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【40代ぽっちゃりさんに似合う髪型】
丸顔・面長・ベース型の
小顔&若見え&お手入れが楽な
ヘアスタイル・アレンジ
メイク、ファッションとともに人の印象を左右するヘアスタイル。毎日のことだからスタイリング時間をあまりかけずに、特に忙しいママ世代は、簡単お手入れですっきり見せヘアが実現できたら嬉しいですよね。
今回は、顔の形(たまご型・丸顔・面長・ベース型・逆三角形)、毛質、長さ別(ショート・ボブ・ミディアム・ロング)にアラフォーぽっちゃりさんにおすすめの髪型や前髪のコツなどをご紹介します!
また若見えヘアのコツ、薄毛をカバーするコツもあわせてご紹介します。
ヘアカタログを見てモデルさんと同じ髪型をお願いしたけどしっくりこなかった…それはもしかしたら顔型の違いが原因だったのかもしれません。自分の顔型を知って似合う髪型をみつけましょう。
目次
公開日 : 2019.9.20
更新日 : 2025.01.16
顔の形は、「たまご型」「丸顔」「面長」「ベース型」「逆三角形型」と、大きく5パターンに分けられます。
自分の顔の形が何に当てはまるのか、知りましょう。
バランスが良く理想の形。「眉から口までの長さ」と「頬から頬までの長さ」の比率が「1:1」。
縦の長さよりも横の長さが長い。「眉から口までの長さ」と「頬から頬までの長さ」の比率が「2:3」。
横の長さよりも縦の長さが長い。「眉から口までの長さ」と「頬から頬までの長さ」の比率が「3:2」。
横の頬部分の長さが長い。「眉から口までの長さ」と「頬から頬までの長さ」の比率が「1:2」。エラと顎の高さが近い。
顎が尖っているので縦の長さが長く感じる。「眉から口までの長さ」と「頬から頬までの長さ」の比率が「3:2」。
まずは顔の形別に小顔に見せる髪型をご紹介します!
どんな髪型とでも相性がいいのが「たまご型」。でも、注意しないといけないポイントもあります。
たまご型はバランスが整っているのが、最大の長所となります。輪郭を隠して顔のバランスを崩すような髪型では、せっかくのバランスが台無しになってしまいます。
さらに気をつける点は、トップにボリュームを出しすぎて「縦長」のバランスを強調しすぎない事。
顔型がととのっているのでバランスを崩さないように凝ったヘアスタイルよりも、シンプルでナチュラルなヘアスタイルが相性いいです。
丸顔ぽっちゃりさんは、顔が丸く見えやすいので、ひし形シルエットを目指すことが大切です。
ショートやボブの前下がりヘアは首とフェイスラインをすっきり綺麗に見せてくれます。
ロングやミディアムの場合、トップはふんわりさせて、毛先をワンカールさせた動きのあるスタイルがおすすめです。髪の毛で縦長ラインを作ってあげることで、丸い顔をカバーできます。
前髪は切り揃えてしまうと下膨れに見え、さらに丸顔になってしまうので、斜めに流すと小顔効果がありますよ。
トップにボリュームを出して、前髪は「軽く流す程度」か「前髪の幅をあまりとらないようにしてフロントサイドの髪を長くする」。前髪を作らない場合だと大きめのウェーブで顔周りが自然に隠れるようにすれば、バランスが綺麗に仕上がります。
面長ぽっちゃりさんは縦のシルエットを最小限にするために、頬骨から顎のところにボリュームがでるようにします。
前髪はややワイド目に幅を取り、顔に沿った毛流れを作って卵型に見えるようにします。
Aラインのスタイルなど、目線を顔のサイドや下に向けることでカバーするように心がけてくださいね。
気をつける点は、トップにはボリュームを出さず、サイドにボリュームを作る事になります。「ストレートロング」&「前髪センターパート」は縦ラインをかなり強調するため、避けて下さい。
ベース顔ぽっちゃりさんの場合、おすすめのヘアスタイルは丸顔の場合と同じく、ひし形シルエットのスタイルです。
前髪の横幅を狭くし、サイドバング(前髪の端の髪の毛束)を長めに残してエラのあたりで軽く動きをつけたり、隠したりしても効果がありますが、バランスを間違えると逆効果の場合もあるので注意が必要です。
分け目はセンター分けより7:3分けや、1:9分けにし、かき上げバングでトップに高さを出すことで、目線が上に外れ、小顔に見せることができます。
