ファッション通販のニッセンです
ホテルランチの服装マナー
年代別のおすすめコーデを紹介します
ラグジュアリーな空間で特別な気分が味わえるホテルランチ。でも普通のレストランよりも敷居が高い気がして、どんな服装で行けばいいのか迷ってしまいますよね。そこで今回は、ホテルランチの時に気をつけたい服装マナーと、年代別のおすすめコーデをご紹介します。楽しいひとときのために、同席する人に褒めてもらえるような素敵な服装で出かけましょう。
目次
公開日 : 2024.4.3
更新日 : 2024.4.3
格式のあるホテルであっても、ランチはドレスコードを設定していないところがほとんどです。服装に迷ったら、ホテルランチの服装として主流の「スマートカジュアル」を意識したコーデを心がけましょう。
スマートカジュアルは、7種類あるドレスコードの中で最もカジュアルなドレスコードになります。
最もカジュアルといってもデニムにTシャツといったラフな服装ではなく、フォーマルとデイリーカジュアルの中間のようなスタイルを指します。つまり、フォーマルほど堅苦しくはなく、デイリーカジュアルほどくだけすぎていない服装です。食事会にお呼ばれした時に着るきれいめのワンピースや、学校行事などで着るきちんとして見えるセットアップやジャケットスタイルなど、上品で洗練された装いを意識しましょう。
詳しく知りたい方はこちら▼
同席する人に恥をかかせてしまったり、自分だけ浮いてしまうなどということがないように、NGな服装のポイントを押さえておきましょう。
① 肌の露出が多すぎる服装はNG
胸元や背中が大きく開いたドレスやミニスカートなど、肌の露出が多い服装はNGです。ノースリーブも場面によってはボレロやストールなどの羽織りをプラスするのが無難。ボディラインが出すぎたり強調された、セクシーな装いも控えましょう。
② カジュアルすぎる服装はNG
「カジュアル」という言葉が付いていても、普段着としてのカジュアル、デイリーカジュアルとは明確に区別しなければなりません。デニムやTシャツ、ショートパンツ、スウェットなどくだけすぎたアイテムを取り入れるのはNGです。同じカジュアルでも、スマートカジュアルはきちんとして見えることが大切です。
③ 靴選びやヘアメイクにも注意
つま先の出たオープントゥのサンダルやブーツ、スニーカーなどは基本的にNGです。生足もマナー違反なので、ナチュラルカラーのストッキングとパンプスが理想的。派手なメイクや香りが強すぎる香水なども避けた方が無難です。ヘアはおろしたままよりもアップにしたりまとめた方が、フォーマル感が高くなります。
ホテルランチは「着席」と、立食やセルフ形式の「ビュッフェ・バイキング」の大きく2つのスタイルがあります。ここからは、ホテルランチの服装選びのポイントを形式別に紹介します。
着席スタイルの場合、当然のことながら同席者の視線は上半身に集まる確率が高くなります。従って服装選びは、上半身にどんなアイテムをもってくるかということがポイントになります。きちんと感を強く出したいならジャケットスタイルが無難ですが、華やかさを出したいならビックカラーやボリューム袖など、上半身にアクセントのあるデザインがおすすめです。
また、着席の場合はテーブルでナイフやフォーク、箸などを使う際に邪魔にならないデザインの方が、所作がスマートに見えます。同様にアクセサリーも、食事中に手を動かした時に音が鳴ってしまう大振りのブレスレットや、料理に触れてしまって邪魔になるロングネックレスなどは避けるようにしましょう。着席スタイルの場合、バッグは背もたれのすき間などに置くことが多いので、パーティーバックなどの小ぶりなものが理想的です。
ビュッフェ・バイキングスタイルの場合は、立ったり座ったりするため動きやすさがポイントになります。長すぎる丈のスカートなどは床につかないように裾を引き上げて座るため、動作が増えてスマートさを欠きます。また、手の甲まで隠れるようなロングスリーブや袖口が広がったフレアスリーブなどは、料理を取る時に邪魔になったり袖が料理に触れてしまったりするため避けた方が無難です。バッグは席を離れる際にも持ち歩きやすく、料理を取る時にも邪魔になりにくい、肩からかけられる小さめのショルダーバッグがおすすめです。
20代のホテルランチコーデは、鮮度や華やかさがポイント。トレンドを取り入れつつ、上品さと女性らしさの両方を兼ね備えた装いを意識しましょう。
20代は明るくソフトなパステルカラーが似合う世代。特にこの春はパステルカラーがトレンド入りしているので、取り入れるだけでコーデを鮮度アップできます。
