50代のオフィスカジュアルのおすすめコーデを紹介します！

50代 オフィスカジュアル

50代のオフィスカジュアルの
おすすめコーデを紹介します！

社内でも責任ある立場を任されることが多い50 代。服装にも気をつけたいものですが、似合う服装も変わってくる年代なので「どんな服装が正解か分からない！」という方も多いのでは？ そんなオフィスコーデに悩みがちな50代のために、50代のオフィスカジュアルのポイントとおすすめコーデをご紹介していきます。

公開日 : 2024.4.25

更新日 : 2024.4.25

1. オフィスカジュアルの基本マナー

「カジュアル」と付いてはいるものの、オフィスカジュアルはあくまで仕事着。職場の方や取引先の方に失礼のないよう、マナーを押さえておくことが大切です。特に50代は社内での地位も高く、社員のお手本となるべき存在。上品で知的な雰囲気を意識して、ビジネスで好印象を与えるコーデを心がけましょう。
とはいえ明確なルールがないオフィスカジュアル。「これはアリ？」と悩んでしまうことも多いですよね。どのような服装がオフィスカジュアルに当たるのか 、OK例とNG例と共にオフィスカジュアルの基本マナーを見てみましょう。

オフィスカジュアルのOK例

オフィスカジュアルはビジネスシーンにふさわしい服装です。明確なルールはありませんが、「きちんと感のあるデザインと素材のアイテム」がオフィスカジュアルの基本マナーと覚えておきましょう。
きちんと感のあるアイテムであれば、カラーアイテムもOK！ ただし、派手すぎない、品のあるカラーであることが鉄則です。オフィスカジュアルでジャケットはマストではありませんが、商談やプレゼンなどのかしこまった場では必須アイテムになるため、基本的にはジャケット着用を前提にコーデを考えておくと良いでしょう。
ただし、会社によっては服装の規定がある場合もあります。どのような服装がOKなのか、周囲の方の服装や会社のルールを確認しておきましょう。

ジャケット

ボトムス

トップス

オフィスカジュアルのNG例

たとえきれいめコーデでも、露出の多いアイテムや派手な色柄のアイテムを使ったコーデはNG。色柄のアイテムがNGなわけではありませんが、落ち着いた色合いと柄のものを選ぶようにしましょう。胸元が大きく開いたものやミニスカートなどの露出が多いアイテムのほか、体のラインがはっきりと分かるような服装もNGです。

「カジュアル」とはいえ、明らかに普段着に見えるようなラフすぎる服装もビジネスの場にふさわしくありません。カットソーやスウェット、デニムなどのラフな印象の素材やデザインのものは避けるようにしましょう。素足が見えてしまうサンダルもNG。脚はストッキングやタイツで隠すのがマナーです。あくまでも仕事着であることを意識し、カジュアルアイテムの使用は控えるのが正解です。

ジレ

ボトムス

2. 50代のオフィスカジュアルに合った服装の選び方

50代のオフィスカジュアルで意識するポイントは、大きく分けると「色」「シルエット」「機能」「サイズ感」の4つです。それぞれのポイントを説明しますので、ポイントを意識してコーデを組んでみましょう。

明るめのベーシックカラーをチョイス

オフィスカジュアルでは落ち着いたベーシックカラーを使うのが基本ですが、暗めの色味ばかりでは顔のくすみが気になったり地味な印象になってしまったりします。少し華やかさもほしい50代の場合は、明るめのベーシックカラーを使うことを意識しましょう。

全体のシルエットを意識

体型を気にする方も多い50代のオフィスカジュアルでは、全体のシルエットが美しく見える工夫も必要です。ウエストマークやXラインなど、体型カバーできるシルエットを意識してコーデを選ぶようにしましょう。

機能性にもこだわったアイテムを選ぶ

オフィスで長時間過ごす上で、不快に感じてしまうような服装はストレスの元。服装が原因で仕事に集中できなくなっては問題ですよね。ゆったりと着られるストレッチ素材や、汗をかいてもベタつかない吸湿速乾素材など、長時間快適で過ごせる機能性もオフィスカジュアルには重要なポイントです。

サイズ感も重要

体型カバーができると人気のオーバーサイズ服も、オフィスカジュアルではだらしなく見えてしまう要因になってしまいます。逆に胸下程度のショート丈ジャケットやミニスカートなど、丈が短かすぎるものもオフィスカジュアルとしてふさわしくありません。オフィスカジュアルではジャストサイズが基本と考え、大きすぎ、小さすぎには注意しましょう。ただし、あまりかっちりと着すぎるとダサ見えしてしまいます。襟を抜く、袖をまくるなど、適度な抜け感を持たせることが大切です。

3.【春】50代のオフィスカジュアルのおすすめコーデ

街全体が明るい雰囲気になる春は、50代のオフィスカジュアルでも明るく華やかなコーデを意識しましょう。新入社員も入社してくる時期なので、頼れる上司としての知性や優しさを感じさせるのもポイントです。