また毛先が動くパーマで輪郭部分に影を作っても、小顔効果に繋がります。
ミディアムヘアやロングヘアの場合は、顎より下の部分で動きをつけて、エラから視線を外すのがオススメです。
シャープなイメージになりがちで、頭のハチが張っていることが多い逆三角形さん。トップにふんわりとしたボリュームや動きをつけることで柔らかい印象を作ることがオススメです。
トップに丸みのあるボリュームのあるショートヘアが似合います。ただハチのところはボリュームを抑えるようにしてください。
ロングの場合は毛先をカールさせて柔らかい動きを作り、シャープな印象を和らげるといいです。
厚みがあり重めの前髪もシャープな印象が目立ってしまうため、軽く透けた「シースルーバング」などがオススメです。
ちょっとしたポイントを押さえれば、二重あごや大きい顔は意外と簡単に髪型でカバーできます。
二重あごが気になる方に似合うヘアのポイントは、次の4点です。
1.トップを高くする
2.ひし型のシルエットにする
3.前髪は軽めで奥行きが出るように
4.動く髪を作って目線を外側に持っていくようにする
この中で特に重要なのは1、2です。
この二つを押さえるだけで二重あごをある程度はカバーできるので、魔法の髪型といっても過言ではありません。
4に関しては、髪の流れをすべて同じ方向に持って行かないようにするのがコツです。
毛先がいろんな方向に動いている方が浮遊感のあるスタイルに仕上がり、二重あごをおしゃれにカバーしてくれるはずです。
顔の大きさをカバーする「エアリースタイル」。写真のスタイルはショートボブですが、以下のポイントを守れば長さは自由です。
オーダーのポイントは、次の3点です。
1.トップに高さが出るようにする
ぺったんこになりやすい方はパーマなので高さを出すようにしましょう。トップにレイヤーを入れることでボリュームが出やすくなります。
2.耳横の高さぐらいから動きをつける
動きをつけることでスタイルに奥行きが出ますので小顔に見える効果があります。
3.生え際は見えすぎないようにする
生え際が見えすぎると顔を大きく見せてしまうので顔周りの髪や長めの前髪などで隠れるようにしましょう。
髪の量が多いぽっちゃりさんは、トップにもボリュームが出やすいので、それを生かして前髪をかきあげるスタイルがおすすめです。
髪の毛全体のシルエットにくびれを作りやすいレイヤーが入ったミディアムスタイルは、メリハリを出すことができ、量感も調節できるので、お手入れしやすい髪型に。
より軽やかなイメージを出す場合は、レイヤーを入れて毛先をすいて作るウルフスタイルにすると、髪の毛の量を減らすとともに軽やかさを演出できます。また、毛先にパーマかけて動きを出すことによって、さらにお手入れがしやすくなります。
くせ毛のぽっちゃりさんの場合、くせを活かすようにしましょう。
特に強いくせの方は、ショートの方が扱いやすいです。
くせのゆるい方はボブやミディアムヘアで重め立体感のあるヘアスタイルがおすすめです。
くせが出る位置によって、毛先にしっかりと動きを出すようカットできれば、フェミニンなスタイルになってお手入れも楽になります。
くせ毛の方は重たく見えてしまいがちですが、長さを問わずくせ毛を活かしたパーマ風のスタイリングにすることができます。
髪が濡れているときにワックスやバームなどを着け乾きすぎないようにもみこみながら乾かすことでよりパーマっぽい質感が生まれます。
硬い髪質の方によく見られるのが、パサつきやすかったりゴワっとした印象になりやすいこと。
どうしても硬いイメージが抜けないので、毛先に大きめのパーマをかけてカールをプラスすることで丸さや柔らかい印象に見せることができます。
またヘアカラーで少し明るめのカラーを入れて透け感の出る色にすることで、柔らかい印象にするのもおすすめです。
猫っ毛のぽっちゃりさんにおすすめするのは、くせ毛風にセットしたショートスタイルです。猫っ毛のやわらかな雰囲気を上手に使い、パーマでボリュームを出してあげると楽になります。
ショートの場合は、ボブのストレートを楽しむのがおすすめ。猫っ毛の柔らかい印象の髪を活かしストレートにすることで透明感がプラスされ、清楚なイメージを与えてくれます。
