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涼&楽なのにキチンと見え!
ぽっちゃりさんの夏の
オフィスカジュアル(ビジネスカジュアル)
目次
公開日 : 2019.6.18
更新日 : 2020.10.15
「きちんと感」にはやはり「清潔感」が一番。当たり前のことかもしれませんが、人もお洋服も一緒で「シミ・シワ・くすみ・匂い」には、やはり気をつけたいものです。
また、カジュアルスタイルといっても「オフィスカジュアル」「オフィス服」「オフィスコーデ」にはメリハリが大事。
カジュアルでも決してラフになりすぎないように、
・襟元を正す
・袖口処理に気をつける
・ウエストをマークする
・ベルトや靴やバッグやアクセサリーなどの小物にも気を使う
など、しかるべきポイントを押さえることが必要です。
シャツワンピースは、単品で着てもサマになり、重ね着を含めたいろいろな着こなしができる点でとっても便利。
暑い場合は、インナーをノースリーブにしてアウター感覚で羽織ってしまっても大丈夫です。寒い場合は、この上から薄手のカーデやジャケットを羽織っても。足元が冷えるときはパンツスタイルにして、シャツワンピースをロングカーデ感覚で羽織るのも素敵です。
羽織る場合は、オフィスの中で広がりすぎないように、ベルトをウエストの後ろでコンパクトに結ぶなどの工夫をしましょう。
寒暖差を乗り切るには、着脱しやすいジャケットも重宝します。
特にノーカラージャケットは、顔まわりがすっきりとした印象になりますし、暑い夏場も涼しげな印象です。
ワンピースと合わせると、軽やかで清涼感たっぷりです。広がりすぎないシルエットと、何気無くウエストマークされたデザインで、ジャケットを脱いでもきちんとした印象があります。ビジネスシーン定番の落ち着いた色展開でありながら、さりげないヘリボーンの柄で個性がキラリと光ります。
カーディガン感覚で着られる薄手のジャケットは、オフィスでもOFFでも活用できる嬉しいアイテム。夏用のものは、裏地がないもの、通気性がよいものがマスト。このジャケットのいいところは、脇汗予防に取り外し可のパットがついているところ。気軽に洗えるのも楽ちんでいいですね。
オフショルダーやビッグシルエットタイプのシャツは夏のオフィスカジュアルにぴったり。シャツなのでオフィス仕様はもちろんOK。通勤やランチ・外回りなど外出時はビッグシルエットなので袖をまくって首元も抜け衿にするとだいぶ涼しいです。汗をかいても体にフィットしていない分汗ジミも気になりにくいです。電車やオフィス内が冷え込んでいるときは袖を下ろして防寒対策しましょう。
ビッグシルエットシャツは、パンツとは好相性。スカートならペンシル・ロングのタイトスカートにインするとバランスよく着こなせます。
カジュアルアイテムのTシャツでも、ポイントを押さえればキチンとした着こなしになります。
そのポイントは
・透けすぎない
・お肉を拾いすぎない
・汗染みになりにくい
・綺麗な落ち感またはハリ感がある
…など。最近は、吸汗や発汗に優れた冷感接触で、シワにもなりにくい機能性素材なども登場しています。そういった素材のTシャツを賢く選ぶのもいいですね。
また、Tシャツ感覚で着られてキチンと見えるサマーニットもオフィスにぴったりです。
デザイン性にこだわったアシンメトリーなTシャツが、イキな着やせ効果を演出。さらに、キレイめな光沢のある素材を選べばキチンとした印象で着こなせます。
合わせたパンツは、お腹周りはタック使いでゆったりめのシルエットながら、脚の部分は細めのシルエット。足首を出した短めの丈感がすっきりと軽やかな印象です。
おなじく光沢感とハリのあるTシャツコーデ。衿元があいているデザインなので顔周りもすっきりします。裾が少し長めなのでパンツにあわせても腰回りをカバーしてくれ、スカートにあわせるならボトムスインもすっきりきこなせます。夏なので、綿混素材なのも嬉しいですね!