パステルカラーは甘すぎるという方は、ライトグレーのワンピースがおすすめ。透け感のあるオーガンジー素材のワンピースなら、今っぽさと艶っぽさが演出できます。ブーツはフォーマルな席ではNGですが、友達同士のホテルランチなどではOK。トレンドの白のショートブーツで足元も鮮度アップしましょう。
【結婚式・パーティードレス】ボリュームスリーブオーガンジーバックリボンワンピースドレス<大きいサイズ有>〔Neina〕
20代は少し落ち着いた色やデザインで、大人っぽさを出すのもおすすめ。また、過度な肌見せはNGですが、適度な肌見せは20代らしい若々しさと夏らしさの両方を演出できます。
程よく上品なラメ感のシアートップスとキャミソールの2点セットは、20代女子の夏のホテルランチにぴったりなアイテム。きちんと感のある白のテーパードパンツに、小ぶりな黒バックと黒のパンプスを合わせたモノトーンコーデで、都会的な大人の雰囲気を漂わせましょう。
2点セット(ラメシアートップス+キャミソール)
秋はシックなカラーで季節感を出しましょう。20代女子がシックなカラーを取り入れるなら、デザインは甘めをチョイスすると、甘辛のバランスがとれた大人のかわいらしさが表現できます。
1枚でスタイリングが完成する、エレガントなフラワープリントのワンピース。ブラック系なので、20代が着ても甘くなりすぎずシックに装えます。胸元のふらしデザインが顔映えするワンピースは、着席スタイルのホテルランチにぴったりです。
冬は温かみのあるカラーや素材感を意識しましょう。寒さ対策に羽織り物をプラスするのもよいですが、20代はジャケットよりもかっちりしすぎないベストやジレがおすすめです。
トレンドのペプラムシルエットのニットベストを主役にした、冬のホテルランチコーデ。黒のハイネックトップスと黒のテーパードパンツのモノトーンでまとめて、フォーマル感を演出しています。靴はパンプスではなくマニッシュなローファーを合わせることで、女性らしくブラッシュアップ!
ペプラム前開きニットベスト
大人の魅力が出てくる30代のホテルランチコーデは、フェミニンな上品さを意識しましょう。シンプルなデザインやカラーが年相応の女性らしさを輝かせてくれます。
この春トレンドのパステルカラーを30代が取り入れるなら、ピンクやイエローよりもグリーンやブルー系がおすすめ。幼くなりすぎずに、この年代ならではの落ち着きが表現できます。
穏やかなトーンが今年らしい、淡いグリーンのプリーツワンピースです。落ち感のあるとろみ素材でフェミニンな上品さを演出。着席した際、胸元に華やかさを添えるフロントのボウタイデザインは、ジャケットを合わせても襟元がキレイに決まります。
シフォンジョーゼットプリーツワンピース
30代はくすみカラーやニュアンスカラーもマッチ。少し明るめの色をチョイスして白と組み合わせると、夏らしい爽やかさが表現できます。
ラベンダーカラーのトップスと広がりすぎないシアーチェックのフレアスカートで、30代ならではの落ち着きのある女性らしさを演出。夏に着やすいカットソー素材のトップスも、チュールをあしらったフレア袖のデザインなら、ホテルランチにふさわしいエレガントさが醸し出せます。
【ひんやり接触冷感】シルケット加工チュールレース使いフレア袖カットソートップス(脇シェード付)<大きいサイズ有>
秋は逆に落ち着いた色をチョイスして季節に馴染ませましょう。30代女子が取り入れるならブラウンやボルドー、グレージュなどがおすすめ。トレンドのシアー素材など抜け感のあるドレスが大人の魅力を引き立てます。
シアーなプリーツ袖が抜け感を演出する、秋らしいボルドーカラーのワンピース。手首を華奢見えさせる袖口のフレアデザインや、顔回りをすっきりさせるキーネックの入ったスタンドカラーなど、一見シンプルでいてエレガントな要素が詰まったデザインは30代女性にぴったり。
【結婚式・パーティー・オケージョンドレス】キーネックデザイン袖プリーツ偏光タフタコクーンシルエットワンピースドレス<大きいサイズ有>〔Callarus〕
冬は高級感のあるジャガード織柄やツイードなどを取り入れると、温かみとフォーマル感の両方が演出できます。
子供の入園・卒園を控えた30代ママなら、園のイベントに着回しが効くスーツも冬のホテルランチコーデとしておすすめです。
ツイード調生地を使用したフリンジデザインのジャケットと、裾フレアが可愛いロング丈ブラウス、こなれた雰囲気のワイドパンツの3点セットスーツ。セレモニーや食事会など幅広いシーンで着用でき、それぞれ単品でもアレンジが楽しめます。