ロングの場合は猫っ毛を活かした、ラフ感を演出する無造作ヘアがおすすめです。猫っ毛の方は、ロングヘアにすると特に、髪の重みによってトップのボリュームがなくなりがちなことが悩みでしょう。
パーマもとれやすい髪質なのでしっかりかかるデジタルパーマでボリューム感とラフ感を出します。これで長い髪でもお手入れが楽になります。
長さ別におすすめの髪型をご紹介します。
基本的にぽっちゃりさんとショートヘアの相性はいいです。小顔効果抜群のひし形のシルエットを作り、頬骨あたりをタイトにします。バックも丸みを持たしたシルエットがいいです。
今人気のショートヘア。後頭部の低めに重さを持ってきて毛先を軽めに仕上げるのが今年風。
ぽっちゃりさんがショートにする場合サイド(もみあげの長さ)を顎、もしくは顎下に設定するのがポイント。顔まわりは内側に顔に沿うように短い髪を作ってあげると小顔効果になります。
このときに、サイドバングはこめかみが隠れる長さで作らないと逆に顔を大きく見せてしまうので、注意してください。
前髪が長めのセンターパートショート。
センターパートの分け目のところで前髪を立たせてあげることによって、トップのボリュームをキープできます。また長めの前髪で顔の面積を減らすことができるスタイルです。
もみあげの長さを残す前下がりのショートボブスタイルは輪郭を隠してくれる他にサイドからのシルエットが丸みを帯びて首元がタイトになるため首を細く見せてくれる効果もあります。
ぽっちゃりさんの場合は髪型を含めたシルエットが丸く見えやすいので、トップに高さが出るようにし、縦のシルエット意識するようにします。
また襟足の長さを少し長めに設定して、前から見たときに襟足の髪が見えるようにすると、輪郭をぼかしてくれるので小顔に見せる効果があります。
今年のボブヘアは顔周りに動きをつけるのがトレンド。ぽっちゃりさんがボブをする場合顎下から肩につくぐらいの長さでレングスを設定してあげるといいです。
前髪を作る場合は、幅を狭めにサイドバングは長めにしてあげると小顔効果に。前髪を作らない方は、分け目を6対4でトップに高さを出してあげると小顔効果になります。
セットは内巻きではなく外はねに。顔まわりはリバース巻きで動きをつけてあげると相性がいいです。
毛先が動くエアリーボブスタイル。顎下のボブスタイルに、表面にレイヤーを入れています。
全体を軽く仕上げることで軽さを演出。軽さが出ることでスタイルの奥行きが出ます。またアウトラインの髪を外はねにしてあげることで目線を外側に向けることができ、顔を小さく見せる効果があります。
毛先を外ハネにして表面はレイヤーを入れて内巻きにして動きをつけたスタイルとなっております。
動きをつけることによって目線が顔から離れますので小顔に見せる効果があります。
また、前髪を薄く頬にかかるようにすることで縦のラインを強調してくれるのでこちらも小顔効果が期待できます。
アゴの長さより少し長めにカットすることで顔まわりの悩みを解消しやすくなるAラインボブスタイル。髪の分け目もどこからでも大丈夫ですし、かきあげても巻いてもヘアスタイルが決まりやすくなっています。
スタイリングの時にトップにボリュームを出して襟足はボリュームを抑えると綺麗なバランスになります。
ボブの中で小顔効果が高いのは前下がりボブです。顔周りをカバーし、後ろ姿もカバーしてくれます。顎より長いワンカールボブにすると、内巻きと外ハネどちらでも動きのある毛先に目がいき、輪郭を隠すことができるのでおすすめです。
また襟足は正面から見た時に襟足の髪が見えるようにしてあげると、輪郭をぼかしてくれるので小顔効果があります。
アウトラインはワンレングスに切って重みを持たせ、表面はレイヤーをいれて動きを出すのが今年のミディアムヘア。
ボブ同様に外はねで仕上げるのがぽっちゃりさんにはおすすめ。目線が外側に向きますので小顔効果になります。
レイヤーが入っているところは内巻きにしてくびれヘアにすることで今年はやりの髪型に。結んだときにもみあげの髪を短めに切っておくことで、もみあげの髪で動きをつけることができるのでトライしてみてください。
流行りのミディアムボブベースに外はねでくびれヘア。
肩につくかつかないかぐらいのボブミディアムがベース。顔まわりとトップにはレイヤーが入っていますが、毛先は流行りの切りっぱなし感が出るように仕上げています。