どうしても地味になりがちなオフィススタイルですが、色や柄が派手すぎないものであれば、Tシャツなどのポイントでこのくらいの華やかさがあっても素敵。
オフィスシーン定番のダークカラーでも、合わせるボトムを鮮やかな色にすると明るく着こなせます。さらにアクセサリーや白っぽいものにすると、夏場でも涼しげな印象になりますね。
サマーニットを着るときは、涼しげな色を取り入れて体感温度も下げてしまいましょう。ブルーや白、グレーなどの寒色系は、暖色系に比べて体感温度を約3度も下げることができるといわれているので、汗ばむ回数も少なくなるかも!?
無地のTシャツやニットの場合、より一層、素材感や織り柄などの細部に目が行きやすいので、さりげないところにも個性のこだわりを。こちらのニットプルオーバーは、ラメ感で女性の肌を美しく見せてくれるところもGOODです。
スカートなら、コットン素材でベタつきを少なく。色使いも爽やかなものを選ぶのがオススメ。太い黒ベルト風のアクセントで引き締めたアシンメトリーなデザインが、シャープな着やせ効果も演出してくれます。
ブルーなどの寒色系や無彩色(特に白)は、人に涼しげな印象を与えるだけではなく着ている自分も涼しく感じます。彩度を落としたスモーキーブルーに赤のパンプスを足せば、大人っぽいトリコロールカラーの完成です。
座っているだけでも汗は結構かいてしまうもの。革や合皮など通気性のない椅子に長時間座っていたらお尻のあとがついてしまった、なんてことも。
夏のスカートは、裏地の無いもの、もしくは天然素材で肌にはりつかないタイプのものが快適でベターですね。裏地のないカットソースカートで、ペンシルタイプのロングタイトスカートはオフィスにピッタリなデザイン。シンプルなTシャツやブラウスなどをあわせて、前だけスカートにインして着こなしましょう。
シンプルなパンツも、夏はブラックの代わりにライトグレーにするだけで軽やかな印象に。さらに足首を見せると、すっきり軽快な印象に魅せることができます。
こちらはアンクル丈パンツと、UVカットの吸汗速乾素材を使った夏仕様シャツを合わせたコーデ。小物やリップにビビッドレッドのアクセントを入れているのも素敵です。
ワイドパンツは、まとわりつかずさらっと履ける夏に嬉しいアイテム。
オフィスではだらしなくなりすぎないようにウエストマークしたり、トップスをボトムにインしたり、トップスをコンパクトにまとめるなどのメリハリをつける工夫が必要です。こちらのパンツは洗濯しても取れにくいカットソープリーツなので、汗をかいたら気兼ねなく洗えるのが嬉しいですね。
スカンツもオススメ。ストンと落ち感のあるタイプならラインも広がり過ぎず、カジュアルになり過ぎません。ブラウスをあわすとオフィスカジュアルにも良く似合います。特にこちらで紹介しているアイテムは綿混素材なので着心地もよく、夏でも快適に過ごせそうです。
オフィスでのカジュアルコーデは、自分らしく快適かつ機能的に過ごすことに加え、周りのビジネスパーソンへの配慮を考えた装いが大事です。色も素材も形も清涼感があること、印象のどこかに締まりがあること、などを忘れずにいれば、失敗せずにオフィスカジュアルを楽しめるのではないでしょうか。
ただ暑いだけでなく、屋内と屋外の寒暖差も激しい夏。オシャレをして、心も元気に、なんとか乗り越えたいものですね。
##監修者プロフィール
都外川 八恵
色と波動のスタイリスト。COCOLOR(ココカラー)代表。https://cocolor.biz企業向けコンサルや研修はもちろん、内面の波動から「十人十色」の個性を見極め「なりたい」を実現するスタイリングが得意。似合う色のみならず、似合う質感(パーソナルテクスチャー®)、似合う柄(パーソナルパターン®)、似合う形(パーソナルライン&シルエット®)を768タイプから診断しています。著書12冊、メディア出演多数。
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