忘年会、クリスマス、新年会…イベントの多い年末ももうすぐそこ。
ちょっと豪華な夜ご飯の日は、テーブルコーディネートも素敵に仕上げたいですよね。
いつもの食卓でも、花をテーブルに飾るだけでちょっとワクワクして楽しくなります。
テーブルコーディネートは特別な日のものではありません。
手軽に毎日の中でコーディネートを楽しめるようなポイントについてお伝えします。
手軽にテーブルコーディネートがしたい!ポイントは?
1:食卓にテーマを持たせよう
まず、最初に今日の食卓のテーマやタイトルをつけてみましょう。
ただ何となしにお皿を並べるよりも、意識するだけで選ぶうつわも変わってきます。
例えば「ワインが美味しいテーブル」「おでんパーティー」など、簡単でOKです。
テーマを決めると、どんな色がそのテーマに合う色なのかが決まりますよね。
「ワインが美味しいテーブル」なら赤や紫、「おでんパーティー」なら和風など、うつわやカトラリーが合わせやすくなります。
2:色は最大3色まで。統一感を大切に
トータルコーディネートをする場合、料理を除いたカトラリー・ランチマット・お皿などは3色以内におさえるのが◎。
料理の色も加わりますので、上記のようにコーディネートが3色の場合、うつわの色を料理のパプリカの色と近いものを合わせる…などするとよいでしょう。
うつわの形はシンプルな方が合わせやすいですよ。
3:お皿とカトラリーの配色を意識しよう
ちょっとしたテーブルコーディネートをする場合、お皿や小物にゴールドが使われていたら、カトラリーもゴールドの方が統一感が出ます。
シルバーならカトラリーもシルバーに。
そんなちょっとしたところに気を配ってみてください。
4:取り皿が人数分揃わない…!そんなときは形で統一感を持たせる
ホームパーティーをする際、人数分同じ取り皿が揃わないことがあると思います。
その時は、お皿の大きさと形で考えましょう。
同じくらいのサイズ、似た形で揃えます。または、色合いが似ているもの、を置くと統一感がでますよ。
こちらの写真、よく見るとそれぞれの取り皿が異なっているの、分かりますか?
すべて丸皿、落ち着いたブルー寄りの色で揃っているので全体的な統一感が出ていますよね。
クリスマスと言えばチキン!テーブルコーディネートのポイントは?
まずは手拭きを用意!
クリスマスのチキンは、どうしても手が汚れてしまいます。
まずは手拭き用に、紙ナプキンがあれば便利ですし、気が利くと思われます。
最近は紙ナプキンも可愛い柄などいろいろあるので取り入れてみては。
ただし、色柄は幾何学模様やシンプルな色の方が使いやすく、別の機会にも使いまわしがしやすいです。
私は、ナプキン代わりに手ぬぐいを使っています。
手拭きだけでなく、テーブルクロスの上にランナー(テーブルを横断して置くクロスのこと)として使ったり、あるとなにかと重宝します。
クリスマスは配色を1~2色に。大人っぽさを演出しよう
クリスマスのテーマーカラーは緑・赤・白・金・銀。それぞれに意味のある色です。
ですが、それらを全部使うと5色になってしまい、テーブルの上が色だらけになり、幼くなります。
そうならないためには、テーブルの上で使う色を1色から2色にすることです。
真っ白とシルバーの組み合わせでも、赤だけのテーブルでも、シルバーメインでも大人っぽく演出できます。
サンタさんは夜に訪れるので、黒色を使うのも1つの方法。
さらにキャンドルを灯してみるとか。最近はキャンドル風ライトもあるので、試してみてください。私は、電池で光る小さいクリスマスツリーをテーブルの上に置いています。
そもそも赤いや緑のお皿が無い…という方は、定番の白や黒といった色を基調としてみてください。
シンプルな白いお皿でも、紙ナプキン、ランチマットやお花といったポイントに色を置いてみると手軽にクリスマスらしさが演出できます。
同じお皿でも、リボンやオーナメントといったアクセントを変えるだけで印象が変わりますので、わざわざお皿を買う必要はありませんよ。
年忘れは和食? 和食ホームパーティーのコツ
和食のテーブルコーディネートは豆皿を使ってみよう
クリスマスが終わると、年越しそば、お雑煮、おせち…と和食を食べる機会がぐっと増えますよね。
そんなときに使いたいのが豆皿。
特別なシーンでも、普段の食卓でも使うことができるすぐれものです。
作家さんのお皿は値段もしますが、豆皿ならば手ごろなお値段で作家さんの世界を楽しむことができますよ。
豆皿をたくさん使うときは、トレーとして、お皿でも小さめのお盆でもいいのでその中に収めるとまとまります。
そしてもう一つ、豆皿ばかり使うより、少し高さのある小鉢も使ってみてください。華やかさをプラスしたいときは、ガラスを取り入れてみてください。
時に女性はキラキラ輝いているものが好きなので、「女子会」にはぜひ取り入れて欲しいワンポイントです。
味噌・醤油…色が暗くなる場合はどうすればいいの?
和食は醤油や味噌を使うことが多いので、どうしても料理が茶色く地味になってしまいます。
その時に、染付のうつわを使うと、絵柄がプラスされるので、いろいろな効果がでてきます。
まずは、テーブルに白と藍色という色がプラスされること、そして絵柄のあるものであれば、料理を取り分けたときに、表れてくる絵にほっこりできます。
鍋パーティーをする場合もひと手間を惜しまずに!
ぐっと寒くなるこれからの時期に楽しい鍋パーティー。
その時に注意してほしいのは、具材をスーパーのパックのまま食卓に置かないこと。
大きめのお皿・重箱に、具材を種類別に盛り付けてから食卓へ持って行きましょう。
せっかくのパーティーですので雰囲気を楽しむことが大切です。
それから、ぜひやってみてほしいことは、庭にある葉っぱや木の実など、季節を感じるものを添えてみてください。(必ずきれいに洗ってくださいね。)
季節を感じる食卓は、きっと会話をはずませてくれます。
心に残るおもてなしを。
まとめ
毎日の料理は、ちょっと頑張ったり、時短だったり、美味しそうなお惣菜だったりといろいろありますが、好きなうつわに美味しそうに見えるように盛り付けてください。
盛り付けも一緒にごちそうになります。
そして、日常が潤い癒されて、明日へとがんばる力にもつながるのではないでしょうか。
今回のことが、食卓・おもてなしを彩るヒントになればうれしいです。
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