アウトラインは外はね、顔まわりは内巻きにすることで菱形のスタイルに。菱形シルエットと外はねで今年らしさと小顔効果が出ます。
どんなお顔の形でもバランスがとりやすい王道の前髪長めのひし形ミディアム。
肩のあたりではねて首もとでキュッとしめてあげるとバランスがとりやすいです。
また片方だけ耳にかけてあげると奥行きも出て小顔効果が期待できます。
どんな顔の形でも似合いやすいくびれミディアム。アゴの下あたりで髪をカールさせたくびれミディアムはアウトラインは外に跳ねさせてトップは内巻きでふんわりさせてあげるとバランスが取りやすいです。
毛先に動きがあるとスタイリングしやすくなりますのでパーマがおすすめです。
顔回りにレイヤーが入っている、ひし形シルエットでくびれのあるスタイルもおすすめです。
前髪は切りそろえたものよりも斜めで流すスタイル、もしくは前髪がなくてかきあげるようなスタイルがいいです。
毛先にパーマをかけて動きをつけることで顔周りをカバーしてくれます。
重さと軽さのコントラストが今っぽいロングヘアです。バックはラウンド状にワンレングスでカット。顔まわりと表面にレイヤーを入れて、動きが出るようにしています。前髪はかき上げてセットすることで、トップに高さが出て小顔効果になります。
ヘアカラーも自然なハイライトを入れることで白髪ぼかしになり透明感も出て若々しい印象に。
顔まわりはリバース巻き後ろは内巻きに(外巻きでもOK)。耳の下にボリュームが出て毛先が動くことで目線が下がり小顔効果のあるバランスに。
立ち上げバングの韓流センターパートヘア。
胸上のきりっぱなしヘアに、顔周りに少しレイヤーが入っております。毛先は外巻き、顔まわりはリバース巻きにすることでシルエットが菱形になりくびれもできます。
前髪は立ち上げセンターパートにするとトレンドと小顔を両立できます。
前髪長めのロングスタイルは頬のところに前髪がかぶるようにすることで奥行きを残しながら顔の面積を小さく見せることができます。
トップに高さを出して耳下ぐらいから動きを出すことで目線を散らすことができますので小顔効果が期待できます。
フェイスラインに合わせてレイヤーを入れることで顔の大きさや輪郭をカバーできます。前髪のサイドを長めにすることで顔まわりのレイヤーに自然に馴染むようになります。
全体のシルエットはひし形を意識して縦長のバランスに仕上げてください。毛先に動きを作ることで目線が髪の毛に行きますので小顔に見せてくれる効果があります。
小顔に見えるショートの中でもボブスタイルのポイントは、ズバリ外ハネです。ぽっちゃりさんの場合、内巻き(ストレート気味の内巻きは例外)にすると、よりお顔が丸く見えてしまうことも。外ハネにすることで目線が外に向き、小顔効果につながります。また、外ハネとあわせて前髪も長めにすることで、縦の印象が生まれ顔まわりをスッキリと見せられます。前髪を作りたい方は、幅をあまり取らないようにした薄めの前髪がおすすめです。
毛先を外はねにすることで目線が外側に向き、小顔効果になります。サイドバングの髪も頬骨の下にあり外に流れるスタイリングになっていますので、顔の面積を小さく見せる効果があります。
スタイリング剤は少しウェット系のもの(オイルやバーム)を使うことで、艶感が出て若々しい印象に。ただしつけすぎるとベタついたイメージになってしまうので注意してください。
顔の大きさが気になり、髪で顔を隠している方もいらっしゃるのではないでしょうか?実は、隠そうとすればするほど顔を平面的に見せ、大きい印象になってしまうことがあります。そのためロングスタイルでは、前髪と顔まわりのカールといった奥行きを感じさせる髪型がポイントです。前髪の幅をあまり取らないように薄くすることで、前髪の間からおでこを見せましょう。さらにサイドバング(顎の長さまである前髪)を作ることで、顔をスッキリ見せる「縦の印象」を演出してくれます。顔まわりのカールは、内側から外側に向けてリバース巻きにすることで、目線が外側に流れるので小顔効果があります。あえて写真のように巻いてお顔を見せるスタイルにすることで奥行きを感じさせる、目線を散らす小顔スタイルに仕上がります。もみあげの髪を耳にかけるだけでも、奥行きがあるスタイルになるのでぜひ試してみてください。