ジレはオフィスカジュアルとして着回しやすい優秀アイテム。どんなコーデにも合わせやすく体型カバー効果も高いので、ベーシックカラーのジレを1着ワードローブに加えておくと便利です。ジャケットの替わりにジレを使うだけで、一気にこなれた印象になりますよ。春は爽やかなカラーパンツと合わせて、オフィスコーデにも華やかさをプラスしましょう。

ボトムス

上品さがキーワードになる50代のオフィスコーデにおすすめなのが、キーネックのアイテム。ほんのりカットされた衿元が上品な抜け感を作り、顔周りを明るくみせてくれます。衿元にパールボタンが付いたブラウスなら、上品さがさらにアップ！ 柔らかなピーチカラーも春のオフィスコーデにぴったりです。甘すぎないようタイトスカートと合わせて、スマートな印象もプラスしましょう。

トップス

ボトムス

オフィスカジュアルで1着は持っておきたいのが、白のテーパードパンツ。何色にも合わせやすく、きちんとした印象にしてくれます。特にスマートな印象になる黒やネイビーとの組み合わせは、オフィスシーンにおいてここぞという時の勝負コーデになりそう。ジャケットに黒やネイビーを合わせるときは、インナーもモノトーンでまとめて統一感を出しましょう。

50代のオフィスカジュアルには、落ち着きだけでなく華やかさも必要です。華やかさをプラスするなら、上品なレーススカートはいかがでしょうか？ レーススカートをオフィスカジュアルに取り入れるなら、フレアスカートよりタイトスカートがおすすめ。甘すぎず、デキる女の雰囲気を演出できます。甘辛に仕上げるため、全体的にクールな印象にまとめましょう。

華やかなカラーがあふれる春。せっかくならオフィスコーデにも春カラーを取り入れてみましょう。カラーアイテムはボトムスとして取り入れると派手にならず、オフィスコーデにもマッチします。カラーパンツに負けないよう、トップスもちょっぴりデザイン性のあるアイテムを選ぶのがきれいにまとめるコツ。袖にボリュームのあるタックブラウスで、こなれ感を出しましょう。

トップス

ボトムス

4.【夏】50代のオフィスカジュアルのおすすめコーデ

夏のオフィスカジュアルの天敵は汗！ 蒸れやすい生地で汗じみができてしまっては、せっかく上品にまとめても台無しです。清涼感ある素材やデザインのアイテムをうまく取り入れて、爽やかな着こなしを意識しましょう。

夏のオフィスコーデでは、爽やかさもうまく取り入れると大人の余裕を感じるコーデになります。爽やかなブルーは夏の雰囲気にぴったり。オフィスカジュアルとしても◎のカラーなので、ぜひ取り入れてみてください。胸元が大きく開いたVネックブラウスなら抜け感もバッチリ。ワイドパンツと合わせて、大人の余裕たっぷりの爽やかコーデを楽しみましょう。

暑い季節には涼し気なノースリーブシャツも大活躍。ただし、だらしなく見えないよう、きちんと感のあるデザインがマストです。ノースリーブシャツは1枚で着ると露出が多すぎてしまうので、ジャケットやカーディガンをプラスするようにしましょう。カジュアルに見えるパラシュートパンツも、きちんと感のある生地とデザインのタイプならオフィスコーデにも違和感なく使えます。ジャケットを肩掛けすれば、こなれ感たっぷりのオシャレコーデの完成です。

トップス

ボトムス

オフィスカジュアルはきちんと感が必須とはいえ、暑い季節は楽さもほしいですよね。風通しの良い涼し気なアイテムで、清涼感あるコーデを作りましょう。薄手のジョーゼット生地は上品かつ涼しい、夏のオフィスカジュアル向きの素材です。ただし、透け感のある素材なので肌見えする部分が多くならないよう注意が必要です。画像のような裏地付きのタイプなら、透け見えすることなく上品に着られます。

かわいらしさよりも上品さや知的さを出したい50代にとって、裾丈が長めのナロースカートは必須アイテム。長め丈のスカートの蒸れが気になる夏場は、通気性の良いリネンライク素材のスカートが大活躍します。フロント部分にスリットが入っているので足さばきも良く、着心地も快適。カーゴっぽい大きめポケットでトレンド感バッチリです。トップスや靴も同系色でまとめると、統一感が出て洗練された雰囲気になります。

ボトムス

トップス

オフィスカジュアルの定番といえばテーパードパンツ。先に向かって細くなる上品なデザインで、ジャケットやきれいめトップスによく合います。特にネイビーは知的な印象を与えるカラーなので、50代におすすめです。何色にも合わせやすいですが、やわらかなベージュカラーと合わせれば落ち着きと知性を感じるコーデになります。パンツ以外をベージュでまとめて統一感を出すと、より「仕事のデキる上司」っぽい落ち着きを演出できます。

