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<着痩せの神>岡田友梨さん伝授!
秋冬の究極の着痩せ見えコーデ術
公開日 : 2019.12.6
更新日 : 2020.6.4
目次
アスリート体型女子のためのファッションブランド「KINGLILY」デザイナー兼代表である岡田友梨さん。レスリング元日本代表選手という経験を元に自らブランドを立ち上げ、「着痩せ」をテーマにしたさまざまなサービスや活動を展開。その実用的なアドバイスは、SNSやメディアで「着痩せの神」として話題になっています。著書:
「着やせの神」が教える どんな体型でもやせてキレイにみえるコーデの魔法」
今回はそんな「着痩せの神」岡田友梨さんが、Alinomaモデルに着痩せ術を伝授!Alinomaの秋冬アイテムを使った着痩せのコツを詳しく教えてくれました。
二の腕が張っていていかり肩、ウエストとお尻の幅の差が大きいということなさんに、岡田さんが選んだおすすめのコーデがこちら。
では、どうしてこのコーデがいいのか、細かくアイテムを見ていきましょう。
トップスには薄手のVネックニットを。薄手で少し長め丈のものにすることで、ウエストのくびれを生かしつつ腰回りやお尻を隠せます。
ボトムにはワイドパンツ。ウエストとお尻の幅の差が大きい体型だと、太ももやお尻のサイズに合わせるとウエストが余りがちです。そこで、下半身は形を隠せるロングタイプのチェックのワイドパンツを。ウエストのくびれを生かしつつ腰幅とお尻の幅はしっかりカバーしています。
アウターのポイントは、大きめのフード。大きめのフードや襟がついていると肩の近くに立体感が出るので、肩に視線がいきにくくなります。さらに、アウターを着たときにもせっかくのくびれを生かしたいので、アウター自体に元々くびれが入っているデザイン。くびれが入って裾が広がることで、視線も肩から下に落ちるし、ウエストの引き締まりを強調してくれます。生地自体が分厚すぎずハリがあるため、肉感を拾わないのもおすすめです。
フードつきのアウターはカジュアルなイメージがありますが、こちらのアウターは素材やデザインがキレイなので、お仕事でも活用できるコーデ。腰やお尻の幅をカバーしながらくびれを生かすのがポイントです。
しっかりとした肩幅でいかり肩、二の腕が外に張り出しているみずぴすさん。ぽっちゃりさん向けニットワンピの選び方を教えてもらいました。
このニットワンピースの良い点は、大きめのフードがついていて肩と二の腕のつなぎ目に立体感が出るところ。また、袖が開いていることで、肩と腕の丸みに視線がいきにくくなります。
サイドに深めのスリットが入っていることもポイント。タイトな形のニットワンピだとお腹やお尻のシルエットを拾いやすいのですが、スリットが大きく開いていることで前後に生地が動き、横からのシルエットが下にまっすぐ落ちるんです。
さらに大判ストールを軽く羽織ってあげると、体の幅をカットできてスッキリ見えます。アウターなら、中のフードを背中にかぶせてスッキリ合わせられるノーカラーがおすすめです。
深いスリットの部分からチュールスカートを覗かせて、同色系でワントーンのコーデに。デニムパンツを合わせても可愛いですね。ぽっちゃりさんには難しいニットワンピでも、着痩せが叶いました。
腰幅がしっかりしていてお尻と太ももにボリュームがあるEMMAさんに、岡田さんが選んだコーデがこちら。
ではなぜそのアイテムがいいのかを解説していきます。
トップスはブラウス。柔らかい素材は体や下着の段を拾いやすいんですが、ブラウスのようなハリのある素材だと肉感を拾いにくいです。隠すところは隠し、デコルテのラインをキレイに見せるブラウスを選んでいます。
裾が広がっているAラインスカートは、ウエストからおなかの丸みを拾わずに外に向かって広がります。そのためお腹周りがキレイに見えます。
最後に、上半身と下半身の幅の差をキレイに見せるための羽織を合わせます。
こちらのカーディガンは、バックに縦のリブとボタンがあって、さらに気になるお尻をしっかり隠しきれる丈なので、後ろ姿がスッキリ見えるんです。裾が広がるシルエットもキレイです。
着こなし方もポイントで、トップスを出してしまうと白の面積が広くなって一気に大きく見えるので、トップスはインにします。鏡を見ながら自分が一番しっくりくる高さに調整してくださいね。
