【2023_24年秋冬】体型別!スタイリストが教えるぽっちゃりさんのスカートの着こなしテクニック

【2023_24年秋冬】体型別!
スタイリストが教えるぽっちゃりさんの
スカートの着こなしテクニック

30~40代になると、スカートが楽だからと選んではいませんか?
自分に似合っていたり、体型カバーしてくれたりするものの方がよりスタイルアップして見えますし、トレンドも自分らしく取り入れると、没個性から一気にオシャレさんへと変身できます。
今回は、体型別にオススメのスカートをご紹介します!

目次

公開日 : 2019.9.18

更新日 : 2023.10.5

1.【2023_24秋冬】今年のトレンドは「ローライズ」「ミニボトム」「レザー」「レッド」「フーディー」「リボンモチーフ」

定番アイテムをより進化させたオフィスルックや、より洗練された日常着が多く提案されている今シーズン。特にフードを強調したモードなフーディーといったアイテムが熱いです。

また、女性らしい曲線を強調したカッティングや、肌を露出するカットアウトや肩を出すオフショルダー、ペプラムやドレープなども急上昇。その一方で、レディースアイテムでもマニッシュなスタイルの、ジェンダーにとらわれないアイテムも登場しています。

ゆったりシルエットのニットパーカーに、直線的なシルエットのロングスカートを合わせて、都会的なシックスタイルが完成。奇をてらわない日常着なのに、なぜか洗練された雰囲気が漂います。

  • レディライクな印象漂うリボンモチーフは今季のトレンド。シンプルなアイテムもリボンモチーフによって一気に華やぎ、トレンド感あふれるコーデになります。また、結び目の位置で色々な表情を楽しめるのも嬉しいポイントです。同じアイテムでも写真のようにスタイリングすると、今季トレンドの進化系オフィスルックのような仕上がりに。真ん中でリボンにしたり、斜めでリボンにしたりといろいろと楽しめます。

  • 2.【Drop型】お尻&太ももががっちりな下半身ぽっちゃりさんにはAラインスカート

    下半身ぽっちゃりさんには、気になるお尻や太ももをさりげなくカバーしながら、スッキリと視線が下に流れてくれるAラインスカートがおすすめ。
    ロングスカートになるほど、視線が下に集中するので、大きなお尻や太い足から意識をはずすことができます。足首でカットされているスカートだと細い部分を強調できるので、着やせ効果◎です。

    ハイウエストでウエストマークした、メリハリの効いたシルエットが着やせ効果バツグンのデニムのジャンパースカート!
    綺麗なやせ見えシルエットが完成します。合わせるインナーやアウターにより雰囲気を変えることができ、オールシーズン楽しめるコスパの良いアイテムです。

  • ヒップ回りにゆとりをもたせたAラインデニムロングスカート。Drop型さんのボディラインを隠しつつ、すっきり着こなせます。トレンドのボーダーシャツをインしたら、ブーム再燃のMA1型ブルゾンを羽織れば一気に今年らしさがアップ! 全身トレンドコーデでも、やりすぎた感じにならないのがデニムスタイルのいいところです。

  • 程よいハリ感のあるシャカシャカ素材のチェックスカートのコーデ。フレアラインではありますがハリのある素材なので広がり過ぎずすとんと落ちて下半身をしっかりカバーしてくれます。春なので明るい色味もぜひ取り入れて!

