ファッション通販のニッセンです
コンプレックス・体型別に解説!
ぽっちゃりさんに似合うジャケットの選び方
肌寒いけれど、コートを着るほどではない時に重宝するのがジャケット。
カーディガンを着るよりきちんと見えて、しかも着るだけでなんとなくかっこよく“キマる“のが、ジャケットの特権なんです!
しかしながらこの特権を十二分に活かすためには、体型に合わせて選ぶことはもちろんのこと、ジャケットのタイプに合った今っぽいコーディネートをすることが、非常に重要になってきます。
そのため、ただ単に体型にフィットすることだけにこだわると、なんだか古っぽく見えてしまうのがジャケットでもあり、トレンドを追いすぎても“着られている感”が出やすいのが、ジャケットなのです。
そこで今回は、絶妙なバランスで着こなすことができるジャケットの選びかた。
体型コンプレックス別に、スタイリストの筆者がご紹介します。
目次
公開日 : 2019.10.16
更新日 : 2020.6.3
ジャケットは、大きく分けて4種類あります。
ひとつは、テーラードジャケット。
マニッシュなイメージがあることから、かっこいい雰囲気を出したいときにおすすめのジャケットです。
きちんと感が出るのでオフィス向きですが、コーディネート次第でカジュアルダウンに使いやすい、実は万能性を持ち合わせているジャケットです。
ふたつめは、ノーカラージャケット。
こちらは、エレガンスなイメージがあることから、可愛らしい雰囲気を出したいときにおすすめのジャケットです。
こちらもきちんと感が出るのでオフィス向きですが、昨今は丈が長めのロング丈が増えていることで、トレンド性が高く、その分オフにも使いやすいジャケットが増えています。
みっつめは、デニムジャケット。
まさにカジュアルジャケットの王道。
年齢と共に、最も人を選びやすくなるのが難点ではありますが、あらゆるファッションジャンルとの相性が良いため、着まわしには悩みにくいところがおすすめのジャケットです。
きちんとした雰囲気のコーディネートを、着崩したいときにも使えるジャケットです。
よっつめは、ライダースジャケット。
こちらは、今最も人気のジャケットと言えるのではないでしょうか。
ライダースジャケットといえば”レザー(フェイク含め)”ということもあり、ハードなイメージがあることから、以前はカジュアルファッションの中でも、ストリート系やロック系を好む一部の人にしか好まれませんでした。
しかしながら、時代は変わり、今ではあらゆるファッションジャンルに溶け込むオールマイティージャケットとして、すっかり定番に。
年齢を重ねても似合う人を選びにくいところもおすすめのジャケットです。
今季のねらい目 ライトアウターのコーデ はこちらも参考に>>
以前と比べて、今年はコレ!というファッションアイテムが際立っているわけではないのが、昨今の特徴です。
そんな中からしいて言うならば、今季はテーラードジャケットではないでしょうか。
色は定番のネイビー、ベージュ、さらに秋冬らしいチェックもあり。チェック柄は今季トレンドということもあり、例年より最注目されています。
全体的に丈は長めで、お尻がすっぽり隠れるくらい。ボタンはシングルよりダブルが今っぽいですよ。
素材はというと、秋冬ということもあり、ウール混がやっぱり王道です。
身長が155㎝以下、比較的身長が低めのぽっちゃりさんにぴったりのおすすめジャケットといえば、レザーライダースジャケットです。
コンパクトなライダースの型が、身長が低めの女性にバランスがよいため、すっきりと腰高にも見せてくれます。
色は黒やブラウンといった濃いめの引き締めカラーを選ぶことで、キュッと細身にも見せてくれます。
合わせる服はというと、ワンピースやスカートと合わせることで、甘さがプラスされることから、レザーライダースジャケットの持ち味であるハードさと絶妙なバランスがとれたスタイルが出来上がります。
一枚あると、とても重宝しますよ。
バストにボリュームあり、背中や肩回りなど上半身がぽっちゃり女性におすすめのジャケットといえば、デニムジャケットです。
こちらはスキッパーデザインなので、ボタンを留めた時、すっきりとしたVラインが作れるので、着やせ効果が高いデニムジャケットなんです。
デニム生地のハリ感が、肉感を拾わないことから、上半身のぽっちゃり感を軽減してくれるので、このようなボリューム感のあるふんわりとしたスカートとコーディネートをしても、すっきりとした印象を作れるんですよ。
腰が張っていて、お尻も大きめといった、下半身がぽっちゃり女性におすすめのジャケットといえば、テーラードジャケットです。
テーラードジャケットの襟が、下半身まで繋がる縦ラインを生んでくれることから、すっきりとした印象に見せてくれます。
このように、ボタンは留めずに開けて着るのがコツ。
ジャケットの色味に使われているカラーのボトムを選ぶことで、着やせ効果絶大です。
髪もこのようにまとめると、よりスッキリと見えます。
ジャケットは、インナーダウンベストを忍ばせたり、上からコーディガンを羽織ったりすることで、コートが必要になってくる真冬も使える元とれ服でもあります。
ぜひ早めにゲットして、シーズン長く着てくださいね。
##監修者プロフィール
高田空人衣(くにえ)
スタイリスト/ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者。突然の泥沼離婚後、2児連れのシングルマザーになり、スタイリストに転身。一般男女へのパーソナルスタイリングが注目され、TVに多数出演、監修を行う。カンヌ受賞作品『パーソナルショッパー』PRを務めた。現在は再婚。講師、執筆他、多方面で活躍中。
ジャケット一覧
スカート
パンツ一覧