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【体型別】ぽっちゃりさんの
黒コーデ・ダークトーンコーデは
「異素材」「肌見せ」で垢抜ける!
年中使えて、引き締まり効果も期待できる黒コーデ・ダークトーンコーデ。利便性だけでなくおしゃれさも兼ね備えているので、ぽっちゃりさんにとってもなくてはならないコーデのひとつです。
そんな万能の黒コーデ・ダークトーンコーデですが、一歩間違えると「全身が重たく見える」「野暮ったく垢抜けて見えない」といった欠点にもつながるので注意が必要。そこで今回は、ぽっちゃりさんの垢抜け黒コーデ・ダークトーンコーデをご紹介します。
目次
公開日 : 2021.10.8
更新日 : 2022.3.17
黒コーデ・ダークトーンコーデがおしゃれに決まらず野暮ったくなる原因の多くは、組み合わせている素材が単調すぎることがあります。
例えば、厚手のニットに同じく厚手素材の黒パンツを合わせる…などが代表的です。反対に薄手素材だけでまとめるのも実はNG。服地に立体感がなさすぎるのでボディラインが目立ってしまいます。
垢抜けの鉄則は、組み合わせている服の素材にメリハリをつけることです。
厚手のニットを合わせたら、ボトムスは薄く柔らかい素材のスカートを合わせるなど。異素材をミックスするという複雑性がおしゃれさにつながり、黒コーデ・ダークトーンコーデをより垢抜けたスタイルにさせてくれるでしょう。さらにコーデのどこかにモノトーンの柄アイテムが加えるとよりおしゃれさが際立つのでぜひ、お試しを。
全身のコーデを黒・ダークトーンでまとめると、色の特性によって重量感があるように見えます。重そうな印象から脱却するには、少しの“肌見せ”が有効。
部分的に肌を見せると、身につけている服との対比によって“重くるしい”といった印象が軽減されます。また、肌を見せている部分は差し色効果も発揮しているのでスッキリした印象を見せることができるのです。
とはいえ、秋はともかく真冬に足首や手首を出すのは実用的ではありません。冬時期は肌を見せる代わりに、バッグのサイズを小ぶりにする、髪の毛をまとめてコンパクトさを強調するといった、ほかの部分で軽さを演出すると、肌見せ同様に重たい印象が軽くなりますよ。その時の気温に応じて着こなしに工夫してみてくださいね。
大きいサイズ 2点セット(ケーブルフーディカーデ+ニットワンピース)
肩まわり・バスト・二の腕のラインがきになる上半身ぽっちゃりさんは、肉感を拾わない立体的なシルエットのジャケットと相性抜群です。ボトムスはすらっとした脚を表現できるストレッチパンツや、ツヤ感のある黒パンツでスマートに引き締めましょう。
とくにダブルブレストのテーラードジャケットはトレンドアイテムのひとつなので積極的に取り入れるとおしゃれさんに。ボトムスはハイウエストにすると脚長効果と上半身のコンパクト見せ効果どちらも狙えます。
インナーはあえてプレーンなVネックセーター・カットソーを合わせると、ジャケットとのメリハリが出てスッキリ見えます。
もうひとつおすすめのコーデは、オーバージャケット+ジャンパースカートの組み合わせです。
ポイント①のジャケットでも同様ですが、着丈が長いアウターを着る際は、ボトムスは必ず細身のシルエットを選びましょう。ボリュームの出るスカートやバギーパンツだと、場合によっては野暮ったく見えてしまいます。おすすめはIラインのジャンパースカート(なければワンピースでもOK)。
こちらはブルゾンタイプのジャケットですが、落ち感のあるオーバーサイズシルエットが特徴的で、上半身をスッキリ覆い隠してくれます。
ジャンパースカートは胸元に深めのV字ラインがバストラインをスッキリ見せてくれるので、上半身ぽっちゃりさんにはおすすめです。
お尻・太もも・ふくらはぎなどが気になる下半身ぽっちゃりさんの味方となるアイテムは、柄のテーパードパンツ。テーパードパンツとはウエスト周りにタックが入っているパンツで、裾に向かうに連れてスッキリと細くなるシルエットのパンツを言います。
タックがあるのでお尻・腰まわりがパツパツになることがないので安心ですね。
ただ一点注意なのが、タックパンツのゆったりしたシルエットがあらわになると、逆に下半身に視線が集中してしまうという点。シルエットへの視線を分散させるのに有効なのが「柄」なのです。
本来、柄のボトムスは着やせコーデ向きではないのですが、引き締め色の黒コーデ・ダークトーンコーデでは柄パンツを使っても着膨れの心配なく、おすすめできます。さらにアウターを着たり、レイヤードトップスを取り入れたりすればすっきり感が増し増し!
