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デニムの着こなしがピカイチ!
えーたむさんの#コロレアコーデ♪
毎シーズンくるくると変わるファッショントレンド。
年齢を重ねると、流行よりも自分に似合うアイテムを知っているほうが魅力的に映りませんか?
今回は、Instagramでコーディネートを載せているえーたむ (@e_tam0312)さんをご紹介。
「流行りよりも好きな服」がモットーだと言うえーたむさんのコーディネートは、甘辛MIXなファッションが素敵な着こなしです。
それぞれのコーディネートについて、スタイリストの都外川 八恵さんに解説をしていただきました。
目次
公開日 : 2019.5.8
更新日 : 2020.2.20
薄手の前開きワンピースを全部開けて羽織ものとして使い、Iラインを作って着やせを狙ったコーデです!ワンピース以外には、ワイドデニムを合わせたり、スニーカーやキャンバス地のトートバッグで狙い過ぎないよう、カジュアル要素を多めにミックスしてみました♪
色合わせのバランスが絶妙なこちらのコーデ。色を持ってくる位置や分量も完璧。
えーたむさんにとって色素的に苦手な黒を小さい面積に抑えてポイントの締め色にし、得意のベージュを全面に持ってきています。
またベージュの補色のブルーデニムと合わせて、コントラストのある動きも楽しんでいます。
トレンチ風にしているVネックワンピは、シルエットが美しく、襟元から裾に向かったXラインが着やせ効果も演出しています。
羽織りの正面、胸元でXが作られていてハイウエストに見えるので、脚長効果も出ています。
▼着用ブランド
ワンピース/GLOBAL WORK 、 インナー・パンツ/ユニクロ 、 バッグ/シアタープロダクツ 、 靴/CONVERSE
THE真夏!のコーデ!
白Tシャツ×デニムのシンプルなコーデですが、上半身はゆったりしすぎない白Tシャツをパンツインして、下半身はゆったりしたワイドデニムを合わせてバランスを取りました。キャップとメッシュ素材のバッグの色を合わせて統一感も意識しました!
異素材ミックスのコーデでそれを見事に楽しまれています。
小物の色同士は合わせるのが基本ですが、キャップとベルトがベージュで、靴が黒といった異色のコンビネーションを、黒ドット入りのゴールドのポシェットを合わせることで、見事につないでいます。
シンプルなTシャツ+デニムコーデも、オシャレさんはこういう細かいところに気を配っているんです。
ベーシックカラーに映える、赤リップも可愛いですね。
▼着用ブランド
Tシャツ・パンツ/ユニクロ 、 靴/CONVERSE 、 キャップ・バッグ/RETRO GIRL
ライダースをメインに女性らしさを意識したコーデです!
ライダース×デニムはメンズライクになりがちですが、パンツを細身にしたり、足元や大きめアクセサリーで女性らしさをプラスしてみました。メンズライクなアイテムこそ女性らしさをたくさん取り入れたコーデが好きです♡
えーたむさんにとって色素的に苦手なブラックも、中から温かみのあるアイボリーのニットを覗かせることで、それを難なくクリア。
レザージャケットのクールな印象に、ニットで暖かみと優しさをプラスしています。
また、裾が絞られているタイトなジーンズを合わせて、足元のパンプスへつなげることで女の子らしさも忘れていません。
ポシェットのゴールドのパーツのように、ピアスなどのアクセサリーもゴールドを多めに追加されると、もっとえーたむさんらしい黒レザーの着こなしになります。
▼着用ブランド
ライダースジャケット・パンツ/ユニクロ 、 ニット/KBF 、 靴/h&m 、 バッグ/grove
お気に入りのセーターをメインに甘辛にコーデにしてみました!裾の生地が切り替えになっているセーターは、一目ぼれで購入。
小物やボトムスの合わせ方によっては、私の年齢では可愛すぎてしまうと思ったので…この日はとことんカジュアルなアイテムを合わせてまとめています。
ベレー帽も前髪を全部入れて、帽子の縁のレザーを見せたり、靴をスニーカーにして、辛めの要素を多めにしてバランスを取りました。
ベージュのギャザー、バックスタイルのリボンが女性らしさがあり、自然なかわいらしさのあるえーたむさんに似合っています。
黒ニット×ブルーデニムの組み合わせだけだと、ハードな印象になってしまいますが、コロンとしたシルエットのベレー帽を合わせて、辛口の装いをソフトな印象のえーたむさんに近づけているところがお見事です。
似合う色・質感・柄・形。
上の4つのうち、どこかが外れた時は、どこかに自分らしさの基準を置く。
今回の場合、実はえーたむさんのお肌の色味には苦手とされる黒を取り入れていますが、丸いベレー帽・ベージュのギャザーで自分に似合うアイテムを取り入れていますね。
これが、少し外したコーデでも、自分らしさを残しつつ遊び心を持って装いを楽しむポイントです。
▼着用ブランド
ニット/mystic 、 パンツ/ユニクロ 、 靴/CONVERSE 、 ベレー帽/FREAK’S STORE 、 バッグ/grove
お気に入りの年代物のワンピースのコーデです♪
ブルーの小花柄が全体的に入っているワンピースは、シルエットがストンとしていて、裾が広がりすぎないデザインがお気に入りです。小物は黒が入っているものを使って、可愛すぎないように引き締めてみました。毎年夏に着たくなるコーデです♪
オールホワイトのワントーンコーデでも、さりげなくご自身に似合う素材や柄や形を用いて、自分らしさを忘れていないところがさすがです。
同色コーデなのに、見ている側も飽きさせませんね。
逆に色数を絞っている分だけ、より一層、えーたむさんの素材や柄や形のチョイスの審美眼に目が行きます。
全体が甘くなりすぎないように、カジュアルな黒のロゴ入りバックや、黒のコンバースを合わせて引き締めているところもGOODです。
▼着用ブランド
Tシャツ/ユニクロ 、 ワンピース/flower 、 靴/CONVERSE 、 バッグ/シアタープロダクツ
残暑がまだまだ残る秋口のコーデです。秋らしいブラウンのブラウスをクリアバッグで夏の雰囲気を取り入れつつ、足元の白ソックス×黒パンプスで私なりに秋のレディコーデにしてみました!