  • Drop型さんに似合わないスカート・太って見えてしまうスカート

    必要以上のフレアやギャザーは下半身をよりボリュームアップして見せてしまうことも。このような場合は、逆に長めのトップスを合わせて上から被せて、必要以上の広がりをカバーしてしまいましょう。ハットなどの小物も上手に活用すれば、より下半身から視線を散らすことができますね。さらに、脚が最も太くなっているところ(ふくらはぎの一番太い部分など)でカットしたスカート丈も、その部分を強調して見せてしまう可能があります。丈感も気をつけましょう。

  • 3.【Muscat型】肩幅&二の腕が気になる上半身ぽっちゃりさんにおすすめのフレアスカート

    上半身の太さが気になるぽっちゃりんさんは、ボトムにボリュームを持たせて上半身とのバランスをとるのがおすすめ。上半身と下半身がアンバランスだと太って見えてしまうためです。
    フレアスカートなど、ボリュームのあるアイテムは、
    上半身よりもスカートに視線を集めることもできます。大胆な色柄や、個性的なデザインのスカートなども同じような効果が得られるので試してみてくださいね。

    サイドに並んだボタンがアクセントとなり、メリハリ効果も演出しているプリーツスカート。Muscat型さんはシンメトリーよりも、アシンメトリーデザインを狙うと、着やせ効果やスタイルアップにつながります。

  • 上半身はコンパクトにスッキリまとめて、下半身にボリュームをもたせたメリハリコーデ。ラグランスリーブ調のコクーンカットソーは着心地もラクで、気になる肩幅をさりげなくカモフラージュしてくれるのでオススメです。ロングフレアのチュールスカートは、エレガントさを追加してくれるだけではなく、ボリューミーな上半身とのバランスを上手に取ってくれます。

  • フラワープリントのロング丈スカートは、上品でありながらもフェミニンなムードを漂わせます。上半身ぽっちゃりさんに合うのは、小さくて細かい柄物よりも、大花柄などの大きなデザインです。下半身に印象的なアイテムを持ってくることで、全体のバランスが整います。スカートに使われてるパステルブルーやベージュと、トップスやバッグの色を合わせれば統一感も生まれ、春のおしゃれ着が完成します。

  • Muscat型さんに似合わないスカート・太って見えてしまうスカート

    今季トレンドの赤を意識したスカートコーデ。しかし、上半身にボリュームがあり下半身スッキリめのシルエットは、マスカットさんにはちょっとキケンです。逆に、上半身はシンプル&コンパクトにまとめて下半身にボリュームを持ってくるコーデを意識してみましょう。

  • 同じスカートのコーデでも、上半身に厚手のニットなどを持ってくると、上半身がボリュームアップして全体的に野暮ったく見えてしまう可能性があります。シルエットが、よりガッチリ見えてしまうので気をつけて。
    トレンドのベスト合わせコーデは上半身にボリュームがあるマスカットさんは、ボリュームが出すぎてしまう可能性があるので注意。上半身に視線が集まるようなデザインは避け、できるだけ目線が下に集まるように、下半身にポイントのあるデザインやボリュームを持ってきましょう。

    4.【Egg型】全体的にコロンと丸めのぽっちゃりさんにはアシンメトリーorイレギュラーヘムスカート

    全体的に丸めのEggタイプさんは、メリハリのあるコーディネートを作ることが大事!
    気になるお腹周りをふんわりカバーしつつ、手首・足首・首元はしっかり出してメリハリをつけましょう。
    おすすめアイテムは、細い足首周りを強調することができるアシンメトリーやイレギュラーヘムのスカートです。

    左右非対称のアシンメトリーなシルエットは、動くたびに視線にも動きが出るので、目くらまし効果が生まれて軽やかな印象に。Eggタイプさんに合った、メリハリのあるコーデを作り、痩せ見えにつながります。

  • 刺しゅうのあしらいがトレンドを押さえたスカートです。ヒップの膨らみがあることで女性らしい曲線を描けるので、Eggタイプのぽっちゃりさんこそ着こなせる1枚です。裾の透け感のあるレースで脚のラインをぼかしつつ、足首はしっかり見せてメリハリを持たせましょう。裾のフリルを生かして春コートとのレイヤードも楽しめます。

  • アンシンメトリーなティアードが細い足首を強調するロングスカートも、トップスをオールアウトするならシアーアイテムを合わせるのがおすすめ。白のカットワークレースシャツとピュアグリーンのスカートのコーデは、夏らしく爽やかで見ためにも涼し気です。

