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【胸が大きい低身長さん必見】
プロが教える、太って見えない
バランスコーデの作り方
身長が低く、バストにボリュームがある方は普段の洋服選びに苦労されているのではないでしょうか。かわいいなと思う服があっても実際に着てみるとイメージが違っていたり、バストに合わせて大きめの服を選ぶとアンバランスだったりと悩みはつきないかもしれません。
そこで今回はバストにボリュームがある低身長さん向けに、
・胸を目立たせないスタイルアップコーデの秘訣
・季節別のおすすめコーディネート
を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
公開日 : 2021.1.29
更新日 : 2022.11.11
胸が大きい低身長さんがスタイルよく服を着こなすためのポイントは3つです。
そのポイントとは、
・胸を目立たせない素材
・胸がすっきり見える襟(えり)の形
・メリハリのあるシルエット
の3点です。
それでは詳しく解説していきましょう。
2022-23秋冬は、チェック柄やビックカラーのトップス、キルティング素材などがトレンドインしています。中でも胸が大きい低身長さんにおすすめなのは、チェック柄のアイテム。上半身にボリュームのある方は、カモフラージュ効果の高い大きめのチェック柄を選んですっきり仕上げると、胸の大きさをカバーできます。
季節感のあるネル生地のチェックシャツは、秋冬らしさとトレンド感の両方を兼ね備えた今だけのオシャレを叶えてくれます。胸が大きい低身長さんは、こちらのような直線的な規則正しい大きな目のチェック柄が◎。ジャストサイズでシンプルに着こなすのが、すっきり仕上げるポイントです。ボトムスは畝を無くした今期大注目のリブレスコーデュロイスカートで今っぽく。ショートブーツを合わせて足元に抜け感を出すと、バランス良くスタイルアップしますよ。
バストの大きさが目立ちにくい素材は「ハリ感のある素材」や「とろみ素材」です。Tシャツなどによくみられる伸縮性のあるカットソー素材は着心地がいい反面、身体にフィットするためバストが強調されてしまいます。
一方、シャツやワンピースに使われるハリ感のある素材なら、胸が悪目立ちしません。理由はストレッチ性がないので服と体のあいだに空間が生まれるからです。
シフォンやポリエステルなどのとろみ素材はサラっとした質感がバスト周りをふんわりカバーしてくれ、冬ならぴったりサイズ感以外のニット素材もふんわりカバーしてくれるのでおすすめです。
ハリ感のあるコーデュロイのシャツワンピース。コーデュロイはボリュームが出そうで苦手というグラマーさんも多いかもしれませんが、こちらのコーデュロイは畝が細く着膨れしにくいタイプ。胸周りをふんわりカバーしつつ、華奢見えも叶えてくれます。秋冬らしい素材なので、暖かい裏起毛のレギンスと合わせて季節感たっぷりに着こなしましょう。
コーデに悩まず即スタイリングがオシャレにキマるニットとニットパンツのセット。今期はこちらのようなニットのセットアップもトレンドインしています。バスト大きいさんがニットをスタイルよく着こなすポイントは、柄とシルエット。視線を誘導する存在感のある色合いのハッキリした柄で、胸を強調しないほどよくゆとりのあるシルエットを選びましょう。
バストラインをカバーする、ゆるふわシルエットのニットとチェックのフレアパンツのトレンドコーデ。旬のショート丈ニットに白シャツを重ねた今年らしいスタイリングです。シャツやチェック柄にフォーカスポイントを分散させて胸から視線をそらすとともに、メリハリの効いたレイヤードで立体感を出し、低身長さんのスタイルをすらっと見せています。
大きいサイズ ショート丈モザイク柄ボリュームニット
パリッとしたシャツは胸が強調されず、ハンサムに着こなせます。トレンドのゆったりとしたサイジングは、シャツでもコンサバになりすぎず、程よい抜け感をプラスしてくれます。ひざ上丈のショートパンツと合わせれば、大人のカジュアルシーンにぴったりです。
やわらかな着心地のとろみ素材は、ノーストレスなうえに胸のボリュームを目立たせず、ストンとしたシルエットを作り出します。ワンピースはパンツをレイヤードさせると、よりヘルシーな雰囲気に。爽やかなグリーンのワンピースと白のパンツは、夏にぴったりの組み合わせです。
大きいサイズ レーヨン100%薄軽柔らか5分袖ワンピース
【2023年】胸が大きいのが気になる…!グラマーさんにおすすめのオフィスカジュアルコーデ
胸元をさわやかに演出するには、襟(えり)の形がキーポイントです。深いVネックだとセクシーになりすぎてしまいますし、詰まりすぎると逆に太って見えてしまいます。
そこで胸が大きい低身長さんにおすすめなのが「浅いVネック」や「ボートネック」です。鎖骨くらいの浅いVネックはデコルテまわりがすっきりして、視線を胸元から首元に集めることができます。
ボートネック(浅く横に広いネックライン)は、露出を抑えながらも女性らしい雰囲気になるので使い回しがしやすい形です。
