ここ数年、海外のメイク動画の影響でブレイクしているのが“シェーディング”。
フェイスラインや彫りを深く見せたい箇所に、シェーディングと呼ばれる暗めのカラーをのせることで、顔に立体感を作れるメイクテクニックです。注目を浴びていると言っても「まだシェーディングにチャレンジしたことがない!」という人も多いはず。
今回はシェーディングの基本的なお話と、小顔に見せるために意外に重要な眉の書き方ついてご紹介します。
シェーディング初心者さん向け♪アイテムの選び方
まずはアイテムの選び方からご紹介します。
シェーディングという言葉は“シェード(shade)”が由来で、フェイスラインに影をつければフェイスラインをすっきり見せることができ、彫り深く見せたい箇所に塗ればその部分がより奥まって見える、メイク効果を活用したメイクテクニックです。
簡単に言うと、小顔に見せるにはフェイスライン部分にワントーン暗めのカラーを塗って影を作り、気になる箇所を目立たなくしよう、ということです。
シェーディングするためのアイテムはパウダーやクリームなど様々なタイプがあり、その数は年々増えていますが、メイク効果としては影に見せればいいのでアイテムはどれを使ってもOK。
海外のメイク動画では、化粧下地タイプでメイクする前に影を作ってしまうパターンが多くありますが、ファンデーションを塗った後から影を作っても効果は同じです。
ただし、クリームタイプだと境目をぼかすのが難しいという声も多いことから、ブラウン系のパウダーを選ぶと失敗が少なくおすすめです。
ぽっちゃりさんのシェーディングの入れ方のコツ
次はシェーディングをする箇所について。基本的には隠したい・小さく見せたいフェイスラインの部分は、ワントーン暗めのカラーを塗って影を作って目立たなくすればいいのですが、ここからは顔型別にワンポイントアドバイスをしたいと思います。
丸顔さん向けシェーディングの入れ方のコツ
顔の縦の長さと横の長さがほぼ一緒の丸顔さんはそのままでとても可愛らしい顔型ですが、もっと小顔に見られたいということでしたら、耳の下からあご先までのフェイスラインにシェーディングをするのがお勧め。
そうすることで顔の理想型=卵型に一歩近づき、小顔効果ももてます。
面長さん向け
大人っぽい印象になりがちな面長さんは、縦と横の長さを比べた時に縦の方が長い→ 縦を強調したくない →縦幅を短くした方が理想の卵型に近づく、ことになりますので、前髪がある人はあご先、前髪をアップしている人はおでこの髪の生え際とあご先をシェーディングします。
そうすることで、縦の長さが軽減され、面長さんでも理想の卵型に近づき、小顔効果が期待できます。
ベース顔さん向け
エラが張っている、あご先が細くなっているタイプのベース型さんは、エラとあご先の角ばった印象が薄まると、全体的に丸みを帯びた女性らしい顔型に近づき、小顔効果もあがります。
小顔に見せたいからと言って、耳の下からあご先までのフェイスラインにもシェーディングしてしますと、あご先が細くなっていることを強調してしますので、注意してくださいね。
メイクレッスンをしていると「どれくらいの幅、シェーディングすればいいですか?」という質問をよく受けますが、境目さえちゃんとぼかしておけば1.5~2センチくらい、ちょっと大胆かな?と思うくらいシェーディングをしても大丈夫です。
シェーディングだけ?眉毛の形も意識しよう
最後に眉メイクのお話もちょっと。眉メイクは、コスメの色や描くラインの長さによって、目の錯覚効果を利用し、なりたい印象にみせるために有効なテクニックです。
眉毛も濃さや長さ、形によって様々なバリエーションを作ることができ、イメージチェンジにひと役買ってくれる大切なパーツです。
特に、眉尻が短いとフェイスラインあたりの肌色部分が広く見え、顔が大きく見えてしまったり、顔のメリハリがなくなり膨張して見えてしまうことも。
さらに、横顔を見られた時、眉尻が見えていないと、のっぺりとした平坦な顔の印象を与えてしまうので、横顔を見られた時に眉尻がちゃんと見える位置まで書きましょう。目安は口角と目尻を結んだ直線の延長上に眉尻が来ているかどうか。
メイクをする時、真正面からだけではなく横からも鏡越しにチェックすることを忘れずに。
最近はややぼさっとしたナチュラル眉がトレンド。ひと昔前のようにキリッとした眉毛を描いていたら、実年齢よりもオバさんに見られてしまうかもしれないので要注意です。
眉毛は毎年毎年トレンドがありますが、一番押さえておいて欲しいポイントは、眉毛が生えている部分にある「眉丘筋(びきゅうきん)」という筋肉。
本来、この筋肉の上に眉毛は生えているものなので、眉丘筋から大きくずれた位置に眉毛を書いてしまうと、しゃべったり笑ったりする時に、表情と眉毛の動きが合わず、向かいにいる相手に違和感を与えてしまうので、トレンドも追いかけつつ、自身の骨格もチェックするようにしましょう。
<まとめ>
今回は、小顔に見せるためのシェーディングの選び方と入れ方、眉毛の書き方についてお伝えしました。メイクは1ミリ違うだけでも顔の印象を変えることができます。ちょっとした工夫で凛としたクールな女性にも、可愛らしい女性にも変身できますので、ぜひいろいろなメイクにチャレンジしてみてくださいね!
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