  • Egg型さんに似合わないスカート・太って見えてしまうスカート

    モコモコ、ふわふわの全身ボリューミーなコーデは、余計に着膨れして見えてしまいます。アウターの丈感を短めにしたり、ジャストサイズにしてコンパクトにする、手首&足首を出す、などしてメリハリを意識してみましょう。

  • 5.【Bee型】ウエストがしっかりあるぽっちゃりさんにはウエストマークできるスカート

    ウエストがしっかりあるBee型さんは、チャームポイントである細いウエストをちゃんと強調すべき。そのためには、ベルトやリボンで、ウエストマークされているデザインがおすすめ。
    ウエストにデザイン性のあるものやメリハリのあるシルエットのスカートで、ウエストがギュギュっと細く見えるスタイルを実現してしまいましょう♪

    ベルト付きのデザインスカートでウエストマークすることで、Bee型さんはスタイルアップします。自分のウィークポイントを隠すことばかりに意識を集中するのではなく、反対にチャームポイントとして強調して目立たせるようにすれば、気になる所には視線が行きにくくなり、魅力がアップして見えます。

  • 目くらまし効果のある鮮やかな幾何学柄のニットスカート。Bee型さんにお似合いのストレートシルエットです。ウエスト部分に幾何学柄の黒が入ったデザインのため、着るだけで細いウエストが強調されます。目線が下に集まる分、重心も下に行きやすいので、トップスにダークカラーのシャツを羽織ってボリュームのある胸をカバーしつつバランスを取りましょう。

  • マーメイドスカートにショート丈のニットを合わせたコーディネート。ショート丈のトップスでしっかりウエストラインを分断してXラインに。ショート丈のトップスもトレンドなので、Beeさんはぜひ取り入れてください。

  • Bee型さんに似合わないスカート・太って見えてしまうスカート

    中途半端な丈のトップスを外に出したり、長め丈をオールアウトした着こなしはBeeさんには勿体無いです。出すならウエストあたりで切れるコンパクトな丈感にするか、ベルトなどでウエストマークするのがオススメです。
    同じスカートでも、Beeさんはよりウエストを強調できるようにトップスを思い切ってインしてあげるとスッキリして見えますよ。

  • 6.腰回りやお尻が大きい、骨盤が広い、足が太いという悩みに、スカートでお尻カバーするテクニック

    プリーツやタックやギャザーなど、必要以上にボリュームのあるデザインは、大きいお尻や腰回りといった骨盤の広さを余計に強調してしまうのでNGです。
    そのようなデザインを着る場合は、上からワンピースやチュニックをかぶせてレイヤード風にして必要以上の広がりを抑え、裾から覗かせる程度にしましょう。揺れる裾で視線を足元に集中させることで、気になる大きなお尻や腰周り、広い骨盤周りから視線を外し、足の太さをカバーすることができます。

    また、秋から冬にかけては重ね着が楽しい季節ですが、やり方を間違えると着膨れに繋がってしまうことも。大事なのは「シルエットにメリハリをつけること」「全身のどこかに抜け感を作ること」「細い部分は思いっきり強調すること」などを意識するといいでしょう。

    スカートを単品で用いるなら、綺麗に落ち感のある生地を用いたAラインや、適度なハリ感のある直線的なシルエットのスカートの方が、気になるお尻や骨盤、足の太さをカバーできてオススメです。今季は特にコンパクトなラインがトレンドですので、着膨れするくらいなら、思い切って春夏らしいタイトなデザインで軽快に見せるのも着痩せにオススメです。

    Xラインと上下ワントーンで体型カバー

    今年人気のビッグなフーディーアイテム。着方として、丈感はコンパクトになるように短めに見せ、ウエストやお腹まわりのあたりはできるだけボリュームを抑えましょう。そして裾に向かって広がるシルエットを作る。そうすることで全体的にメリハリの効いた「Xライン」に。上下ワントーンにつなげることも視線が縦につながるため、スッキリ見えの効果が高まります。