5.【秋】50代のオフィスカジュアルのおすすめコーデ

50代秋のオフィスカジュアルのキーワードはスタイリッシュ。ベーシックカラーやシックな秋カラーをうまく使って、スタイリッシュな印象に仕上げましょう。

少しカジュアルな社風の会社ならワンピーススタイルもOK。ビジネスシーンらしく、シンプルで品のあるワンピースを選ぶようにしましょう。衿付きのカシュクールワンピースなら、上品でほどよい抜け感もあり、50代のオフィスカジュアルにもぴったりです。

トップスとボトムスが同素材でできたセットアップは、1着持っておくと便利なアイテム。単品でも使え、ジャケットコーデにも合わせやすく着回し力抜群です。特にシンプルなセットアップは、大人の女性だから着こなせるエレガントなアイテムです。アクセサリーでさりげない華やかさをプラスすれば、簡単だけど大人の魅力あふれるセットアップコーデの完成です。

秋におすすめしたいのが、金のダブルボタンジャケット。秋にぴったりのちょっぴりレトロな雰囲気を演出できるので、おしゃれな雰囲気が高まります。落ち着いたベージュのジャケットなら、ボトムスにカラーアイテムを持ってきても上品な印象になります。秋はマスタードやボルドーなどのこっくりカラーで季節感を演出してみましょう。

ジャケット

ボトムス

肌寒さを感じるようになってきた季節の変わり目には、カーディガンをコーデに取り入れてみましょう。カーディガンもジャケット同様きちんと感の出るアイテムなので、オフィスカジュアルにぴったりです。おすすめはグレーのVネックカーディガン。ベーシックなカラーと形なのでどんなコーデにも合わせやすく、体温調節用にオフィスに常備しておくなど、オフィスコーデで大活躍すること間違いなしです。

カーデ

トップス

ボトムス

丸襟ノーカラージャケットは一見甘めな印象のアイテムですが、実はパンツと合わせてスタイリッシュにまとめるのが得意なジャケットです。どんなタイプのパンツにもよく合うので、パンツスタイルの幅が広がります。適度なショート丈のものが多く、スタイルアップしやすいのもポイント。ちょっと高めのヒールと合わせて、脚長効果を高めて着てみて。

6.【冬】50代のオフィスカジュアルのおすすめコーデ

冬の50代のオフィスカジュアルのコツは、柔らかな色使いを意識すること。冬はコーデがダークカラーに寄ってしまいがちですが、全身をダークカラーでまとめてしまうと野暮ったくくすんだ印象になってしまいます。ダークカラーのアイテムを使うときは他のアイテムに明るい色合いのものを選ぶようにして、全体的に柔らかな雰囲気になるよう意識しましょう。

寒さを感じる冬は、暖かなウールジャケットを着たくなりますよね。ただ、ウールジャケットはお手入れが大変なのが難点。そんな面倒を解消してくれるのがウール調素材でできたジャケットです。厚手でしっかりしているのに洗濯機で洗える便利さは、冬のオフィスカジュアルアイテムとして大活躍間違いなし！ ダークカラーでもウール調生地なら柔らかな雰囲気になり、暗い印象になりません。ジャケットにもボトムスにもウール調生地のパンツを合わせれば、見た目すっきりなのにあたたかい、冬の大人コーデの完成です。

ジャケット　

冬のオフィスカジュアルとしておすすめしたいのがグレージュのジャケット。落ち着きのある柔らかな印象になり、特にブルベさんにおすすめのカラーです。同じくブルベカラーのくすみピンクのブラウスと合わせて、ほんのり甘さのあるコーデはいかがでしょうか？ ただしオフィスカジュアルの場合は甘すぎにならない工夫が必要です。スマートな印象のワイドパンツと合わせて、甘辛バランスを意識しましょう。

ジャケット　

ボトムス

冬のオフィスカジュアルではジャケットやカーディガンの着用がマストになる分、インナーを少しカジュアルにした着こなしもおすすめです。ちょっぴりカジュアルなジレワンピースやジャンパースカートも、厚手のウール調ジャケットと合わせればきちんと感ある落ち着いたコーデになります。ジレワンピやジャンパースカートはIラインを作れるアイテムなので、体型が気になる方はロング丈ジャケットを合わせるとIラインがより強調されてスリムな印象になりますよ。

ジャケット

ジレ

7.まとめ

50代のオフィスカジュアルでは、ただビジネスシーンにふさわしいだけでなく、キャリアにふさわしいかどうかも見られます。落ち着きと上品さのあるコーデを意識して、キャリアに合った大人のオフィスカジュアルを楽しみましょう。

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＃＃監修者プロフィール
mynina
コスメコンシェルジュ資格を持つフリーライター。広告代理店を経て独立し、WEBを中心にファッション、美容など幅広いジャンルで執筆。インタビューライターとしても活動中。

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