若く見えるヘアスタイルのポイントは、ボリュームの位置が大事です。ボリュームの位置が低いと大人っぽく、エレガントで落ち着いた印象に。反対に高い位置にあると若く、キュートで活発な印象を与えます。ボリュームの位置によっては、暗く老けた印象を与える場合もあるため、大人の女性には写真のように襟足をタイトにしたスタイルがおすすめ。毛先を動かすことによって、自然にボリュームが高い位置となり、大人の品を保ったまま若く見えるスタイルになります。
リバース巻きで中間から毛先にかけて内から外の動きが出ていることで、目線が外側に向きやすくなっています。またトップに高さがあり顔まわりの生え際が隠れていることで、小顔効果があります。
耳下から動きが出ているので、目線が下がるところも小顔効果につながります。
顔まわりの髪を残し、こめかみと頬骨の下にサイドバングの髪があることで小顔効果になります。
またアレンジでトップに高さを出すことで活発な印象が与えられるので、若々しいイメージにつながりやすくなります。
ぽっちゃりさんには暗い髪色など落ち着いたカラーがおすすめです。明るい色は膨張色になってしまいぽっちゃりを強調してしまいます。暗い髪色は締まって見えるのでオススメです。
どうしても明るい色にしたい方はインナーカラーや毛先などにポイントで明るい色を入れてあげるといいですね。
また、最近流行のインナーカラー。基本は髪色とインナーカラーを同系色にして明度の差をつけるやり方ですが、あえて反対色や原色を使ってポイントとなるカラーで目立たせるやり方もあります。
ぽっちゃりさんの場合、インナーカラーの中でも特に顔まわりに入れるフレーミングカラーは、顔まわりが明るくなって膨張して見えてしまうので注意が必要です。ぽっちゃりさんがインナーカラーを入れるとしたら、もみあげ周りのイアリングカラーや、こめかみのところまでのインナーカラー、もしくはサイドから襟足を囲ったツーブロックラインのインナーカラーがおすすめです。
今回は2パターンのインナーカラーをご紹介します。
トップはアッシュの暗い色で染めて、インナーカラーはこめかみのところまで明るいアッシュにしています。
同系色にまとめているので色の相性がいいですし、顔まわりには暗い色がかかってくるようになっていので、お顔を大きく見せないスタイルです。
表面の色味をマット系ブラウンで、インナーカラーをスモーキーベージュでまとめています。サイドから襟足にかけてインナーカラーが入っているのですが、派手になりすぎないように明度差が極端につかないようにしてあります。
ロングの髪でインナーを入れると、髪を巻いたときに顎下ぐらいから明るい髪が見えるので顔まわりに明るい髪がかかってこないため、顔を大きく見せる心配もありません。
【ハイライトとバレイヤージュの白髪ぼかしカラー】
年を重ねてくると気になるのが白髪。白髪染めで髪を暗く染めてしまうと、重たく見えて暗くパサついた印象を与えやすくなりますが、この方法で染めると透明感があってオシャレに見えます。
オーダーのポイントとしては、ハチしたの髪に「V」のバレイヤージュ(大きい筋状と毛先が明るくなるカラー)を入れ、ハチ上はハイライトを1センチ幅で入れていきます。白髪が全体の20%以下なら、ベージュ系のカラーにモノトーン系のカラーを混ぜて一回流した後に全体を染めましょう。白髪が20%以上ある人は、アッシュ系の白髪染めのカラーにベージュ系のおしゃれ染めカラーを混ぜるとぼかしやすくなります。鎖骨下の長さがあって、少しレイヤーが入っているスタイルの方におすすめのカラーです。
【ハイライトで作る白髪ぼかしカラー】
歳を重ねて髪が痩せてきたと感じたり、トップのボリュームがなくなり髪を短くされたりする方も多いのではないでしょうか?ハイライトで作る白髪ぼかしは、髪に透明感を出すだけではなく陰影を作るためスタイルに動きが出て、髪のボリューム感やおしゃれ度をアップさせてくれます。
オーダーのポイントとしては全体に1センチ幅で細かめにハイライトを入れていきます。写真のようなショートボブの方は、耳から下の後頭部の髪にはハイライトは入れないよう注意してください。1回流してベージュ系のカラーをベースに寒色系のカラーを混ぜると白髪がぼやかされて、なじみやすくなります。白髪の量が多い方は、アッシュ系の白髪染めを混ぜてあげると良いでしょう。肩上のスタイルの方におすすめのカラーです。