【フォーマル】ツイード調ノーカラージャケット+ロング丈裾フレアブラウス+ワイドパンツセットアップスーツ|大きいサイズ有〔Callarus〕
40代のホテルランチコーデは、大人の女性としての品格のある装いを意識しましょう。ポイントは素材やカラー。上質な素材のものや顔映りのよい色味やデザインをチョイスすると、40代の気品が演出できます。
春は春らしいカラーを取り入れたくなりますが、40代女性が着ると若作りして見えてしまうことも。あえてハズして、トレンドカラーのブルー系や淡いグレーなどでクールな印象にまとめるのもおすすめです。
程よい光沢感のあるネイビーのブラウスは高級感があり、気品を漂わせたい40代女性にぴったり。肩口のフリルデザインは、着席スタイルのホテルランチで上半身を華やかに魅せます。同じように光沢感のある素材のシルバーグレーのプリーツスカートでつなぐと、クールな印象がプラスされるとともに統一感が出てフォーマル感がアップします。
フリルデザインサテンブラウス<大きいサイズ有>【OtonaSMILE】
夏はカットソー素材などが着やすいですが、品格を大事にしたい40代女性の夏のホテルランチコーデは着やすさよりも見た目を重視。上質な素材のものを選び、その分デザインで涼しさを表現しましょう。
光沢感ととろみ感のある、キレイ見え素材のブラウスを主役にしたホテルランチコーデ。花びらのように広がるフラワースリーブは風が通って涼しく感じさせるだけでなく、袖から覗く腕を細見えさせる効果も。きちんと感のある程よい着丈のAラインスカートを合わせて、40代の気品を漂わせましょう。
【しわになりにくい・ストレッチ】フラワースリーブTブラウス(とろみシリーズ)<大きいサイズ有>
フォーマルなワンピースを着るなら、秋は羽織り物をプラスしましょう。40代女性はかっちりして見えるジャケットが、大人の品格も表現できておすすめです。
気品のある総レースのワンピースと、ロング丈のノーカラージャケットのアンサンブル。顔映えする絶妙な色味とスタンドカラーが、40代女性のホテルランチコーデをすっきりした印象に格上げしてくれます。袖回りはすっきりしたデザインなので、ジャケットあり・なしどちらも食事がしやすく、所作を美しく見せます。
【結婚式・パーティー・オケージョンドレス】ノーカラーロング丈ジャケット総レースワンピースドレスアンサンブル<大きいサイズ有>〔Callarus〕
ダークカラーが多くなる冬は、思い切って明るい色の装いで周りと差をつけるのもアリ。若い人では背伸びをしているように見えても、40代女性なら大人の余裕が醸し出せます。
それぞれ単品でも着回しやすい2ジャケットとブラウス、パンツの4点セットスーツ。トレンドのトーンオントーンスタイルが簡単に完成し、ノーカラージャケットとパール調デザインのスタンドカラーブラウスは着るだけで顔映えします。40代ママなら子供の入卒式用の1着としてもおすすめです。
【フォーマル】デザイン2ジャケットパンツスーツ4点セット(ツイード調デザインジャケット+ノーカラージャケット+ブラウス+パンツ)<大きいサイズ有>〔Callarus〕
50代のホテルランチコーデは、ミセス世代らしい優雅さときちんと感を意識しましょう。華やかなデザインやしっかりとした素材で、エレガントさや高級感を出すことも大切です。
50代女性はネイビーやブラックなど落ち着いたカラーのボトムスをベースに、明るいカラーのトップスや小物で春らしさを出すと、年代にふさわしいきちんと感と季節感が表現できます。
ブラックのタイトスカートに、アイボリーのダルメシアン柄のブラウスを合わせたホテルランチコーデ。大人の優雅さが漂うギャザーネックのブラウスを主役に、靴とバッグも白系で統一することで、春らしいふんわりした雰囲気に仕上げています。
ダルメシアン柄ブラウス
50代の夏のホテルランチコーデは、贅沢感のあるレース素材などで優雅さと涼しさを演出するのがおすすめ。ミセス世代に似合う長め丈のワンピースやスカートをチョイスして、広がりすぎないシルエットできちんと感を出しましょう。
落ち着きのあるレース柄で、ミセス世代が優雅に着こなせるワンピース。ストンと落ちるAラインシルエットがきちんとした印象に見せてくれるので、夏らしい明るい色をチョイスしてもしっかり大人見えします。足元を黒で引き締めるとよりGOODです。
総レースワンピース<大きいサイズ有>【OtonaSMILE】
パンツスタイルなら、50代女性はきちんとして見えるテーパードパンツがおすすめ。秋らしく羽織りをプラスする場合は、ロング丈をチョイスすれば体型をカバーしてスタイルアップも叶います。