えーたむさんの持って生まれた色素・質感・形的に、お似合いになるトップスをドンピシャで選んでいただいています。それらは全て、実は背後に理屈&理論&ロジックがあるのですが、そういうのがわからなくても、えーたむさんさんのようなオシャレさんはきっと感覚でわかってしまうのでしょうね。
だから、ユニクロさんなどのリーズナブルなアイテムでも高見えし、完璧に着こなし、オシャレ上級者に見えるのです。
逆に、色素的に苦手な色を足元に持ってきて、あえてハズしながらも、デザインのポイントを足元に置いて遊んでいるところもさすがです。
▼着用ブランド
トップス・パンツ/ユニクロ 、 靴下/靴下屋 、 靴/h&m 、 バッグ/シアタープロダクツ
えーたむさんの着こなし、いかがでしたか?
アラサーのえーたむさん。身長は160cmで、普段はXLを着られているそう。
ご自分のサイズ感にぴったりなアイテムを上手にコーディネートされていましたね。
ここからは、えーたむさんのおしゃれの秘密に迫ります!
もともとファッションが好きで、最初は色々な方のファッションを見る専門でした。
誰が見るわけでもないし…と、自分のコーデの備忘録としてインスタに投稿をはじめたのがきっかけです。
投稿を通して、少しずつ色々な人とつながることができたのもうれしくて、三日坊主な私でも投稿を続けることができています。
普段は、デザインや生地にもよりますが、28~30インチのパンツを履いています。
購入するとき、まず伸縮性のある素材かどうかを重視しています。
上半身のアイテムはゆったりしたデザインが多いので、下半身はタイトなデザインのものを選ぶこともあります。
その際、伸縮性のあるものじゃないと着ていて動きにくいので伸縮性は重視しています。
1番は、素材を重視しています。
伸縮性があるかどうか・シワになりやすいものか・お洗濯しやすい素材か、など、快適に着られて、お手入れしやすいものかを見ます。その次に、価格です。定番品は長く使うことを考えて、多少価格が高めでも購入します。また、インナー類や流行りものは安くて、カラーバリエーションで揃えられたり、ガンガン着てガンガンお洗濯しても大丈夫なものを購入するようにしています。
住んでる地域にあまりお店がないので、インターネットでよく購入しています。
よく使うのはユニクロです。サイズ展開も豊富で、オンライン注文のしやすさからも1番使っています。
ネットでも実店舗でもよくお買い物するのは、Kastane、mystic、LOWRYS FARM、GLOBAL WORKです。このブランドに関しては、ZOZOTOWNを利用しています。
お呼ばれ用のドレスなどは、ニッセンで購入したことがあります。ぽっちゃりさんでも着られる可愛いデザインのドレスが多いので、結婚式が多かった去年はよくチェックしていました
私がホワイトをメインでコーデを考えるときは、白が見える面積と、小物やアウター等でいかに引き締めるかを考えます。例えば、白トップスは、ボトムスにインして面積を抑えめにしたり(写真左)、上にジャケットやカーディガンを羽織ってIラインを意識しています(写真右)。私は、黒が好きなので極端ですが黒を合わせてモノトーンコーデをすることも多いです。
えーたむさんの着こなしをご紹介しました!
自分が心地いいと思える素材・サイズ感に注意してお買い物をすれば、1日快適に過ごせそう。
おしゃれさと心地よさを兼ね備えるえーたむさんの着回し、これから汗をかく季節になりますので、次のシーズンのお洋服は素材も意識してみてはいかがでしょうか。
##監修者プロフィール
colorear編集部
プラスサイズの女性のためのライフスタイルマガジン。毎日のコーディネートのヒントやきっかけ、専門家によるお役立ち情報、グルメ情報など、毎日に彩りを添えられるような情報をお伝えしてまいります。