素肌を露出する機会が増える夏本番。
気になるムダ毛の処理やお手入れはどのようにされていますか?
間違った処理をしてしまうと、一時的にはよくても後々肌トラブルの原因になることもよくあります。
そこで、間違ったムダ毛処理をすることで起こる肌トラブルの仕組みを解説していきます。
ムダ毛処理別NGポイント
ムダ毛処理でやってはいけないNGポイントをご紹介します。
1 ムダ毛を抜く
朝のお化粧や身支度のときに気になるムダ毛を毛抜きで抜いている……
という方はいませんか?
毛を抜いてしまうとその後数日間はいいのですが、毛穴が開いた状態のままになっているため、ばい菌などがはいりやすくなり、ニキビや黒ずみのもとになってしまいます。
しっかりと洗ったり保湿ケアができればいいですが、なかなかそんな時間もないという方がほとんどですよね。
毛を抜いてしまうと、その後一定の毛周期によってまた生えてきますのでほんの一時しのぎにしかなりませんのであまりおすすめできません。
2 ムダ毛を剃る

シェーバーやカミソリでかんたんに剃っていませんか?
毛の流れに沿って剃るなど意識的に剃ったとしても、剃った側面がだいたいは斜めに毛をカットすることになりますので、結果的に毛先が太くなりゴワゴワとした毛が伸びてくるようになりますので、これもまた逆効果です。
切れにくくなった古いカミソリを使っていることで、衛生的にも肌トラブルのもとになりやすいので注意しましょう。
また、細菌が繁殖してしまうため、使用後にお風呂場などに放置することは控えましょう。
カミソリの刃は直接皮膚にあたるということだけでも皮膚表面を傷つけてしまうので、敏感になりかぶれや肌あれのもとになります。
どうしてもシェーバーやカミソリでのお手入れがやりやすい!という方は、毛の流れに沿って剃りましょう。
毛の流れに逆らって剃ってしまうと、皮膚を深く切ってしまったりケガのもとにもなりかねません。
3 ムダ毛をカットする
一時的なケアとして毛をカットした場合、カミソリで剃ったときと似たような原理でカットされた毛の側面が太くなりより剛毛になっていきます。
また短くなった毛にはよりスピーデイーに栄養素がまわりますので、伸びる早さもはやまり、結局毛質が硬くなりゴワゴワしていまいます。
4 レーザー脱毛により起こる肌荒れ
レーザー脱毛後に9割の方はお肌に赤みが出ます。
一般的なレーザー脱毛では、毛根に含まれるメラニン色素に反応をする光を照射し、そこで発生した熱エネルギーで毛乳頭にダメージをあたえ、毛を生えにくくする脱毛法が取り入れられています。
照射時に瞬間的に発生する熱エネルギーは、フラッシュ脱毛で約60~70度、レーザー脱毛で200度以上と非常に高熱であるため、脱毛後の毛穴は熱が帯びて軽い火傷を負った状態になります。
そのため、肌の表面に赤みやかゆみ、腫れ、むくみといった症状が出てくるのです。
体のなかでも、顔・ワキ・VIO・すねの部位には施術後特に赤みが起こりやすいため要注意です。
フラッシュ脱毛やレーザー脱毛の光は、メラニン色素が多ければ多いほど強く反応をするため、濃く太い毛の生えている部位であればあるほど赤みが起こりやすくなる傾向にあります。
また、毛が密集している部位も脱毛時に発生する熱がこもりやすくなるため、お肌の表面に赤みや腫れなどの症状が出やすくなります。
もし脱毛後1週間以上赤みが続く場合には火傷の可能性もありますので、すぐにサロンやクリニックへ相談するようにしましょう。
また、レーザー脱毛の際の肌荒れをふせぐには、レーザー脱毛中の日焼けは控えましょう。
日焼けをしてメラニン色素が増えた肌に施術を行うと、脱毛の光が過剰に反応をし肌荒れのもとや火傷を起こしやすくなります。
正しい・おすすめのムダ毛処理方法:除毛クリーム
それでは正しいムダ毛処理法をご紹介していきましょう。
部位別にわけるとこの4パーツくらいがムダ毛処理で気になる部位ではないでしょうか?
- 顔
- 腕 脚
- ワキ
- VIO
顔とVIO以外の部位には、除毛クリームを使って除毛するのが安全です。
除毛クリームというのは、ムダ毛の気になる部分にクリームを塗布し、10〜20分くらい放置をしてコットンなどでやさしくふきとり、ぬるま湯で洗い流すというシンプルな処理になります。
このとき気をつけたほうがいいのは顔のうぶ毛です。
除毛クリームは刺激のある場合もあるので、顔だけは抑毛クリームを夜お休み前の普段のお手入れにプラスするのがおすすめです。
そしてもっとも気になるムダ毛部位と言えば、VIOではないでしょうか?
VIOは、自己流で処理をしてしまうと粘膜を痛めてしまう可能性の高い部位なので、美容皮膚科やエステティックサロンにての脱毛ケアをおすすめします。
ムダ毛処理後のケア方法
適切なムダ毛処理をした後、肌のケアをしっかりすることで肌荒れをおさえることができます。
1 顔
うぶ毛が生えてくるスピードをスローダウンさせることをサポートしてくれる化粧水などでしっかりと保湿をしましょう。
大豆イソフラボンなど女性ホルモンの働きに似ている成分配合のものなどがおすすめです。
2 腕 脚
顔とおなじく、化粧水で水分をたっぷりあたえ保湿クリームで保護していきます。
3 ワキ
もっとも発汗する部位でもありますので化粧水で水分をあたえておきましょう。
4 VIO
皮膚の薄い部位になりますため他部位よりデリケート。
VIO用の化粧水もありますのでしっかりと保湿をしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ムダ毛の処理といっても人さまざまなので、ぜったいにコレ!というより
ご自身のお肌質にあわせた処理法をされてみてくださいね。
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