  • 裾が揺れるマーメイドラインの視線誘導で体型カバー

    裾に三角のマチが入ったマーメイドシルエットのスカートは視線を誘導する効果があり、気になる部分から意識をそらしてくれます。同素材のトップスをオールアウトして着こなせば、広い骨盤や腰回りをしっかりカバーしつつ、上下が自然につながってすらっとして見えます。

    ハリのあるデニムスカートで下半身をカバー

    今季らしいコンパクトなラインのデニムロング丈スカート。直線的なシルエットで骨盤の広さや足の太さがカバーでき、トップスに何を合わせてもしっくり決まり着合わせ力もバツグン。Tシャツとスニーカーでカジュアルダウンしたり、華奢見えコーデがいろいろ楽しめる便利アイテムです。

    7.「太って見える」を攻略!スカート別・痩せて見える着こなし方

    スカートは種類によっては、ぽっちゃりさんが着るとなぜだか太って見えてしまうことがあります。その要因と対策を押さえて、痩せて見える着こなしのテクニックをマスターしましょう。

    ロングスカートの太って見える要因と対策

    ロングスカートは、ただでさえボリュームが出やすいアイテムです。なので、必要以上にお腹や腰からお尻回りにボリュームを持たせない方がバランスよく見えます。その辺りはシンプルに抑えて、裾の方にボリュームが出るフレアラインがおすすめです。

    裾に向かって広がるフレアロングスカート。ウエストからお腹まわりはできるだけコンパクトにしてメリハリを意識しましょう。合わせるトップスもインしたり、アウターの丈も長くなりすぎないようにスッキリまとめるのがポイントです。

  • プリーツスカートの太って見える要因と対策

    ロングスカートは、ただでさえボリュームが出やすいアイテムです。なので、必要以上にお腹や腰からお尻回りにボリュームを持たせない方がバランスよく見えます。その辺りはシンプルに抑えて、裾の方にボリュームが出るフレアラインがおすすめです。

    プリーツスカートの場合は、サイドボタンなどのアシンメトリーなデザインやアクセントとなるデザインを意識しましょう。こうしたデザインが目くらましとなり体型カバーに一役買ってくれます。

  • 落ち感のある細かいプリーツでも、ウエストインしてしまうと逆にお腹回りがボリューミーになってしまうので、オーバーで着られる丈のトップスを合わせるのがおすすめです。

  • ニットスカートの太って見える要因と対策

    ニットスカートの場合、あまり薄すぎたり、タイトすぎたりすると、肉感をそのまま拾ってしまうのでキケンです。生地が地厚なもの、タイトすぎないものを意識すると良いでしょう。

    ニットスカートは、素材感(生地選び)やサイズ選びが特に大事です。
    加えてニットスカートに限らずですが、全体の配色効果も意識してみましょう。似たような色の組み合わせでも、用いる「分量」や「位置」によって、着やせ効果、引き締まり効果が違うのがお分かりいただけると思います。
    また、引き締め効果があるからといって、黒や暗い色ばかりのコーデは重たい印象になりがちなので決してオススメしません。キレイな色を取り入れながらメリハリを意識してみてくださいね。

  • ニットスカートと合わせるカラーも濃いめのアイテムを選んで引き締めてあげるとよりメリハリがつきます。(※上の画像の差をご覧ください)

    ナロースカート・タイトスカートの太って見える要因と対策

    ナロースカートとタイトスカート。どちらもコンパクトなシルエットに変わりはないですが、ナロースカートは膝下~足首くらいまでの長めのスカートで、タイトスカートは膝丈くらいまでのスカートです。