全体的に気になる横幅をカットしつつウエストの位置を高く見せる、着痩せ足長コーディネートになりました。
二の腕・上半身が気になる方にオススメなのが、衿付きのビッグサイズのジャケット。
こちらを普通に羽織ると、首から肩までの距離が出て、二の腕の丸みも目立ってしまいます。
着痩せ見えコーデのコツは、衿を後ろにひっぱり抜き衿仕様にして、さらに衿を横に倒して首元を広くオープンにすることにより、首と肩先の紺色の面積を小さく・距離を短くして、肩幅を小さく見せて着痩せ見せを作っています。
そうしてできたのがこちらの着痩せ見せジャケットコーデ。
ゆとりのあるアウターで肉感を抑えて、スカートを合わせることで腰幅も小さく着痩せ見えコーデにしています。
腰・お尻・太ももが気になる方にオススメなのが、深めのテーパードパンツ
お尻や太ももが太い場合、お尻に合わせてパンツを選んでしまうとお腹が乗ってしまったり股の部分に生地が入り込んでしまったりします。また、単にパンツを履いただけだと腰やお尻の幅が気になります。
そこで、股上が深くお腹周りに余裕のあるサイズ感のパンツを選びます。さらに丈が長い羽織物で横をカットすることで、身体の中央が縦につながって、足が長く幅が目立たないコーデになります。
そうしてできたのがこちらの着痩せ見せパンツコーデ。
縦長の羽織りもので、腰や太ももやお尻など下半身の横幅を縦にカット。サイドにスリットがあるのでパンツの色味が上の方までつながり、脚長効果も。
いかり肩や二の腕が気になる方にオススメ、コクーンタイプのカーディガン
上半身ぽっちゃりさんの場合、カーディガンは肩のまるみを拾ってしまいがち。さらに首が詰まっていると、背中が丸く大きく見えてしまいます。
コクーンのカーディガンを、しっかりと後ろにひっぱって抜き襟にして肩に引っかかるぐらいで羽織ると、二の腕や肩回りを小さく着痩せ見せできます。後ろからも、首元のレースが見えるだけで背中がスッキリ、抜け感が生まれて着痩せして見えます。
そうしてできたのがこちらの着痩せ見せカーディガンコーデ。
身体の中央部分は帽子から靴まで黒で引き締めつつ、顔周りは白のレースで明るく見せるのもコーデのポイントです。
お腹やお尻のボリュームが気になるぽっちゃりさんにおすすめなのが、お腹周りと上半身をカバーしてくれるようなデザインのアウター。
襟はしっかりと外に倒し、二の腕の張り出しが気にならないように、襟から腕がでているようなシルエットを作ります。さらに真ん中に大きめのVネックを作って顔まわりをスッキリ見せます。
気になるお腹まわりは、硬めの素材、さらにベルトで外側からウエストをマークすることで、肉感が目立たなくなってウエストに引き締まりがでます。裾も広がるので腰回りもしっかりカバーできます。
そうしてできたのがこちらの着痩せ見せアウターコーデ。
ベルトをウエスト高めの位置でしっかり締めると、腰回りの広がりからタイトスカートのIラインが内側に落ちるので、縦長の着痩せ見せに。タイトなシルエットのスカートでバランスが取りやすくなります。
お尻や太ももなど、下半身ぽっちゃりさんにおすすめなのがAラインのロングスカート。
張りがある生地のスカートは体にフィットし過ぎず、しっかり開いたAラインとの対比でウエストが締まって見えるのがポイント。ただ無地のスカートを履くと腰幅が気になるので、同色系のチェックシャツを腰に巻くことで腰幅を狭くし、さらに結んだ袖を落とすことでお腹周りをカバーしています。
さらに首元がVネックに開いたパーカーを選ぶことで、詰まり感を軽減。フードの立体感で肩幅も目立たなくなります。横を向くと、パーカー自体のボリュームで腰やお腹が内側に入って見えるので、より細見え効果があります。
そうしてできたのがこちらの着痩せ見せスカートコーデ。
トップスが黒なので、下に向かって少しずつ明るい色にすることでコーデ全体が重くならい効果があります。
同じアイテムでも、ちょっとした選び方や着こなし方の違いで見え方が断然変わります。「着痩せの神」岡田さんのテクニックを参考に、体型にあった着痩せ見せのコツをマスターしてください!
##監修者プロフィール
colorear編集部
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