Vネックから上品なレースがのぞくレイヤード風のデザインニット。体のラインが出やすい網目の細かいニットですが、首元に視線を集めるとともに、ドロップショルダーでゆったり着こなせるのでバストの悪目立ちが防げます。広がりすぎないプリーツスカートを合わせてすっきり着こなしましょう。
クルーネックのニットプルオーバー。クルーネックも首元が詰まりすぎていなければ、すっきりして細見えします。こちらのような網目の大きいざっくりしたニットなら、胸のラインがわかりづらくグラマーさんも安心。髪をまとめるなどのヘアアレンジで、よりさわやかな印象に仕上げましょう。
胸のボリュームを控えめに見せてくれるダークトーンの花柄ワンピ。ウエスト部分がシェイプされているので、ワンピーススタイルでも妊婦さんのように見えずメリハリが作れます。足元は白で軽さを出すのがおすすめ。春先はショートブーツ、夏場はサンダルで抜け感を演出しましょう。
揺れ感のあるフレア袖が上品さを醸し出すブラウスコーデ。横に広く開いたボートネックは、かがんでも胸が見えにくいので安心。女性らしいピンクは、チェックの七部丈パンツを合わせて柔らかい雰囲気のスタイリングに。
大きいサイズ 汗じみしにくい袖シフォンカットソー
身長の低いぽっちゃりさん向けにコーデのコツはこちらも参考に>>
胸が大きい低身長さんがバランスを取るためには、できるだけ「細く」「長く」見せることが大切です。そのためコーディネートを考える際には、メリハリのあるシルエット作りが重要です。
・トップスをふんわりとさせたら、ボトムスは細身で引き締める
・羽織ものを活用してIラインシルエット作る
・3首(首・手首・足首)を見せる
などメリハリを意識したコーディネートを組んでいきましょう。
それでは、以上のポイントを踏まえたコーデをご紹介していきます。
キーネックのティアードブラウスでトップスをふんわりさせ、ボトムスを黒のスリムパンツで引き締めたメリハリコーデ。トップスにボリュームがある分、ボトムスをコンパクトにまとめるとバランスが取れて身長の低さがカバーできます。首元に縦の切り込みが入ったキーネックは、デコルテをきれいに見せて胸元から視線をそらしてくれる効果も。
大きいサイズ 刺しゅうティアードブラウス(FIFTH)
ロング丈のニットカーディガンでIラインシルエットを作ったメリハリコーデ。バストをふんわりカバーするとともに全体を細く長く見せて、胸が大きい低身長さんのスタイルアップを叶えています。ボタンを閉じてワンピース風に着るのも可愛いですが、低身長さんは前を開けて羽織った方が縦のラインが強調されてすらりと見えます。
大きいサイズ ロング丈ヘリンボーンニットカーディガン(グランダムール)
首・手首・足首の3首を見せたメリハリコーデ。首回りがほどよくあいたVネックニットは、デコルテラインに視線を集めてバストのボリュームを感じさせません。首元と袖口と裾が配色デザインになり、視線を散らしているのも胸を強調させないポイントです。テーパードパンツで引き締めて足首を見せることで、すっきりした印象に仕上げています。
大きいサイズ Vネックニット miclat
寒い季節に起きてしまいがちなのが着膨れ問題。特にバストにボリュームがある低身長さんは、気をつけないと実際のサイズ以上に大きく見えてしまう可能性があります。
そこで秋冬コーデでおすすめするのは、ふわぴたシルエット or Iラインシルエットです!
今年らしい前後差のあるゆるシルエットのシャツワンピースと細身のデニムで、ふわぴたシルエットを作ったメリハリコーデ。ストライプのシャツワンピースは、胸が大きい低身長さんの体を細く長く見せてくれるアイテム。ぴたっとしたボトムスと合わせることで細見え効果を高めています。
大きいサイズ しわになりにくい素材お手入れ簡単!シャツチュニックワンピース
トレンドのニットのセットアップ。ストンとしたIラインシルエットは着るだけですらっと見え、すっきりしたクルーネックなのでバストの大きさも気になりません。ボリュームの出やすいニットは丈が長すぎると野暮ったく見えてしまうので、身長低めのバスト大きいさんはヒップラインよりも上の短め丈がおすすめです。
Vネックのジャンパースカートも着膨れを回避できるアイテム。黒のニットなど引き締め効果のある色と組み合わせ、バッグや靴も黒で統一すればよりすっきりした印象に。靴はブーム再来のロングブーツを合わせると、グッと今年らしいスタイリングになります。
シャツワンピースはバストが気になる低身長さんにおすすめのアイテム。
パリッとした素材はバストのボリュームを緩和してくれます。襟元のボタンを1、2個はずすことで顔まわりや胸元がすっきりして見えますよ。
女性らしいボートネック(横に広いネックライン)は体のラインを拾いすぎない便利アイテム。
タイトスカートは低身長さんでもバランスが取りやすいのでおすすめです。スカートの丈より少し短いロングカーディガンを羽織れば低身長さんでもスタイルよく着こなせます。
Vネックのコートは着るだけでIラインシルエットが作れる低身長さん向きのアイテムです。中に着るニットも浅めのVネックを選べば、さらに着やせ効果間違いなし!