    ナロースカートやタイトスカートが太って見えてしまう原因は、サイズ感や素材感。コンパクトなシルエットだからといって、実際よりも小さめのサイズは危険です。ジャストサイズを選びましょう。また、生地感が薄かったり肉感を拾ってしまうようなものだったりすると、ボディラインが強調されてしまうので、適度な厚みやハリ感がある生地が着痩せにオススメです。
    また、タイトスカートで注意が必要なのが横ジワ。キツイところには横のシワが出やすいので横ジワが出ない素材感やサイズ感を選ぶようにしましょう。

    ポリエステル100%の軽い糸を使用したニットロングタイトスカートは、体型に合わせてほどよく伸びてくれるので、ぽっちゃりさんが着ても締まりすぎることはありません。腰回りを隠したい場合は、ヒップラインくらいの短めの丈感のトップスをオールアウトすればOK。ロゴTシャツなら文字の色をスカートと合わせるなど小技を効かせると、統一感も出てすっきりします。

  • すっきりまとまるナロースカートは、世代を問わず使えるのが嬉しいポイント。今年は、アクセントカラーを取り入れて、旬のコーデに仕上げましょう。ブルーならトップスも合わせやすく、クールに決まるはず。スカートがタイトな分、トップスにはオーバーサイズのシャツなどをふわりと羽織って、体型をカバーしつつ、抜け感のあるコーデに。

  • フレアスカートの太って見える要因と対策

    お腹・お尻周りにもボリュームのあるようなボリューミーなフレアスカートだとふとってみえてしまう要因になります。
    お腹やお尻周りがもたつくような過剰なフレアは避け、裾に向かってフレアのボリュームが増加するようなものを選ぶと、全体的にメリハリがついて着膨れを防ぐことができます。

    厚地のフレアスカートだとボリュームアップして見えてしまいそうな時は、トップスなどどこか一部でもいいので、抜け感を作ることを意識してみましょう。肌を出したり、透けさせたりすると、スタイリングに「抜け感」が生まれて軽やかな印象になります。

  • チュール素材のフレアスカートのコーデは、場合によってボリュームUPしすぎてしまうことも。一般的にはトップスをウエストインした方がバランスよく見えることが多いのですが、アイテムの素材によってはトップスでスカートを抑えた方がスッキリ見えることもあります。こちらのスタイリングは、トップスのサイドのカッティングがスッキリ見えをサポート。鏡に全身を映していろんな着こなしのシルエットを研究してみてくださいね。

  • ジャンパースカートの太って見える要因と対策

    ジャンパースカートが太って見えてしまう原因はメリハリがない事。メリハリがないとやはりのっぺりして見えてしまいます。VやYラインなどのナナメのラインや、ウエストマークなどのメリハリをつけてあげるとスッキリ見えます。

    スッキリめの深いVラインや、縦のIラインを意識したデザイン。サイドのスリットも動くたびに効いて、のっぺり見えを軽減してくれるジャンパースカートです。

  • ジャンパースカートは、ウエストが絞られている・ウエストマークがあるタイプでXラインをつくったり、縦ラインを強調してくれるボタンダウンデザインなどを選ぶとすっきり見えます。
    ウエストリボンが付いたジャンパースカートは、ウエストにメリハリを効かせたコーデが可能です。可愛く着こなしたいときはフロントリボンに。ウエストを細く見せたいときはバックリボンにしてお腹周りをスッキリとさせましょう。デニムはどんなアイテムとも相性が良く、きれいめ・カジュアルなどさまざまな着こなしができます。トレンドのレースをトップスで取り入れると一気に旬顔コーデの完成です。

  • ハイウエストスカートの太って見える要因と対策

    ハイウエストスカートの太って見える要因は、お腹やお尻がめだってしまうことがあるから。高いウエスト位置で引き締めると、脚長効果が期待できるのはいいものの、ウエストとの対比でお腹やお尻が余計に目立ってしまうこともあります。上手にカバーできるようなシルエットが理想です。