50代の秋のホテルランチコーデにぴったりな、テーパードパンツとスタンドカラーブラウス、ロングジレの3点セットスーツ。しっかりした素材感のツイード調生地のジレが、体型をカバーしつつミセス世代にふさわしいエレガンスな装いを叶えます。ヌーディな靴とバッグで抜け感を作り、シックなモノトーンコーデを格上げしましょう。
【フォーマル】ツイード調ロングジレパンツスーツ3点セット(ロングジレ+ブラウス+パンツ)<大きいサイズ有>〔Callarus〕
冬服に多いニットをホテルランチコーデに取り入れるなら、細かい編み目のものをチョイスすると上品に装えます。50代女性は、エレガントに見えるカラーやデザインも意識しましょう。
クラシックなモチーフレースのニットを主役にした冬のホテルランチコーデ。胸元の大胆なアクセントが顔映えを叶え、50代女性の魅力を引き立てます。甘すぎない大人顔のチュールスカートは黒系をチョイスしてモノトーンでまとめることで、優雅な雰囲気に仕上げています。
大胆レースの袖異素材使いリブニット
60代のホテルランチコーデは、清潔感やメリハリを大事にしましょう。フォーマル感を意識しすぎると地味見えしてしまいがちなので、アクセント的にカラーアイテムや柄アイテムを取り入れて華を添えましょう。
60代女性が春カラーを取り入れるなら全身は避けて、トップスかボトムスのどちらかにもってくるのがおすすめ。控えめなカラーと組み合わせてシックにまとめると、年齢を感じさせない着こなしになります。
ブラウス見えするサックスブルーのプルオバーにモカ色のニットタイトスカートを合わせたコーデは、友達同士のホテルランチにおすすめ。淡いトーンの組み合わせが清潔感を感じさせるとともに、コーデを今年らしく格上げしてくれます。シンプルになりすぎないように、小物やアクセサリーでメリハリをつけましょう。
夏は肌の露出が増えますが、60代は肌を隠してカラーや素材で季節感や清潔感を出しましょう。冷房対策に羽織りの付いたフォーマルスーツなどもおすすめです。
程よい透け感が涼し気なオパール生地のブラウスと、きちんと感のあるテーパードパンツ、ノーカラージャケットの3点がセットになったフォーマルスーツ。夏らしい爽やかな白とライトグレーの組み合わせは清潔感も満点。ウエスト切替から裾に向かって広がるブラウスのシルエットは、60代女性の体型を美しくカバーしてくれます。
【フォーマル】オパールブラウス+スリットデザインジャケットパンツスーツ(ジャケット+ブラウス+パンツ)<大きいサイズ有>〔Callarus〕
60代女性の秋のホテルランチコーデは、羽織りとインナーの色や素材感でメリハリを出しましょう。中のブラウスやスカートを明るめにして羽織りをダークカラーにすると、秋らしいシックな雰囲気が出せて細見えも叶います。
ジャケットとレースブラウス、レーススカートのほか、ワイドパンツも付いた4点セットのフォーマルスーツ。このようにインナーとジャケットに濃淡をつけることで、すっきりとした着こなしが叶います。ブラウスとスカートはドレスに使用するレースで作られていて、品のあるデザインが60代女性にぴったり。
【フォーマル】着回しデザイン4点セットスーツ(ジャケット+レースブラウス+レーススカート+パンツ)<大きいサイズ有>〔Callarus〕
着膨れしやすい冬は逆に、ジャケットなしのスタイルでまとめるのもおすすめ。60代女性は体のラインが出にくいシルエットのものを選ぶと、スッキリとして清潔な印象を与えられますす。
腰回りをカバーしてスッキリ見せてくれる旬のペプラムシルエットのブラウスと、タック入りでお腹回りがラクに着こなせるテーパードパンツのセットアップ。トップスは上品なツイード調でフォーマルな場面にぴったり。華やかな2連のパールネックレスや抜け感を作るヌーディなパンプスで、シンプルコーデを格上げましょう。
ペプラムブラウスセットアップ(ツイード調ペプラムブラウス+タックテーパードパンツ)
ホテルランチにぴったりな「スマートカジュアル」といっても、「誰と」「どんな立場で」参加するのかなど、シーンによってスタイルはさまざま。その日の場面を想像しながら、それぞれの季節とそれぞれの年代にふさわしい、自分が最も輝ける服装でホテルランチを楽しんでください。
*******
執筆者:ゆみ
フリーライター。広告制作プロダクションを経て独立し、Webや雑誌でファッション、グルメなど幅広いジャンルで執筆。先住猫と保護猫2匹との生活を満喫中。
パーティードレス一覧
フォーマルウェア・フォーマルスーツ一覧
シャツ・ブラウス一覧
ITEM
COLOR
LENGTH・SILHOUETTE
SIZE