ヨガマットの選び方

ヨガを始めるにあたってヨガウェアの他にまず必要になるのがヨガマット。
でも、サイズや厚さなど種類がたくさんあって初心者にとっては意外と選ぶのが難しいものですよね。そこで、初心者の方でも安心、ヨガマットの選び方についてまとめてみました。

ヨガマットとは?

ヨガマットとは?

ヨガマットとは、ヨガを行う際、床に敷いて使うマットのことです。もちろん、ヨガを行う為に必ず必要というわけではなく、ヨガマットを敷かず床の上などで直接行うこともできますが、ヨガのポーズには床に膝をついたり、寝転がったりするものも多く、やはりクッション性のあるヨガマットの上で行う方が体への負担もかかりにくく快適にヨガを行えるでしょう。また、グリップ力のあるヨガマットを使うことでポーズの際に滑ってしまうのを防ぐこともできます。

用途に合わせたおすすめヨガマット

自宅で使うのに最適な厚みのあるタイプのヨガマット

自宅で使うのに最適な厚みのあるタイプのヨガマット

自宅でのヨガで使うには、しっかりした厚みのある6mm以上のヨガマットがおすすめです。生地に厚みがあることで長時間ヨガを続けても膝や背中に負担がかかりにくくなります。持ち運びや収納時には少しかさばるので、自宅で空いた時間にゆっくりヨガをするときに。

収納場所を取らない折りたたみタイプのヨガマット

収納場所を取らない折りたたみタイプのヨガマット

使わないとき意外と場所をとってしまうヨガマット。厚みのあるタイプだと丸めても結構かさばって困るということも。
そんな時便利なのが、折りたたみタイプのヨガマット。折りたたんでクローゼットや押し入れの空スペースや、家具と家具の隙間に片付けられるので省スペースです。

また、丸めてもかさばる厚みのあるマットをジムやスタジオに持っていくのにも、折りたたむことが出来るとコンパクトになり便利です。

持ち運びに便利なバンド付きヨガマット

持ち運びに便利なバンド付きヨガマット

丸めたヨガマットを解けないようにして持ち運ぶのに便利なのがヨガマットバンドやホルダー。ヨガマットは買ったけどゴムバンドを買い忘れて持ち運びに不便・・・。ということにならないように、初心者の方にお勧めなのがヨガマットバンドやホルダーがセットになったヨガマット。ヨガマットバンドやホルダーにはデザインや機能にこだわった商品も多数出ていますが、初めて買うならまずはこのタイプがお手軽でおすすめです。

ヨガマット選びのポイント

☆ヨガマットの厚さ

ヨガマットの厚さは1~2mmの極薄タイプから10mmを超える厚いタイプまで様々ですが、用途や使う場所に合わせて選ぶと良いでしょう。

  • ・1~2mm
    極薄タイプで丸めたり折りたたんだりして持ち運びやすく旅行の際にもおすすめ。クッション性にはやや欠ける一方、グリップ性が高く足元がぐらつきにくいため、不安定なポーズもとりやすいというメリットも。
  • ・3~5mm
    標準的な厚さ。適度なクッション性もありながら丸めれば持ち運びにも困らないので、ジムやスタジオ用にも。初心者の方にはおすすめの厚さです。
  • ・6~9mm
    しっかりした厚みがあり、座位や仰向けのポーズでも体に負担がかかりにくくおすすめ。素材によっては重さもあるので、持ち歩くにはあまり向かないかもしれません。
  • ・10mm以上
    かなり極厚タイプ。クッション性が高く床に接する部位が痛みにくいため、動きの多いピラティスなどにもおすすめ。一方、薄いタイプに比べると安定感に欠け、片足で立ったときなどにバランスが取りにくいといったデメリットも。

☆ヨガマットの大きさ・サイズ

ヨガマットの一般的な長さは約170cm。バリエーションも豊富に販売されており、標準身長の女性はまずはこのサイズを選ぶと良いでしょう。
長さ約160cmのコンパクトサイズは、小柄な女性向けや持ち運び用としておすすめ。一方、長さ約180cmのロングタイプは、男性や本格的にヨガに取り組む動きの多い方向けとして支持されています。
ヨガマットの幅は、基本的に61cm~67cmとほぼ違いが無く、選ぶ基準は長さがメインになってきますが、最近では体の大きい女性や男性向け、自宅で広々ヨガを楽しみたい方にも人気の幅広タイプも一部販売されています。

☆ヨガマットの素材

ヨガマットの主な素材として、PVC(ポリ塩化ビニール)・TPE(熱可塑性エラストマー)・EVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー)・ゴム(天然・合成)などがあげられます。
その中で最も代表的で人気のある素材がPVC(ポリ塩化ビニール)。価格も安く、一般的に販売されているため色やデザインも豊富で初心者の方の最初の一枚にはおすすめです。
一方で水洗いできない、汗をかくとグリップ力が落ちるなどのデメリットもありますので、長く使う1枚を選ぶ場合は、値段は上がりますが、水洗いできるEVA素材やグリップ力が高く耐久性のあるゴム素材なども選択肢になるでしょう。