインして上品にカジュアルダウンも◎

  • サマ見えするジレの3点セットスーツ

    こなれ感のあるダブルのテーラードジレと華やかなフリル袖のボウタイブラウス、すらりと見えるストレートパンツのセットアップスーツ。長め丈のジレはデニムと合わせたカジュアルスタイルもサマ見えし、それぞれ単品使いやオフにも使いやすいデザインです。
    ジョガーパンツは楽ちんときれい見えを同時に叶えるおすすめアイテムです。

    同じ黒のセットアップにゆるっとビッグサイズのボーダーTシャツをあわせたリラックスコーデも、ジレのおかげでラフ過ぎない大人カジュアルに。ジレを投入することでコーデが引き締まります。

  • 6. 秋冬のベストコーデ

    ジレ同様にトレンドなのがベスト。今年はベストコーデもおすすめです。ベストもジレと同じように、コーデに表情や変化をつけてくれるアイテム。特に今年豊作のふわふわ&もこもこ素材のベストは、のっぺりしがちな秋冬のニットコーデに奥行きを出し、立体的に魅せてくれます。

    トレンド感をプラスできるリボンドッキングベスト

    シャギーニット×リボンが可愛らしいベスト。いつもの着こなしにプラスするだけで、スタイリングがぐっと決まります。
    スウェットパンツやハイネックインナーなど、ルーズでカジュアルなテイストのアイテムに合わせるのがおすすめです。

    ふんわりやわらかなウール調ベスト

    ウール見えなのに洗濯機で洗えて、伸縮性も抜群のベスト。すっきりとしたキーネックなので、秋冬のレイヤードスタイルに最適です。
    モカブラウンのドット柄パンツを主役にしたマニッシュコーデも◎パンツ以外は黒のアイテムを合わせることで、統一感を与えられます。

  • 7. 秋冬のジレコーデ

    秋冬はニットの上からジレを羽織るだけで、シンプルコーデが一気にサマ見えします。ジレがダークカラーの場合は、明るいカラーのニットやカラーパンプスなどを差し色にしてメリハリをつけましょう。また、ふわふわ&もこもこ素材がトレンドの今年は、フェイクファーなど秋冬らしさが演出できるジレも豊作。取り入れるだけでコーデが鮮度アップします。

    ベージュカラーのジレで今年らしく

    シンプルなジレには、個性的なアイテムやカラーの組み合わせ方で雰囲気を変えることができます。
    こちらは、ベージュのセットアップに袖デザインのトップスを合わせた淡色コーデ。重たくなりがちな秋冬におすすめです。

  • グレージュのロングジレで軽やかに

    ジレやベストはスカートとの相性も抜群。ジレとスカートを秋カラーでまとめることで、きれいめコーデに仕上がります。
    トップスとシューズは黒でまとめ、ツヤ感や光沢感のあるアイテムを取り入れると、さらに上品なコーデに。

    8. まとめ

    羽織るだけで簡単にコーデを格上げできて体型カバー力も抜群のジレは、スタイルよくおしゃれを楽しみたい人の心強い味方です。
    身体のラインが出やすいコンパクトなトップスやニットワンピースも、ジレがあることで取り入れやすくなり、なかなか手が出せないカラーパンツや柄物のアイテムにも挑戦しやすくなるなど、メリットだらけです。デニムとTシャツの何気ない着こなしだって、ジレをプラスすることでシンプルなカジュアルコーデから、きれいめコーデに一気に垢抜けします。
    ぜひ、普段の着こなしにジレを取り入れて、表情の変化を楽しんでみてください。

    *******
    執筆者:chosan
    多系統ファッションが好みのnissenスタッフ。お仕事を通じながらファッションの魅力について日々研究中。

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