ロングコートにボリュームがある分、ボトムスはタイトスカートや細身のパンツを選んでみてください。
バストにボリュームがあると敬遠されがちな重ね着ですが、視覚効果をうまく使えば着やせが可能です。中に重ねるニットをVネックにしたり、ブルゾンを襟つきのものにしたりすることで、目線が上がりスタイルUPにつながります。
寒さが厳しい日は無理に首元を出さずに重ね着テクニックを味方につけましょう。
コート以外の色をワントーンカラーでそろえると低身長さんでも、すらっとして見えます。
特にダーク系の濃い色は淡い色に比べてバストも目立ちにくいカラーなのでおすすめです。使う色を少なくすることで、おしゃれ上級者に見える着こなしのテクニックです。
春夏シーズンは薄着が多くなる分、胸が目立ってしてしまいがちです。バストを自然にカバーしてスタイルよく見せるには素材感と首元がキーワードです。
ストレッチが効いている素材より、
・パリッとした綿素材(シャツ、ブラウス)
・しっかりした地厚の素材(デニムなど)
・サラっとした落ち感のある素材(ブラウス)
などを選んでバストを自然にカバーしましょう。
薄い生地のトップスが増えるこれからの季節、胸のシルエットが悪目立ちしがちです。ですが、適度に厚みのあるパーカー素材なら、グラマーさんの胸の大きさをカモフラージュしてくれるのでおすすめ。カジュアルなパーカーも、レオパード柄のプリントボトムスと合わせれば、程よく大人な着こなしに。まだらなドットのレオパード柄は軽さのあるプリント柄なので、小柄さんでも軽やかに着こなせます。
トップスがレイヤード風でウエスト部分に切替があるため、自然とウエストができる形になり、低身長さんでもメリハリのある着こなしになります。
フリルやレースなどの甘めブラウスが着たくても、グラマーさんにとっては胸が窮屈だと感じる時もありますよね。そんなときは少し体が泳ぐくらいの、ゆったりしたブラウスを選びましょう。女性らしいピンクを選べば、シルエットはシンプルでも女性らしいコーデが作れます。小柄さんは、前だけウエストインすることでウエスト位置が高く見え、デニムの裾を少しロールアップして足首を見せるとバランス良く着こなせますよ。
スケルトンのクリアバッグがポイントの清涼感あるコーデ。水色のブラウスは寒色カラーなので、胸のボリュームを抑えて見せてくれる働きがあります。同じく寒色系のネイビーをパンツで合わせて、全身をスッキリ見せれば着痩せ効果バツグンです。
低身長さんとスッキリラインのクロプト丈パンツは好相性。上半身と下半身のバランスがとれてIラインとなりスッキリした着こなしができます。
「無地のトップスだと上半身が大きく見えてしまうのでは…」と心配な方は、レースのブラウスがおすすめです。袖まわりや裾に透け感があるため目線が散らばり、胸から視線をそらしてくれます。涼しげなミントカラーのパンツを合わせれば、レースの上品さが引き立つコーデに。小さいさんでもサラリとした軽めのパンツを選べば、ワイドパンツも重たくならないのでおすすめです。
今回はバランスが難しいと言われる胸が大きい低身長さん向けのバランスコーデのポイント、アイテムの選び方を解説しました。
胸が大きい低身長さんは、ファッション面で不利に感じることがあるかもしれませんが、かわいらしさとセクシーさを兼ね備えた魅力がチャームポイントでもあります。
ぜひ素材やシルエットを工夫して、ご自身のチャームポイントを生かしたファッションを楽しんでくださいね。
##監修者プロフィール
山田 ハナ
ファッションが昔から大好きだけどぽっちゃり・おチビ・肩幅しっかりがコンプレックスだった。試行錯誤した結果、骨格診断とパーソナルカラーに出会い等身大の自分でおしゃれが楽しめるように。骨格スタイルアドバイザー2級。
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