下半身ぽっちゃりさんにおすすめのコーデ2つめは、スリット入りのワンピースを使ったコーデ。秋口はシンプルに一枚で着て、足を部分的に肌見せすると足元がスッキリとしたシャープな印象を与えることができますよ。
とくにおすすめは、スポーツライクなパーカーワンピ。カラーが黒やダークトーンであれば、カジュアルなパーカーも大人シックに仕上がります。お家時間を楽に過ごすこともできますし、カチューシャや靴、バッグなどをこだわればお出かけ用にも。
真冬時期はワンピースのスリットから肌が見えると寒そうなイメージが強くなるため、ミドルorロングブーツと合わせてこなれた印象にすると良さそうです。
大きいサイズ 裏毛ロング丈パーカーワンピース (グランダムール)
全身ぽっちゃりさんにおすすめするのは、モノトーンアイテムに差し色を効かせたコーディネートです。黒は色の影響で重たくなりやすいので、全身を真っ黒にせず一色だけビビッドな色を取り入れて軽快さと洗練さを表現しましょう。
とくに顔まわりに明るい色が入ると、ぽっちゃりさんの持つ可愛らしい印象とマッチして良いですね。
ハイネックのニットのほかにマフラーなどで明るい色を取り入れてもOKですよ。また、黒を選ぶときはグレーが少し混ざったような「オフブラック」だと重量感が軽減されます。ポイントにグレーを使って、全体的にさりげなくトーンアップをはかると完成度の高いコーデに。
黒・ダークトーンコーデは秋冬になると、重たくなりがち。原因はロングコートをはじめとした長さやボリュームのあるアウターのせいです。全身ぽっちゃりさんにとっては、コーデバランスの調整が難しいところですよね。
もし、ロングコートを使った黒・ダークトーンコーデを取り入れる場合は、ボトムスに透け素材を活用しましょう。
アウターにおもたさを感じても、足元まわりに透け感があれば軽やかな印象に繋がります。秋は、ローファーに靴下コーデを楽しんで部分的に肌見せを楽しむのも良さそう。真冬はブーツで暖かさをカバーしつつ今っぽさのあるコーデに仕上げて。
大きいサイズ ミディ丈プリーツスカート(Instagram LIVE着用商品)
ぽっちゃりさんにとって少し難しいと感じる黒・ダークトーンコーデ。ですが、ポイントを押さえれば誰でも簡単に垢抜けコーデが実現できます。
なかでも「トップスとボトムスのボリュームバランスを整える」「差し色を入れる」「薄くて軽い素材を組み合わせる」を意識していれば、まず失敗は防げるはず!
とくに2021年秋冬は黒コーデがトレンドのキーテーマにもあげられているのでぜひ、今シーズンに試してみてくださいね。
##監修者プロフィール
角佑宇子(すみゆうこ)
ファッションスタイリスト&ライター スタイリストアシスタント・パーソナルスタイリストの経験を経て、ファッションコラムを執筆。体型や顔立ちからより良い似合う服を選べるよう着こなし術を紹介している。
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