パウダー調味料って知っていますか?聞いたことがあっても、使ったことがある人は、まだ少ないのでは。
パウダー調味料は料理の仕上げに振りかけ、風味を楽しんだり、料理の下ごしらえのときに食材になじませたり、飲み物に入れたり、使い方がいろいろとある万能調味料です。
今回は、そんなパウダー調味料のおすすめの使い方をご紹介します。
パウダー調味料ってなに?どんな魅力があるの?
SNSなどでも人気のパウダー調味料。最近では、種類も増え、さまざまな味を楽しめるのがその魅力。
お好みのパウダー調味料を振りかければ、ひとりひとりの好きな味を楽しめたり、最後に調味すれば、料理に使う塩の量を控えることもでき、減塩にもつながります。
パウダー調味料以外にも、新しい調味料が続々と登場しています。
たとえば、パクチーを液状のソースのようにした調味料は、アジア料理ブームもあり、注目されています。
パクチーを常備するのは難しいけれど、パクチーソースを常備しておけば、サラダのドレッシングとして使ったり、麺類やスープを食べるとき、仕上げに垂らすだけで、立派なアジア料理の完成です。パクチー好きにはたまらないですね。
どんなものがパウダー状になっているの?
パウダー調味料は、しょうゆやラー油など、液体の調味料を粉状にしたものです。
もともと粉状の塩やこしょうなどもパウダー調味料ですが、粒子を細かくし、溶けやすくされています。
基本的な調味料をパウダーにするだけでなく、野菜や香味野菜、果物などをパウダー状にしたパウダー調味料もいろいろ登場し、スーパーなどでも手軽に買えるようになってきています。
また旅行したとき、お土産屋さんや道の駅などを訪れると、その土地の食材をパウダー調味料にしたものを売っていたりするので、新しい味を発見するのも楽しみですね。話題性もあり、お土産にもぴったりです。
それでは、いくつか面白いパウダー調味料をご紹介しますね。
まいたけパウダー
まいたけを粒子の細かいパウダーにしたものです。最近、技術が進化し、粒子もとても細かく、保存のための添加物や香料なども使っていない、100%まいたけでできたパウダーも売られています。まいたけパウダーがあれば、茶碗蒸しや煮物、お味噌汁、炊き込みご飯などにサッと加えるだけで、まいたけの豊かな香りを楽しめます。
ケールパウダー
ケールって知っていますか。ケールは日本ではなじみのない野菜ですが、キャベツと似た形をしていて、国内でも生産されています。
栄養がとても豊富で、野菜の王様と言われることも。
ただ、苦味があり、野菜としては食べにくいので、粉末にして、食べられることが多い野菜です。
ケールパウダーは、青汁として、利用されることが多いパウダーです。
家庭でもスムージーに入れたり、ヨーグルトにかけたりするのがおすすめです。
シークワーサーパウダー
沖縄県産のシークワーサーを粉末にしたものです。
シークワーサーは、苦くて、酸っぱいイメージが強いと思いますが、レモンとも違った風味が味わえる柑橘類ですね。
シークワーサーパウダーは、焼き魚、唐揚げに振りかけると、とてもおいしくいただけます。
モズク酢など、酢の物に少し振りかけるのもおすすめです。
ほかにも、柑橘類はすだちやゆずなどののパウダーもあるので、柑橘類のパウダーを1種類常備しておくと、便利ですね。
たまねぎパウダー
たまねぎは、糖質の代謝を助けてくれ、疲労回復にも役立つビタミンB1やミネラルなど、栄養が豊富ですが、切るときに、たまねぎの辛み成分が目に染みてつらいときも。
そんなとき、たまねぎパウダーを使えば、手軽に料理にたまねぎを取り入れることができます。
シチューやカレーに入れれば、たまねぎのうま味がグンと引き立ちます。
簡単アレンジ!パウダー調味料のおすすめの使い方
醤油パウダー
バニラアイスクリームに醤油パウダーをかければ、アイスの甘さと醤油の塩味が新しいハーモニーを醸し出します。
醤油アイスもあるくらい、バニラアイスと醤油パウダーの相性は抜群です。
醤油パウダーは、たまごかけご飯、お寿司にふりかければ、醤油とは違った風味をたのしめますよ。
醤油のかけすぎも防げていいですね。
味噌パウダー&柑橘パウダー
テーブルに塩、こしょう、しょうゆを並べている家庭は多いのでは。
いつもの食卓に、味噌を並べてみてはいかがでしょう。
普通の味噌と違い、パウダーなら、常温で保管できるので、冷蔵庫から出す手間も省けます。
味噌パウダーは、シンプルにふりかけのようにご飯にかけても大丈夫。
ゆず味噌のようなイメージで、田楽や冷ややっこ、きゅうりに、味噌パウダーとゆずなどの柑橘類のパウダーを2種類かけて、食べるのもおすすめです。自分の好きな味をブレンドして、作っておくのも楽しいですね。
生姜パウダー
生姜パウダーは、とても優れもので、使い方もいろいろ。
生姜は意外と傷みがはやく、冷蔵庫で保管しておくと生姜の風味が飛んでしまったりします。
生姜パウダーは、風味を損ねず、皮をむいたり、すりおろしたりする手間もかかりません。
紅茶やハーブティーに溶かせば、体が温まるジンジャーティーのできあがり。
豚の生姜焼きを作る時、豚肉に振りかけておけば、肉の臭みもとってくれ、お手軽に使えます。
冷や奴、アジの刺身の薬味としても便利ですね。
最後に
パウダー調味料の使い方や魅力をご紹介してきましたが、いかがでしたか。
パウダー調味料を見かけても、どうやって使ったらいいのかなと考えてしまい、なかなか手が出ないかもしれませんが、食卓に置いてみると、食事の時、この料理に合うかなと試してみたり、ブレンドしてみたり、新しい食べ方がみつかるかもしれません。
家族や友人との会話も弾み、楽しい食事の時間になります!ぜひパウダー調味料を試して、自分のお気に入りを見つけてみてください。
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