    フロントタックのフレアスカート。ウエストゴムで、後ろはシンプルな設計です。ふんわりタックが、広がりすぎないようにお腹周りを上手にカバーしてくれることを期待できます。

    マーメイドスカートの太って見える要因と対策

    マーメイドスカートの太って見えてしまう原因は、体型にあったデザインを選んでいないから。腹やお尻、太もも周りがコンパクトなマーメイドスカートは、サイズ感や生地感が命。あまりタイトになりすぎないことと、厚手の生地で肉感を拾わないように注意すれば、メリハリのあるシルエットが完成します。

    厚手なデニム生地のマーメイドスカートなら、肉感的にならずにカジュアルな細見えコーデが楽しめます。トップスはインしてもよいですが、オーバーにしてお腹やお尻周りを上手にカモフラージュしてあげた方が、上下のバランスがとれてすっきり見えます。

    8.黒ロングスカート・タイトスカートを素敵に着こなすコツ

    夏のブラックは周りに明るいカラーコーディネートが多くなる季節だからこそ、おしゃれ上級者に見えたりしますよね。とはいえ、黒のロングスカートやタイトスカートは面積が大きく、重たく見えてしまいがち。

    黒のロングスカートを夏に着こなすコツは、「軽やかな素材」を選ぶこと、また「抜け感」を意識することです。さらっとしたとろみ感や落ち感のある生地なら、見ための重さが軽減できます。タイトスカートは逆に、適度なハリ感のあるものが肉感を拾わずスタイルよく見えます。黒ロングスカートも黒タイトスカートも素材を意識しつつ、シアーアイテムをプラスしたり、ノースリーブやフレンチスリーブで肌見せをして軽さを出しましょう。

    冬の寒い季節は、ブーツにロングスカート…といったコーデになりがちですが、足の甲だけでも見せるとコーデに抜け感が出て、スッキリ見えが実現します。冷えやすい足首をしっかり温めておけば、初冬くらいまでならさほど寒さは感じにくいのでオススメです。

  • 夏のブラックを素敵に魅せてくれる素材としては、リネンや透け感のあるレース素材、さらりとツヤのあるレーヨンなどが挙げられます。こちらはレーヨン65%のラッフルフリルスカート。レーヨンの軽やかさに加えて、リズムのあるフリルデザインも軽やかさを感じさせます。トップスインしてXラインを作り、足首を見せて抜け感を作れば、すっきりした印象のブラックコーデの完成です。

  • まとめ

    スカートを着こなすコツは、自分の体型によく注目してみること。自分の良さを発揮できるコーデはたくさんあります。色が明るいとコーデ全体が膨張して余計に大きく見えてしまう…などとあまり恐れずに。色が暗すぎると、逆に重たく見えてしまうこともありますよ。

    オシャレは足元から。コーディネートのポイントとしては、スカート単体だけで考えようとせず、もちろん全身のバランスで考えて。
    お尻が大きい、お腹が出ている、骨盤が広い、足が太い…など気にしているところだけに注目せず、全体のシルエットで客観的に捉えてみるクセをつけてみましょう。

    春夏は肌見せが増える季節ですし、秋冬はソックスやタイツやブーツと、ボトムスの組み合わせを考えられる季節です。
    太い部分を隠すことだけに集中せず、足元は素敵な印象を演出できる場所と捉えて、ぜひトレンドも自分らしく取り入れながらファションを楽しんでみてくださいね。

    ##監修者プロフィール
    帝王紫やえ(むらさきやえ)
    色と波動のスタイリスト。COCOLOR(ココカラー)代表。https://cocolor.biz企業向けコンサルや研修はもちろん、内面の波動から「十人十色」の個性を見極め「なりたい」を実現するスタイリングが得意。似合う色のみならず、似合う質感(パーソナルテクスチャー®)、似合う柄(パーソナルパターン®)、似合う形(パーソナルライン&シルエット®)を768タイプから診断しています。著書12冊、メディア出演多数。

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