どのレングスでも言えることですが、ぽっちゃりさんが少しでも顔の面積を小さくしようとして前髪を厚めに作ったり、顔まわりを重たいスタイルにするのは太ってみえる髪型になりNGです。
髪型に奥行きを感じられなくなるので、逆に顎のラインを目立たせてしまいます。
またワイドバングも顔の丸さを強調させてしまうので太ってみえる髪型です、気をつけてください。
幅が広い重めのぱっつん前髪は、おでこが隠れることで縦の印象が弱くなり、こめかみなど横の広がりが強く出てしまうためお顔を大きく見せてしまいます。ナチュラルなスタイルの場合では、幅は狭めで薄い前髪がおすすめ。ただお笑い芸人の渡辺直美さんなど、ぽっちゃり感をキャラクターとして可愛く見せる場合は、より丸い印象を与えてくれる幅が広い重めのぱっつん前髪も良いと思います。担当の美容師さんと、どういった印象を与えたいか相談しながら決めることをおすすめします。
センターパートはトップにボリュームが出しにくい髪型です。トップにボリュームがないと、貧相に見えやすく老けた印象になってしまうことも。特に猫っ毛の髪質の方は、ボリュームを出すことが難しいので注意が必要です。どうしてもセンターパートの髪型にしたい方は、長めの前髪を作って立ち上がらせながら流すヘアスタイルや、トップにパーマをかけるなどしてボリュームが出るようにしましょう。
ぽっちゃりさんの方の顎ラインの内巻きボブスタイルは、お顔を丸く見せてしまう効果があります。カールが強くなればなるほど、丸い印象を与えやすいので顎ラインのボブスタイルが好きな方はストレートに近い内巻き、もしくは軽い外ハネスタイルがおすすめです。コテ使いに自信がある方はSカールの外ハネなども良いでしょう。
ショートヘアで気をつけるところはもみあげの長さと襟足の長さです。
もみあげが短く襟足の長さも短い場合、顔の輪郭を強調させてしまいます。
正面から見た時にもみあげの長さが顎ラインより下の長さか、顎より短くなる場合は襟足の髪が正面から見える長さがあると輪郭をぼかしてくれますのでお勧めです。
ミディアムヘアやロングヘアで気をつけるところは、ボリュームの出ないストレートスタイルはお顔を強調させてしまいます。
トップにボリュームを出してリップラインあたりで動きをつけてあげると目線がお顔から離れますのでお勧めです。
また顎ラインのカールの強い内巻きボブもお顔を強調させてしまい太ってみえる髪型です。
内巻きにするならあまりカールをつけない自然な内巻きがいいです。
トップにレイヤーを入れて表面は内巻き、毛先は外まきなどで動きをつけてあげると小顔に見せてくれます。
若く見えるヘアスタイルのコツは、ボリュームのバランスにあります。
ボリュームを上部に上げることで、活気がある、若々しいといった若見えが叶う印象になりやすいです。また毛先に動きをつけるとボリュームをコントールしやすくなり立体感が出るので、若々しく、若返って見えるヘアスタイルのポイントになります。
ボリュームが低いスタイルはエレガントさや落ち着きがあるといった印象を与えてくれますが、その反面若々しさが出にくいといったデメリットがあります。若見えを意識したい方は覚えておきましょう!
薄毛をカバーするには、長さを問わずトップにレイヤーを入れて分け目をつけないヘアスタイルがおすすめです。
分け目をつけてしまうとボリュームがなくなり薄毛・地肌が見えてしまいますので、前髪も厚めに作ってあげることで分け目を見せないようにします。
また髪の毛を乾かすときには、根元を立ち上げることを意識してください。マジックカーラーを使ってあげるのも効果的です。
襟足のところをタイトにすることでトップのボリュームを活かせるようになるので、スタイリングでもメリハリを出すようにしてください。
##監修者プロフィール
公文 啓敬
青山、表参道エリアの有名店を経て現在表参道のietto(イエット)でサロンワークをしています。また京都でbeff(ベフ)を三月にオープン。東京、京都、シンガポールの三箇所を拠点に活動。サロンワークを中心に撮影、映画のヘアメイク、講師、執筆、雑誌など幅広くで活動。 その経験を生かし幅広い知識で理論に基づいたに合わせは定評を得ている。